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2022/01/30
住まい

家をおしゃれに演出する外灯の照らし方

夕闇に周囲がすっかり暗くなり、外灯に照らし出された住宅が、昼の表情とはガラッと変わって見える。そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。外灯の灯りで照らされた家は、新たな魅力を発見することもあります。今回は、家の外構周りを演出する外灯について解説します。

家をおしゃれに演出する外灯の照らし方

外灯には防犯・安全以外の役割も

住宅で外灯を設置する場所といえば、門扉や玄関まわり、玄関までのアプローチ、庭などと大きく分けられますが、外灯には防犯や安全以外にも、夜の自宅をよりおしゃれに演出する役割もあるのです。そのため、現在ではさまざまなバリエーションの外灯が登場しています。

外灯を設置する際の注意点

外灯を設置する際に、意外と見落とされがちなポイントが、その明るさです。いくら夜の家を照らすからといっても、眩し過ぎるのは避けたいですね。優しく家の周りを照らし、家が浮かび上がるような照らし方が理想です。明る過ぎたり光源が直接見えてギラギラしたりすると、場合によってはご近所の光害の原因となったり、野暮ったく見えたりするので気をつけたいところです。

反射させることで造形美を演出

簡単な方法としてお奨めしたいのが、庭のシンボルツリーや生け垣などの植裁、壁や門扉などに一旦当てて反射させる方法です。この方法では、昼間の風景とは違う夜の自然造形の美が楽しめ、反射させることで柔らかくなった光が、玄関周りを浮かび上がらせるなどの演出効果も期待できます。またレンガづくりのような特徴的な色彩を持つ建物の場合は、反射させることで素材の良さをより際立たせるといった演出も可能となります。

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おしゃれな照明の当て方~門扉

門扉は、その機能性とともに象徴性を兼ね備えた設備であることを考えれば、照明の工夫が一番求められる場所と言えます。自宅を尋ねてくる人を温かく迎えるための演出も重要になり、また防犯の意味合いからも極端な暗がりを作らないことも求められます。そのために、まず表札や呼びブザーの周囲を照らす明かりと、通路などの足もとと門扉の形状がわかる明かりが必要です。特に段差などがある場合は、そのことがわかるように照らすことも大切です。

おしゃれな照明の当て方~玄関

玄関をおしゃれに演出するために一番気を付けたいことは、玄関や家のテイストに、その照明器具のテイストを合わせるということです。また玄関の場合はおしゃれな面だけでなく、手もと足もとを的確に照らすという機能的な面と同時に、防犯の側面も考慮する必要があります。

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おしゃれな照明の当て方~庭

庭の照明も玄関と同じく、庭のテイストと照明器具のテイストをそろえることが、まずは基本となります。また植栽や花壇、石、砂利などの照明の当て方により素材感が出るものには、上からのダウンライトか地面からのアップライトか、また後ろから照らしてそのものの造形を強調する当て方など、対象によって当てる向きを検討することも大切です。その場合、室内から庭を眺めた時のこともイメージし、庭の光量と室内の明るさのバランスも考慮することが必要です。


まとめ

自宅の外灯には、防犯や安全といった機能的な観点だけでなく、夜の建物をより魅力的に演出する効果もあります。そのためにも照らす場所や建物のテイストに照明器具のテイストも合わせ、光量や照らす角度など照明の仕方なども工夫することが大切です。