TOPICS
トピックス
2022/05/22
住まい
#マイホーム #家づくり

はじめての家づくり~マイホーム計画は何から始めるの?

はじめての家づくりは、一体どこから着手したらいいのでしょう?マイホームの計画はあるけれど、何から始めればいいものか不安な方も多いと思いますが、失敗しないためにはそれなりの準備をすることが大切です。今回は、はじめての家づくりに向けて、まず初めにやるべきポイントについてご紹介します。

はじめての家づくり~マイホーム計画は何から始めるの?

マイホーム計画の前に

念願のマイホームは、一生の中でも大きな買い物であることに間違いはありません。予行演習もなく、施主にすべての責任がかかってきます。マイホーム購入の準備は、まず何から手を付けるべきで、どこが重要なのでしょうか?家づくりはやるべき準備や作業がたくさんあります。しっかりとポイントを整理し、計画的に進めなければ目指す期限までに夢を叶えることはできません。家族が住みたい家はどんな家ですか?

住みたい家をしっかりイメージ

家族が求める住宅はどんな家なのか、それはいつまでに実現し、また新築か中古か。まずは、住みたい家をしっかりとイメージさせることがポイントです。一戸建て住宅を探し始めたけれど、いいマンションがでてきたからそちらの情報も集めようといったやり方では、本当に住みたい家が絞り切れないことになってしまいます。例えば、住みたい家は新築戸建てと目標と定めることで、集める情報が明確になり、情報収集と整理が効率的になります。ここでもう一つ大切なのは、施主や家族の情報をあらためて整理することです。施主・世帯主は誰か、名義人、現預金、世帯収入、返済可能な住宅ローン、通勤エリア、現在の世帯人数、子供の通学圏等々、考えられる項目を列挙して整理します。情報を整理することで、居住エリアや家の間取りなど、住むために必要な内容を具体的にイメージすることができます。そして、次のステップへと移ります。

資金計画をシミュレーション

次に資金計画について、頭金や月々の支払可能な金額など住宅購入にかけられる金額と、実際に必要な費用とを照らし合わせて総予算を把握します。家を建てるために必要な費用には、土地購入費、建築費用、その他諸費用(諸経費、銀行の費用、登記費用等)などがあります。建物を建てる費用だけではないので注意が必要です。また、土地によっては敷地の地盤改良工事が必要な場合もあり、その場合は、さらに別途費用がかかりますが、まずは基本となる費用について把握しておきましょう。資金の考え方でわかりやすいやり方は、現在賃貸で住んでいる場合は、家賃を基本に考えていく方法です。現在の家賃を基準として、そこにプラスマイナスを考慮して可能な範囲を決めていきます。月々の返済可能額をどの程度に設定するか考えることで、生活スタイルにあった予算を組むことができます。例えば、夫婦共働きで世帯収入500万円の場合、現在の家賃が月額7~8万円だとすると、約2,700万円~2,800万円程の住宅ローンを組んで返済しているのと同程度になります。さらに頭金として、自己資金が150~200万円程あるとすると、総額約3,000万円予算ということになります。将来的な金利も可能な範囲で想定しておきましょう。このように予算のシミュレーションは大切なポイントです。シミュレーションのデータから、実際の資金計画をイメージすることができるのです。

⑫-2AdobeStock_57875046.jpeg

土地、建物をイメージしよう

資金計画をシミュレーションしたところで、いよいよどんな家を買えるのか具体的にイメージすることができます。子供の通学圏が優先ならば、立地を優先することもあるでしょう。こだわりの理想のマイホームを実現するなら注文住宅がオススメ。平屋、2階建、3階建など、土地の広さから考えた住宅の仕様を具体的にイメージしていくことになります。

理想のマイホームを具体化するための情報収集

マイホームを具体化するためには、建築工法や機能性、安全性などのさまざまな情報を集める必要があります。イメージした理想の家に近い物件を扱うハウスメーカーや工務店を数社ピックアップし、インターネットのサイトから資料請求をしてみましょう。この情報収集はとても大切で、家探しや家選びにおいてしっかりとした判断基準を持つことにもなります。理想のマイホームは具体化して絞り込みましょう。ハウスメーカーのサイトだけでなくメディアや住宅専門サイトの情報、また個人の家づくりの成功体験ブログなども閲覧してみましょう。できれば家づくりの失敗談などを参考にすると、見落としがちな注意点や意外な盲点などが見つかることも少なくありません。

⑫-3AdobeStock_400513141.jpeg

まとめ

マイホーム計画の第一歩についてご紹介してきましたがいかがでしたか?まずは「自分と家族の情報整理」「資金計画」という前段階の準備がとても大切です。現状を把握することから理想のマイホーム計画がスタートします。家づくりのイメージができたところで、次のステップは住宅展示場への訪問です。もちろんゼロからのスタートでもいいのですが、家のイメージを持った上でモデルハウスを見学したり、ハウスメーカーに相談に行く方が、2度手間や3度手間にならずに効率的で、イメージが具体的に広がると思います。ハウスメーカー側でもご要望に沿った情報提供やご案内をしてくれることになります。また、家づくりのプロのアドバイスを受けつつ、実際にハウスメーカーで建築した方々の貴重な体験談を聞くこともできます。理想の家づくりを叶えるためには、幅広く情報を集めることと現状を把握することが重要です。そして何よりも無理のない家づくりが大切です。