TOPICS
トピックス
2021/12/12
住まい

来年こそマイホームを!年末のお家時間でやっておきたいコト

人生最大のイベントの一つでもあるマイホームの購入。その実現のためには、購入資金だけでなく、住宅購入に関する税制優遇措置や各種支援制度等についての情報をしっかりと収集することが必要です。いよいよ来年に向けてマイホームを検討したいとお考えの方、入居の時期はいつに設定して計画を立てますか?年末のこの時期だからこそ確認しておくべきポイントについてお話しします。

来年こそマイホームを!年末のお家時間でやっておきたいコト

住宅購入は1年を目安に準備を

人生の転機に自宅の購入を真剣に考えることになったという話をよく聞きます。その時期をしっかりと見据えたうえで、様々な準備を計画的に進めることが大切です。マイホームの購入は、小さなお子さんがいる場合、子供の入園前に入居を決めるのであれば、今からがスタートになります。家族にとってのマイホームは、どんな家がいいのか見極めることが重要です。資金計画、土地探し、住宅展示場でのモデルハウス見学、メーカー選び、プランニング等々、まずは住宅購入や家づくりの実現に向けて、やるべきことを書き出してみましょう。

⑥-2AdobeStock_471078459.jpeg

住宅購入のタイミング

子供がいる家庭では、子供の誕生、入園、小学校入学といった節目があります。その節目節目で家探しを考える方は結構いるのではないでしょうか。しかしながら実際のところ、お子さんが生まれてからの育児や仕事、家事などをこなしながらの家探しは大変なことです。子供の節目の年齢を考え、まずは「なぜマイホームを購入したいのか」「いつまでに購入するのか」など、家族でじっくり話し合うことが大切です。子供が生まれる際に、子育てしやすい環境を整えることで、その後の子育て生活は快適なものに変わってくるものです。

出産や子供の入園・卒園、小学校入学・卒業といった節目など、住宅購入へ向けたタイミングはとても大切です。手持ち資金にもよりますが、住宅ローンの返済を考えると、住宅購入は早い方が支払い負担に悩むリスクを軽減できるので、子供の成長の節目の時期が、多くの方が検討する最初の購入タイミングと言えるでしょう。購入資金が十分貯まるまでタイミングを待つのも大事ですが、住宅ローンは、借入時だけでなく、完済時の年齢や定年のタイミングにも目を向けておく必要があります。定年を迎えてからの返済は、できるだけ軽くしておくことが大切です。

各種支援制度や税制優遇措置はしっかり把握

家の購入に際しては、さまざまな費用がかかります。ほとんどの方が住宅ローンを利用すると思いますが、住宅ローンは「完済年齢」が決まっているため、住宅ローンを利用してマイホームを購入したいと考えている方は、完済年齢から逆算して住宅の購入時期を決めなければなりません。コロナ禍もあり、2021年は住宅ローン減税や、すまい給付金等の住宅購入支援制度が手厚く用意されていましたが、2022年に向けて住宅を購入する予定のある方は、国や居住する自治体のホームページなどで、最新の各種住宅支援制度、減税、優遇措置等に関する情報を積極的に収集しておきたいものです。住宅購入に向けては、その動向を常に把握して、受けられるものはすべて受ける心積もりが大切なのです。

住宅購入の準備は12月スタート

では、その準備はいつがいいのでしょうか?仮に新生活が始まる4月を目標とした場合、この12月からが準備開始となります。以下のスケジュールは、家づくりに向けて主にやるべきポイントをまとめた参考例ですが、この場合、まずは12月に準備を固めることが、マイホーム獲得の第一段階となります。

 

2021年

12月:住宅購入のための項目洗い出し、スケジュール設定、購入資金の準備と確認等

2022年

1~2月:土地探し、住宅展示場見学、住宅メーカー選び、設計&見積もり相談等

3~4月:住宅メーカーの決定

5~6月:詳細プランの打ち合わせ

7~8月:プランの最終確認

9~10月 契約・各種申請

11~12月 着工(建築開始)

2023年

1~2月:中間検査

3月:竣工(建築完了)して引き渡し

4月:引っ越し、新生活スタート

⑥-3AdobeStock_302632043.jpeg

まとめ

家族にとって優先すべきことや個人の値観等によって、大きく変わってくる家づくり。

住まいの購入は、一生に一度の大事な買い物と言われるだけに、家族はもちろん、家づくりのパートナーとなる住宅メーカーともしっかり相談を重ねた上で、購入の決断をするのが良いことは言うまでもないこと。年末のこの時期に、家族が集まる時間を上手に使って、家族にとってのマイホームはどんな家であるのかを確認し、現実的に具体化して、さらに大まかな段取りをつけてスケジューリングすること、この2点が大切です。一つの節目として、新生活が始まる4月の入居を目指して、新年に向けてこの年末にスタートを切ってはいかがでしょう。