TOPICS
トピックス
2022/06/05
暮らし
#梅雨 #マイホームのお手入れ

マイホームの梅雨入り準備を
はじめましょう!

5月が過ぎたと思ったら、そろそろ梅雨入りの時期です。実は、梅雨入り前のこの時期はマイホームのお掃除には最適な時期なのです。梅雨入りしてしまうと、天気にも左右されてお掃除を満足にできない期間が長く続きます。マイホームのお掃除は、梅雨入り前のこの時期がピッタリ。今回はマイホームの梅雨入り準備とその手順について考えてみましょう。

マイホームの梅雨入り準備を<br />
はじめましょう!

まずは湿気を取り除きましょう!

大切なのは家全体の換気です。花粉アレルギーなどで換気があまりできなかった人もいると思いますが、できれば晴の日を選んで自宅の全室内の隅々まで風を入れましょう。浴室、洗面といった水回りは、特にしっかりと風を通したいところです。南と北、西と東といった向きで風が通るような流れが作れれば最適ですが、難しい場合は、エアコンの送風を使って部屋の空気を押し出しましょう。その際、衣服を収納するクローゼットも必ず全開にします。さらに空気が滞留する場所を意識して、収納スペースも全開にして、隅に詰まった塵や埃も掃き出します。クローゼットは、衣類など全て取り出して綺麗に拭き上げ、ゴミや埃は取り除いて内部までしっかりと乾燥させましょう。

サッシ&窓ガラスの手入れ

春の雨風でサッシや窓ガラスにこびり付いた埃や塵などで、窓枠のゴム部分が不衛生な状態になっています。窓やサッシは水拭きだけでなく、クリーナーなども使って綺麗に拭き上げましょう。特に大事なのは、カビなどの雑菌で黒ずんでいるゴム部分の徹底したクリーニング。磨き上げられた窓やサッシから眺める景色は美しく見えて、気分も爽快になるでしょう。さらにサッシごと取り外して、レールやその挟み込み部分などに詰まったゴミもしっかり取り除けばパーフェクト。仕上げは除菌スプレーで完成です。

②-2AdobeStock_431824497.jpeg

台所は調理器具を丁寧に

食べ物を扱う台所も重要なパートです。カビや雑菌の繁殖などで不衛生な環境にならないように注意が必要です。ここでは入念に除菌を心掛けましょう。また収納庫のフタや扉は全開して、空気の入れ替えを心掛けましょう。食器類やまな板、包丁、スポンジ、繰り返し使うクロスといった調理関係のものにも、除菌スプレーなどで抜かりのない処置をしておきたいものです。また使用年数にもよりますが、思い切りよく新品に交換することも効果的でしょう。そして台所で忘れがちなのがシンク。シンクは菌が増えやすくなるタンパク質や脂がこびり付いて、雑菌の温床になりやすい場所です。ブラシなどで入念に取り除き、アルコールなどで確実に殺菌しておきましょう。調理台などの表面だけを磨き上げるのではなく、シンク全体の徹底した掃除をお忘れなく。

②-3AdobeStock_161395118.jpeg

衣服の入れ替えと洗濯

冬に使った大きなものの手入れも、怠りなくやりたいところ。冬用カーテンや毛布などの厚手の寝具、ソファーカバー、ラグなど様々なものがあるはずです。冬に使ったこの手のものは、しっかり洗濯をして収納しましょう。洗濯機の容量によって自宅で洗濯ができない場合でも、来季に向けてクリ―ニング店やコインランドリーで洗濯してから、きちんと収納しましょう。ピローやクッションなども同様に洗ってから使うようにしましょう。ベッド愛用者は、マットレスも天日干ししましょう。庭やベランダなどで干せない場合は、窓を全開にして風を通し、部屋の壁などにマットレスを立てて風を当てましょう。その後に掃除機を掛けて、除菌スプレーをかければ対策はバッチリです。

洗濯機もしっかりメンテナンス

忘れてはいけないのが、実は洗濯機。梅雨は室内干しになるケースが増加します。洗濯機の内部はこの季節はさらに湿気がこもりやすく、カビの発生源にもなるのです。その状態で洗濯をし続ければ衣類に菌が残ったままとなり、悪臭とカビの発生の元凶にもなります。昨今の機種では乾燥しやすい構造になってはいるものの、やはり不十分。少なくとも一回は、洗濯槽クリーナーや除菌洗剤で掃除を徹底して行いましょう。その際、排水溝も忘れずに掃除をしておくこと。梅雨時の水回りの悪臭は、洗濯機の排水溝からが高い比率を占めると言われています。忘れずにメンテナンスをしておきましょう。


まとめ

梅雨入り前の準備は、マイホームの年一回の大掃除と言えるものです。家の中のすべてを出して、内部を掃除し、空気を入れ換える作業とも言えるでしょう。天気の悪い日が続く梅雨の時期は掃除も面倒になります。梅雨入り前のこの時期、菌が増えやすい高温多湿の場所は、ケミカルグッズをしっかり使った完璧なお手入れをしておきましょう。この時期に集中して掃除・洗濯をすることで、悪い天候の続く梅雨を清潔に乗り切りましょう。