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2022/03/27
住まい
#ペット共生住宅 #ペット #ネコ

ネコと暮らすペット共生住宅~建てる前に知っておきたいポイント

ネコは大切なペットですが、いまでは家族の一員や人生のパートナーとして飼われるケースが増えています。そのため室内の設備は、人だけでなくネコにとっても快適で安全なものでありたいものです。今回は、ネコと暮らすペット共生住宅を建てる際のポイントや注意点についてご紹介します。

ネコと暮らすペット共生住宅~建てる前に知っておきたいポイント

知っておきたいネコの習性

ネコは高い所が大好きです。それは獲物が見つけやすいことや外的から身を守れる安心できる場所だからです。ひなたぼっこもよくするし、よくあくびもし、狭いところが大好き。ネコはよく自分の体を舐めてキレイにするように清潔好きです。自分の縄張り意識も強く、自意識の高い動物です。ネコのテリトリーは室内でも外でも、自分が目視できる範囲だと言われています。

キャットタワーやキャットウォークで自由に移動

このようなネコの習性を理解した上で、ネコと共生するための設備を設置することが大切です。基本的にネコは縦横の立体的な動きが大好きです。部屋の中にいわゆる「キャットタワー」を設置すると、ネコは縦横に移動することができて快適に過ごすことができます。また、壁には段違いの棚を作り付け、吹き抜け上部の窓際などには、ネコが自由にお散歩できる「キャットウォーク」を作るのも良いでしょう。キャットウォークはそれほどの幅は必要無く、10数センチもあれば十分。家中あちらこちらに作ってみると、ネコも屋内の暮らしを文字通り縦横に楽しめるはずです。

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日なたぼっこのできるスペース

ネコはひなたぼっこが大好きです。太陽の光を浴びると人間同様に、ネコもセロトニンと呼ばれる幸せホルモンが作られます。そのため外の陽光が差し込む小窓を設けるなどして、日当たりが良くて気ままにのんびりできるスペースを作ってあげるのも良いでしょう。

ネコの爪とぎとコンセント対策

ネコと暮らす時の一番の悩みは、壁での爪とぎではないでしょうか。実はこの爪とぎは、ネコにとっては縄張りをアピールする大切な行動なので止めるわけにはいきません。そこで、ネコが爪をとぐ箇所を麻縄で巻いて保護したり、麻縄パネルで覆ったりすることも有効です。また最初から爪とぎをしてもいいように爪とぎ場として、壁の張り替えが出来るような板材を張ることも有効でしょう。また、コンセントにおしっこをかけたり、いたずらをしたりして感電事故が起こる場合があるため、ネコが過ごす部屋のコンセントは、蓋付きを使用すると良いでしょう。これは毛や埃によるトラッキング火災の予防にもなるので、特に不在時には安心です。

階段とキッチンには要注意

階段は緩やかにすることで、飛び降りたときの足腰への衝撃を最小限に抑えることができます。また、ネコがコンロで肉球などを火傷する危険もあるため、キッチンへの出入りは制限します。そのため、できればキッチンは、壁で仕切った扉付きの独立型にするのが望ましいでしょう。安心して料理に集中することができるし、キッチン内も荒らされる心配もありません。

備え付け家具はフロートタイプに

作り付けの家具を計画する場合、ネコが遊べる床面積を最大限に確保するために、床から少し隙間を空けて浮かせたフロートタイプが良いでしょう。その分収納できる容積が少なくなるかも知れませんが、ネコにとってはお気に入りの遊べるスペースとなります。

あると便利なペットドア

ネコはとても好奇心旺盛な動物です。自分の家の中を自由気ままに動き回るのが大好きです。そんな時、目の前に扉があって自分の行動が制限されるようなら、その扉を開けようと必死にアタックします。そのため、家の内部の扉にはネコの出入り用にペットドアを付けてはいかがでしょうか。そうすることで、フラっと寝室に入って来て、またフラッと出ていくのもネコの自由になります。寝室の扉に設ける場合、深夜の訪問を制限したい時には鍵を付けると良いでしょう。

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ネコ用トイレの設置場所

ネコ用トイレは、処理のたびに人用トイレへ捨てるといった面倒なことにならないように、予め処理する場合の動線も考慮に入れて設置したいところです。ネコ用トイレの設置場所の壁には調湿と消臭効果のあるエコカラットを張り、小さな換気口も設置すると二重の臭い対策にもなります。


まとめ

ネコは高い所や狭い所が大好きで、自由気ままに行動するのが好きな動物です。そんなネコの習性を理解した上で、家族の一員として大切なネコにも配慮した安心安全なペット共生住宅は、人にもペットにも快適な住宅となるでしょう。住宅展示場には、ペット共生型のモデルハウスも展示されているので、是非見学をして参考にしてください。