TOPICS
トピックス
2021/12/12
住まい

狭い空間を広く見せるインテリアテク〜家具の選択と配置で広さをつくる

限られたスペースに家具などを置き過ぎてしまうと、生活空間が狭くなるだけでなく、インテリアとしての美しさも損なわれてしまいます。限られた空間でも家具などインテリアのサイズや配置によって、見た目の印象が大きく変わってきます。そこで今回は、大掃除やお部屋の模様替えをするこの時期に、空間を広く見せる方法についてご紹介します。

狭い空間を広く見せるインテリアテク〜家具の選択と配置で広さをつくる

奥行きを感じさせるレイアウト

部屋の中央にスペースをつくり、家具はその両サイドに配置することで、視線が奥の方まで抜けるため空間を広く感じさせます。空間をより広く見せたい場合は、壁が隠れてしまうような背丈の高い家具は採用しないことです。家具を配置する時は、あまり高さのないものや脚付き家具を選び、壁面のスペースが多く見えるようにしましょう。

 

ソファで仕切って空間を活かす

部屋を仕切ると二つの空間が生まれますが、その分各部屋は狭く感じます。もし空間を仕切る場合は、ソファを利用するのもおススメです。空間を明確に分離するのではなく、緩やかに分けることで視線が置くまで通り、広さが損なわれない効果があります。例えば大きめのソファを置いた場合、テレビを観るスペースと、本を読んだり学習したりするスペースなど、異なる空間の使い方ができます。

壁に沿って家具をL字に配置

家具は、部屋の壁に沿うようにL字に配置することで、家具の手前に自由に使えるオープンスペースが生まれます。部屋が狭く感じないように、家具は腰高サイズで統一して壁面を多く見せるように配置します。

④-2AdobeStock_96800698.jpeg

ワンルームはセパレート型レイアウト

ワンルームを寝る場所と活動する場に分けるなら、ゆるやかに仕切るセパレート型レイアウトが便利です。例えば、収納家具や観葉植物を部屋の中央に置くことでパーテーションとなって、無駄のない空間づかいが可能となります。

白を基調にして空間をより広く

インテリアの世界では、色によっても空間が広く見えるようになります。特に白を基調としたコーディネイトをすることで、実際よりも広く見せる効果が期待できます。サイズ的に大きなカーテンやベッドリネンなどは、部屋全体の印象に影響するため、明るく淡い色合いのものを取り入れるのがおススメです。

④-3AdobeStock_304427479.jpeg

光も取り入れて、より広く見せる

白や明るいグレーでコーディネイトされた空間に、窓から光が入って反射すると、実際よりも広く感じられることがあります。

ホワイトとウッドで居心地良く

カラーコーディネイトで人気が高いホワイト×ナチュラルウッドの組み合わせにすれば、シンプルでナチュラルなインテリア空間が生まれます。例えば、キッチンは白で統一し、ダイニングはウッド調のテーブルにすることで、色のつながりと広がりを意識するようになります。


まとめ

限られた空間が狭く感じられるのは、部屋を大きな家具やモノで占拠してしまっているケースが考えられます。壁が隠れてしまい、絵も飾れないような余裕のない部屋では、広がりはもちろん、気持ちも落ち着いて過ごすことはできません。壁面はできるだけ家具などで塞がないようにして、見える状態を保つように心掛けるだけでも、広がりのある空間を感じられ居心地が良くなります。この時期に、家具のサイズや配置を見直して、快適な空間に模様替えしてみましょう。