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2021/12/26
暮らし

面倒くさがりやさんの上手な収納~探し物を早く見つけ出す逆算の収納法

上手に収納したいけど、思うようにできない。気がついたら物が散乱している。片付けるのが面倒くさい。このように整理整頓が苦手で、いつも探し物をしているような人は、次に使うことを意識して、できるだけわかりやすい収納をすることです。ここでは探し出しやすい収納方法についてご紹介します。

面倒くさがりやさんの上手な収納~探し物を早く見つけ出す逆算の収納法

見た目よりも使いやすさ優先

面倒くさがりやさんの収納は、見た目よりも使いやすさを優先することが上手くいくコツです。それは、出しっ放しという片付け法です。例えば、洋服の出しっ放しの場合は場所を決めて、そこに集中して衣類を置けば、あとで片付ける手間が少なくなります。但し、放置しても散乱はさせないというルールは必要です。次に使いやすいように畳んでおいたり、ハンガーに掛けたりすることで収納が楽になります。

収納は逆算の発想で

収納が苦手な人のやりがちなことは、収納場所を決めずに適当な所にしまうことです。本人は収納しているつもりでも、物が迷走して紛失の原因にもあります。収納する場所が定まらないため適当な場所に入れて、いつしかその場所を忘れてしまう。そうならないためには、探し出す時のことを考えて、その物がどこにあるのが自然か、といった逆算の発想をしてみると良いでしょう。タオルなら洗面所、ハンカチならクローゼットなどと、通常その物があるはずの場所をあらかじめ設定しておくのです。そしてそこから具体的にしまった場所を探し出します。

収納場所は立体的に考える

収納場所さえ増やせば、散らかった部屋が片付くと思っている人は、ついつい収納家具を増やしてしまう傾向があります。その結果、収納家具が居住スペースを占領してしまい、片付けるのがより難しくなってしまうのです。収納家具を増やす場合は、スペースを使うのではなく、高さを意識してみること。床から天井までの空間に収納できるような、上下に伸びるハンガーやラックなどを活用してみましょう。

収納の見える化

収納する際によくあるのが、中身が見えないようにしまい込むことです。引き出しや箱にものを詰め込んで、部屋がすっきりしたと安心してしまう。一見、きれいに片付いて見えますが、いざ使いたい時に見つけられずに無駄な苦労を味わうことになります。これでは単に物を隠しているに過ぎません。同じ収納でも、中身の見える化がポイントです。飾り棚や透明の収納ボックスを利用したり、中身がわかるようにラベリングしたりするなど、収納の見える化をおススメします。

 

使用頻度の高いものは手の届きやすい所に

使用頻度の高いものは、手の届きやすい位置に収納するようにしましょう。普段使うものは取り出しやすい高さに集約して置きます。目の高さから腰の高さは体にも負担が少ないので、収納のしやすい位置ということになります。もちろん面倒くさがりやさんにとっても、もっとも使い勝手のいい場所でもあるのです。

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迷ったら捨てるという発想

物が増えると収納スペースと物の配分が悪くなり、収納スペースがオーバーフローしてしまいます。そのため、不要なものは定期的に処分する必要があります。処分するためには、まず、家の中にあるものを「必要」「不要」「保留」の3つに分けてみましょう。次に、「保留」の中で用途が被っているもの、必要になれば購入可能なものは捨てるようにします。そこで捨てるかどうか迷ったら場合は、思い切って捨てることをおススメします。本当に必要なものは「捨てようかな」という考えには至らないものです。迷うということは、「不要」でも構わないものなので、捨てると考えてもいいのではないでしょうか。

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まとめ

収納の前に、使ったものは定位置に戻すというルールを守るだけで、きれいな空間を保つことができます。物をどこにしまうか、どのようにしまうか、という点について自分なりに工夫をして収納方法を考えてみましょう。しまうことより使う時のことを考えると、わかりやすい収納が実践できると思います。