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2023/08/28

さいたま市浦和区は
子育てしやすい?
浦和で子育てをするメリットや子育て支援を紹介

さいたま市浦和区は教育環境がよく、子育てしやすい街としてファミリーに人気があります。子どもの教育のために、浦和への引越しをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、さいたま市浦和区で子育てするメリットや子育て支援制度について解説いたします。引越し先として浦和が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

さいたま市浦和区は<br />
子育てしやすい?<br />
浦和で子育てをするメリットや子育て支援を紹介

■さいたま市浦和区はどんな街?

さいたま市浦和区は、埼玉県庁や埼玉県警などが所在する、さいたま市の中心的な街です。県立近代美術館やさいたま市立中央図書館、さいたま市青少年宇宙科学館などもあり、名門の高等学校も多く、教育や文化に関する施設が充実しています。公共交通機関に関しては、JR「浦和駅」「北浦和駅」「与野駅」の3駅があり、複数路線が乗り入れているため、通勤や通学に便利です。また、浦和駅周辺は大型の商業施設が多いため、買い物にも困りません。

子育て世帯には治安の面が気になるところですが、埼玉県警が発表している人口1,000人あたりの犯罪率は令和5年6月末現在で2.6件と、治安の面でも安心です。

【参考】埼玉県警「市区町村別認知件数・犯罪率(令和5年6月末)・暫定値

 

◎浦和区の子どもの人口

浦和区の人口は168,522人で、15歳未満は全体の14%にあたる23,585です(2023年4月10日現在)。

【参考】さいたま市「さいたま市の町(丁)字別・年齢別人口<分析ツール>

 

◎浦和区の保育・教育施設

浦和区には幼稚園が13園、小学校が13校、中学校が5校、高校が5あります。(2021年度)

【参考】e-Stat 政府統計の総合窓口

共働きの家庭では保育所の状況が気になりますが、さいたま市は、厚生労働省の「保育所等利用待機児童数調査要領」に基づく2023年4月1日現在の保育所利用待機児童数が、前年度に引き続き0人です。

さいたま市は、2023年4月利用申し込みにおける申込者数や利用者数が過去最多となりましたが、認可保育所や認定こども園、小規模保育事業など多様な保育の受け皿設備を進め、保育コンシェルジュなどによるきめ細やかな相談支援に取り組んだため、待機児童0人を維持しています。

2023年度も保育需要の増加が見込まれているため、引き続き認可保育所や認定こども園の整備を進め、多様な保育の受け皿確保に取り組んでいます。

【参考】さいたま市「(令和5年4月27日発表)令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について

 

◎文京地区

さいたま市浦和区は、名門校が多数集まる文京地区です。埼玉県立浦和高等学校や埼玉県立浦和第一女子高等学校など、東京大学への合格者を多数輩出する公立の進学校があります。また、さいたま市立浦和高等学校は中高一貫校で、勉強だけでなくサッカーの強豪校としても有名です。

浦和区には13の小学校がありますが、小学校もレベルが高いと評判です。たとえば常盤小学校や本太小学校、高砂小学校、仲町小学校など、教育熱心な家庭に注目されている小学校も多数あります。小学校のお受験をお考えの方もいらっしゃるでしょうが、さいたま市浦和区には、埼玉大学教育学部附属小学校があります。


■さいたま市浦和区で子育てをするメリット

さいたま市浦和区で子育てをするメリットには、次のことが挙げられます。

 

☆進学校が多い

さいたま市浦和区は、文教都市として知られています。男子校の埼玉県立浦和高等学校、女子高の埼玉県立浦和第一女子高等学校は、大宮区の埼玉県立大宮高等学校とともに、「埼玉県立御三家」と呼ばれるほど学力の水準が高い高校です。

浦和高等学校は、毎年東京大学に多くの合格者を輩出するほどレベルの高い進学校です。浦和第一女子高等学校も、東京大学や京都大学などの国公立大学や難関私立大学に多くの合格者を出しています。埼玉県内にはほかにも名門の高校が多数ありますが、公立の進学校を目指したい方にとって、浦和は魅力がある街です。

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☆大きな公園が多い

浦和には大きな公園がいくつもあります。なかでも大規模な駒場運動公園は、サッカースタジアムや補助競技場を併設し、夏には屋外プールを利用できます。北浦和公園は、JR京浜東北線「北浦和駅」西口より徒歩3分の大きな公園です。埼玉大学移転に伴い跡地に作られた公園で、園内には県立近代美術館や音楽噴水、彫刻広場、自由広場などがあります。

常盤公園は、2022年に改修工事が終わりました。ボール遊び広場ができたため、子どもたちが安心してボール遊びをできます。芝生広場やブランコ、すべり台などの遊具があり、トイレにはおむつ替え台もあるので、小さなお子さんを連れて遊びに行きやすいでしょう。

浦和駅から徒歩約8分の調公園は、浦和レッズの選手が毎年必勝祈願に訪れる調神社に隣接しています。園内には滑り台やホッピング遊具などや大人が利用できる健康器具も設置され、トイレもあるのでゆっくり遊びたいときも安心です。

この他にも浦和区には遊具が設置された公園が多数あるので、小さなお子さんを外遊びさせる場所には困らないでしょう。

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■さいたま市浦和区の子育て支援

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さいたま市は子育て支援が充実しています。どのような支援制度があるか確認しておきましょう。

 

<子育て支援医療費助成制度>

さいたま市では、0歳から中学校卒業前までの子どもの医療費の一部負担金を助成しています。保険証と受給資格証を医療機関の窓口で提示すれば、窓口での一部負担金の支払いが不要です。中学校卒業まで医療費がかからないので、子育て中のファミリーにとってはとても有難い制度といえるでしょう。

 

<パパママ応援ギフト>

さいたま市では、経済的支援と伴走型相談支援を一体化した出産・子育て応援事業を実施しています。その中で出産育児関連用品の購入や、子育て支援サービス利用時の費用負担を軽減するため、「パパママ応援ギフト(出産・子育て応援給付金)」を支給しています。

対象となるのは、申請時点でさいたま市に住民票があり、次に該当する方です。

●パパママ応援ギフト(妊娠分):令和5年2月1日以降に妊娠届出を出した妊婦の方

●パパママ応援ギフト(出生分):令和5年2月1日以降に出生した児童の養育者の方

妊娠分は妊婦1人あたり5万円、出生分は児童1人あたり5万円です。双子の場合は妊娠分が5万円、出生分が5万円×2となります。妊娠分と出生分のそれぞれ申請が必要です。

 

<パパ・ママ応援ショップ優待カード>

さいたま市は埼玉県と共同で、「パパ・ママ応援ショップ優待カード」を子育て世帯に配布しています。優待カードを協賛店舗で提示すると、割引や無料サービスなどの特典が受けられます。

対象となるのは、妊娠中の方がいる世帯か、18歳に達して最初の3月31日を迎えるまでのお子さんがいる家庭です。優待カードはスマートフォンアプリでも利用できます。協賛店舗には、パパ・ママ応援ショップの目印となるステッカーが貼られています。

 

<ブックスタート>

さいたま市は、赤ちゃんに絵本をプレゼントしたり、読み聞かせのアドバイスをしたりするブックスタート事業を実施しています。対象は市内に住所を有する満1歳までの乳児です。

令和5年3月31日までに生まれたお子さんには、4ヶ月児健診の通知の中に絵本の引換券が入っているので、単独型子育て支援センターで絵本をプレゼントしてもらえます。令和5年4月1日以降に生まれたお子さんは、さいたま市が実施する産婦・新生児訪問またはハローエンゼル訪問の際に絵本のプレゼントがあります。

 

<さいたま市送迎保育ステーション>

さいたま市は、共働きの家庭でも幼稚園を利用しやすいように、駅周辺など利便性の高い地域から周辺の幼稚園に子どもを送迎する拠点となる送迎保育ステーション事業を、2022年4月よりスタートしました。

朝は、園バスが来るまで送迎保育ステーションで子どもを預かってくれます。夕方は、園バスが送迎保育ステーションに到着し、保護者のお迎えまで預かってもらえるので、共働きの家庭も幼稚園を利用しやすくなるでしょう。

「送迎保育ステーションうらわ」は、JR浦和駅西口から徒歩約3分の浦和センター保育園に併設しています。駅から近いので、電車通勤の方は利用しやすいでしょう。


■まとめ:さいたま市浦和区は子育てしやすい街

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さいたま市浦和区は、子育て支援や教育・文化施設が充実した子育てしやすい街です。中学校卒業まで医療費の窓口支払いが不要になる「子育て支援医療費助成制度」などがあるため、子どもがいる家庭への支援が手厚いことが魅力です。高校は男子校、女子校、共学ともに進学校が多く、小学校もレベルが高いといわれています。国立小学校もあるため、お受験を考えている方にも魅力があるでしょう。

公共交通機関は複数の路線が乗り入れているため、通勤や通学にも便利です。また、浦和駅周辺には商業施設が多く、浦和パルコの8Fには大きな図書館もあります。浦和駅から近いので気軽に利用できるでしょう。

子育てしやすく、教育環境が整った街への引越しをお考えの方は、さいたま市浦和区を検討してはいかがでしょうか。