川口市は多くの有名人を世に送り出しました。今回はその多くの中から12名をピックアップしてご紹介いたします。いずれの有名人も多くの実績を残し、あるいは現在進行形で活躍しています。次の項目では、どのような有名人が川口市にゆかりがあるのかを解説していきます。
埼玉県・川口市出身の有名人を紹介!
あのミュージシャンから殿堂入りの元プロ野球選手まで
川口市には、60万人を超えるほどの多くの人々が生活しています。多くの人々がいるということは、それだけ有名人の数も多くなり、川口市も例外ではありません。そこで今回は、川口市出身で川口市にゆかりのある有名人をご紹介していきます。世界からも高い評価を得たあの人も川口市の出身ですので、ぜひ最後までご覧ください。
■川口市から全国へ、世界へ
■分野別!川口市出身の有名人12名!
川口市出身の有名人の活躍は多岐にわたっています。そこで、次の分野別に有名人を分類し、それぞれの分野の有名人をご紹介していきます。
☆アスリート:さまざまなスポーツで実績のある有名人
☆ミュージシャン・タレント:アーティストや芸能人の有名人
☆文化人:日本の文化に貢献した有名人
☆アナウンサー:日本のメディアの顔として活躍するアナウンサーの有名人
それでは、アスリートからご紹介いたします。
☆アスリート
川口市出身で、スポーツ界で多くの実績を残した次の有名人がいます。
●斎藤雅樹さん
●石井義人さん
●ブル中野さん
こちらのアスリートたちについて解説していきます。
斎藤雅樹さん(元プロ野球選手)
読売ジャイアンツのエースとして活躍し、現在は野球解説者としても知られている斎藤雅樹さんも川口市出身の有名人です。
シーズン最多完封回数の日本記録も持っている大投手であり、ピッチャーで最も優秀な人物に贈られる沢村栄治賞を3回も受賞しています。そんな斎藤さんは高校まで川口市にいました。最初に入った川口市内のチームでは、キャッチャーをしていたという意外な過去もあります。
石井義人さん(元プロ野球選手)
横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)を始め、埼玉西武ライオンズ、読売ジャイアンツでも活躍したバッターで、野球指導者の石井義人さんも川口市出身です。
小学生の頃は、地元の前川バンビーズに所属し、活躍していました。後年「バットをテニスのラケットのように使える選手」として知られるようになった石井さんも、小学生のころの経験が生きているのかもしれません。
ブル中野さん(元女子プロレスラー)
日本人で米国のWWF世界女子王座を初めて獲得するなど、実力派の女子プロレスラーとして知られていたブル中野さんも川口市出身です。現在は、美人ママとして飲食店経営をしています。川口市にいた頃は、プロレスファンの母の影響でプロレスを見て、プロレスを応援していたそうです。ちなみに、川口市立芝東中学校時代は水泳と柔道(埼玉県大会で2位を獲得)を掛け持ちしながら、女子プロレスの練習生もこなすなど、スポーツ女子として鳴らしていました。
☆ミュージシャン・タレント
川口市はミュージシャンやタレントも多く輩出しています。ここでは次の有名人に注目してご紹介していきます。
●星野源さん(シンガーソングライター、俳優)
●CHARAさん(ミュージシャン、女優)
●大場久美子さん(女優)
星野源さん(シンガーソングライター、俳優)
星野源さんは、アーティストとしても俳優としても活躍し、ドラえもんの主題歌を歌い、人気ドラマにも多数出演しています。
そんな星野さんは埼玉県蕨市出身ですが、引っ越して小学校以降は川口市で過ごしました。小学校時代のエピソードはほとんどないものの、川口市内にあった川口駅前のイトーヨーカ堂のテナントとして入っていたLAOX(家電量販店)によく通っていたそうです。そのことを考えると、かなり身近な存在に感じてしまいます。
CHARAさん(ミュージシャン、女優)
日本のミュージシャン、女優、音楽プロデューサーとしても活躍するCHARAさんも川口市出身です。中学校頃までは地元川口市の学校に通学していたようで、その後上京しました。川口市内の小学校に通っていた頃から作曲を始めていて、すでにCHARAというニックネームがついていたというので、音楽の原点は川口市にあるのかもしれません。
大場久美子さん(女優)
女優以外にも、歌手や心理カウンセラーとしてマルチな活躍をしている大場久美子さんも川口市の出身です。
埼玉県の旧鳩ケ谷市(現在は川口市)の出身で、中学校までを市内で過ごしました。中学生の頃から「劇団フジ」に入り、子役として活動していましたが、芸能界入りのきっかけは友人が応募したオーディションというのが驚きです。川口市民の友人がいなかったら、今の大場さんもいなかったかもしれません。
☆文化人
川口市は多くの文化人も輩出しています。芸術や演劇、さらにはゲームなどのサブカルチャーにおいても貢献した方が少なくありません。そんな川口市出身の主な文化人として、次の3名をご紹介いたしましょう。
●蜷川幸雄さん(演出家)
●飯塚隆さん(ゲームクリエイター)
●羽川珍重さん(浮世絵師)
蜷川幸雄さん(演出家)
映画監督や演出家、俳優として多大な影響を与えた蜷川幸雄さんも川口市出身です。実家は市内の洋服店で、父親はかつて川口オートレース場のオーナーだったそうです。かなり裕福なご家庭だったのかもしれません。家庭教師を迎えて一生懸命勉強していたようで、その家庭教師の中には、後に立教大学の総長になる方もいたそうです。川口市でそれだけ勉強を頑張ったので、世界的な演出家となれたのかもしれません。
飯塚隆さん(ゲームクリエイター)
飯塚隆さんは、ゲーム業界では有名な方です。飯塚さんを知らない方でも、ソニック・ザ・ヘッジホッグはご存知でしょうか。このソニックを世界的なゲームに成長させた仕掛け人とも言えるのが飯塚さんです。川口市内でのエピソードは伝わっていませんが、川口市内のゲームセンターでゲームに熱中していたのかもしれません。
羽川珍重さん(浮世絵師)
江戸時代の方ですが、羽川 珍重(はねかわ ちんちょう)さんも川口市出身です。特に風俗人物絵を得意として、多くの浮世絵を世に送り出しました。川口の風景を描きながら、絵の基礎を学んでいたのかもしれません。
☆アナウンサー
川口市は東京に近いこともあり、テレビ局関係者も多く誕生しています。そんな中、川口市出身者にアナウンサーも多く、次の3名が特に有名です。
●森麻季さん(フリーアナウンサー・元日本テレビ)
●小見誠広さん(NHKアナウンサー)
●内田敦子さん(フリーアナウンサー)
この3名について、見ていきましょう。
森麻季さん(フリーアナウンサー・元日本テレビ)
「ズームイン!!SUPER」や「キユーピー3分クッキング」のアシスタントでよく目にした森麻季さんも川口市出身です。一時期、朝の顔として日テレ系の朝番組すべてに出演してきた森さんですが、現在はフリーアナウンサーや2児のお母さんとして活躍しています。テレビ番組では川口市のすばらしさをアピールするなど、川口愛にあふれた発言を多くしています。
小見誠広さん(NHKアナウンサー)
NHKのシニアアナウンサーとして、いぶし銀の活躍をする小見誠広さんも川口市出身です。全国のNHKの支局を回り、東京でも活躍していました。四国を中心に活躍しており、四国の顔として現在も精力的な姿を見せる小見さんの座右の銘は、「不動心 当たって砕けろ」です。川口市での体験が、この座右の銘へとつながったのかもしれません。
内田敦子さん(フリーアナウンサー)
BS放送局を中心にさまざまな報道番組に出演し、競馬中継でもおなじみである内田敦子さんです。サブカルチャーにも造詣が深く、多くのイベントにも出演し、多方面で活躍しています。東京から近い川口市だったからこそ、そういった文化にも触れやすかったのでしょう。
■まとめ
川口市はこれからも有名人が多く出る?
川口市は、スポーツ選手からミュージシャン、演出家まで多種多様な才能ある人物を輩出しています。東京から地理的にも近いという特徴から、テレビなどのメディアで活躍する方も少なくありません。そんな川口市は、これからも多くの魅力ある有名人を輩出してくれることでしょう。