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2021/12/05
暮らし

初めてのイルミネーション〜初心者でも上手に演出する方法

冬の夜、色とりどりの光のドラマで優しい気持ちにさせてくれるイルミネーション。クリスマスに向けて、あるいはもっと長い期間、多くの人の心をホットにしてくれる明かりの演出に、今年はあなたもチャレンジしてみませんか。ここでは、イルミネーション初心者でもわかる基本的な知識についてご紹介します。

初めてのイルミネーション〜初心者でも上手に演出する方法

初心者でも上手に飾る方法

初めてイルミネーションを設置する場合、あまりたくさん飾るのではなく、2~3種類に絞って飾ると良いでしょう。最近は手軽に美しく飾れるイルミネーションとして、3Dモチーフやプロジェクターが人気なので、これらを組み合わせるとより一層ワクワク感が高まります。イルミネーションを上手に飾り付けるには、動きのあるライティングや色味が多い所と少ない所を分けるなど、設置場所によって飾りつけ方を変えると良いでしょう。一ヵ所に片寄らずにバランスよく配置するのがポイントです。

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玄関や外壁、窓辺の飾り方

玄関の飾り付けは、ドアにガーランド(ミニブーケやアレンジメントを紐でつないだもの)を吊るしたり、ストリングライト(多くの電球が銅線で連なったもの)を組み合わせたりして演出。プロジェクターを使った演出も効果的です。モチーフやランタンライトを併せて設置するとより楽しくなります。フェンスや外壁もカーテンライトを吊るしたり、フェンスに沿ってストリングライトを設置したりといろいろ楽しめます。窓辺での飾り方は、室内から電源を取れるので簡単に設置できます。またイルミネーションをカーテンに吊すと手軽にライトアップができてお勧めです。

 

樹木や柱への飾り方

樹木や柱での飾り付けは、ストリングライトを巻くのが一般的です。1~2mの木には、らせん状に巻くとクリスマスツリーのように見えます。枝の多い木は、枝に沿うように巻いていくと美しくライトアップできます。樹木そのものをライトアップするのも良くある方法です。

 

設置するのに便利な小道具

イルミネーションの設置には便利な小物を使うのがお勧めです。樹木に固定するならビニールタイ、吊すならフックが便利なので活用してみましょう。ビニールタイはカッターが付いているため、いろいろなイルミネーションを固定するのに便利。フックタイはやゴムで覆われているため、植物を傷めずにしっかりと固定することができます。

イルミネーション・ライトの種類

白熱球や蛍光球、ハロゲン球など、いくつかの種類がありますが、現在のイルミネーションの電球はほとんどがLED球です。LED球は消費電力が少なく、電気代が安く長寿命なので経済的。また、低発熱なので樹木への負担が小さいのも特長です。最近は、美しい繊細な光を発するマイクロLEDを使ったイルミネーションが人気のようです。

 

電源の組み合わせで電気代を節約

電源は主に、ソーラーイルミネーション、プラグ式イルミネーション、電池式イルミネーションがあります。ソーラーイルミネーションは文字通りソーラーパネルで発電するため電気代は不要。ただし、太陽が出ていないと充電されないため、曇りが続いた日や日照時間が短い冬は点灯しないこともあります。プラグ式イルミネーションは家庭の100Vコンセントを用いますが、取り付けは電気工事が必要となります。電池式イルミネーションは、太陽光の充電ができない日陰や、コンセントがない場所でも点灯させることができます。

イルミネーションの形状

イルミネーションにはさまざまな種類があります。例えば、1本のコードに複数のLED球が付いたストリングライト、植え込みや塀など広い面積がライトアップできるネットタイプ、光のカーテンやつららを演出できる吊り下げタイプのカーテンライト、サンタクロースや雪だるまなどのモチーフライト、電球は使わず壁面などに照射するプロジェクター、樹木や壁面の一部を照らすスポットライトなどがあります。

 

イルミネーション使用時の注意点

屋外のイルミネーションは漏電や水への配慮が必要となります。屋外で使用可能なイルミネーションや照明器具は、防水や防雨と書かれているものを使用してください。コントローラーは水が入ると故障の原因になるので、地面には直接置かないように注意が必要です。

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まとめ

見ているだけで楽しい気分になるイルミネーションですが、設置に際しては電気代がかかるという意見も多く、大掛かりなものはなかなか難しいのが実情かも知れません。初めてのイルミネーションでは、ソーラータイプや電池式を使って、できるだけ無理のない範囲で初めてみるのが良いでしょう。設置になれてきたら大掛かりなものにもチャレンジして、家全体を飾るのも毎年の楽しみになるかも知れません。