15年ほど前は、最も多くの質問が寄せられた質問ですね。最近は、固定金利タイプと変動金利タイプの金利差が1%以下なので「どちらを選んでも大して変わりないよね」と、固定金利を選ぶ方が多いように感じられます。大変重要な選択ですが、選択するための「情報が少ない」のと「わかっている方が少ない」ために、最後の最後まで結論が出せない、というケースが大変多いのです。
仮に銀行で相談するとしても、答えは大体…
・「将来のことはわからないので、固定金利が安心なのではないでしょうか?」
・「お子様の教育費を圧迫されないように固定金利で家計管理する方が多いようです…」
という対応でした。
正確でわかりやすい資料が存在しないため、納得のいく判断ができないのだと思います。これは伝統的な悩みなので、現在、住宅ローンを組んでも不安に思っている方は多いのです。
以前、川口市のリリアで住宅ローンセミナーを開催したことがあります。
その時の参加者さんはほとんどが、既に住宅ローンを組んでいる世帯だったのは印象的ですね。
「本当に変動金利で良かったのか?」と不安を抱えながら返済している世帯は少なくないのです。