日々の生活の中でキッチンは大切な場所のひとつ。調理の場としてだけでなく、家族とのコミュニケーションの場にもなります。キッチンは機能性によってスタイルも違い、対面式のアイランドキッチンや壁付スタイルなど、ライフスタイルや生活動線に合わせたキッチン選びが大切です。どのスタイルにもメリット・デメリットがありますが、主な特徴を上げてみましょう。
■対面式キッチン
【メリット】
・家族と会話をしながら調理ができる。
・子供や高齢者の様子が分かる。
・シンク前のカウンターで、料理の配膳がしやすい。
・来客時に会話をしながらお茶や料理の用意ができる。
【デメリット】
・リビングからキッチンが丸見えになる。
・料理のにおいや音がリビングに広がりやすい。
■非対面式キッチン
【メリット】
・料理に集中できる。
・シンク前の壁によって、水はねや油はねが気にならない。
・配置によっては、キッチンが見えないため来客時にも気にならない。
【デメリット】
・子供や高齢者を見ながらの作業はできない。
・背を向けて家事をするため、分離された感がある。
いかがでしょうか?好みはあるかと思いますが、対面式は作業中も家族の様子が見えるため、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭では、安心感のあるレイアウトとなります。一方、非対面式の場合、壁側を向いての作業となるため調理に集中できて、空間としての独立性を保つことができます。ただ、小さなお子さんや高齢者がいる場合、その様子がわかりづらく不便さを感じる場面もあるかもしれません。