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2022/07/10
趣味
#ガーデニング #庭づくり

終わりのない庭づくりの楽しみ
完成しきらない良さに癒される

上尾市の閑静な住宅地の一角にあるU様邸。ご家族はご夫婦と二人のお子様、それとマルプー犬の「まめ助」も加えた仲良しファミリーです。今回は、奥様が中心となってお手入れし、いまも成長し続ける庭をご紹介しましょう。

終わりのない庭づくりの楽しみ<br />
完成しきらない良さに癒される

完成しきらない良さに癒される庭

U様邸の庭づくりは、10年ほど前に住まいを新築された際、それに合わせて外構部分にベースとなるウッドデッキや樹木を採用し、現在まで少しずつ手を入れてきました。一度完成した庭ですが、その後もどんどん手を加え、成長し続けています。

アンティークや古材、多肉植物や草花が大好きな奥様は、庭にもそうした要素を入れて、自らの手で作り上げていくことに大きな喜びを感じています。奥様だけでなく、時にはご主人もフェンスを張るなど、できる範囲で協力して、完成しきらない良さのある癒しの庭となっているようです。

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樹木とともに成長する「オモテの庭」

庭に植えられた樹木は、奥様の趣味や嗜好をくんで、ガーデンデザイナーの提案によるものです。特に玄関前(オモテの庭)の風景に大きな影響を及ぼすアオダモの存在は、非常に効果的で、自然と建物との調和を楽しむことができます。樹木は10年ほど経過しないと、建物と馴染まないと言われるように、これから本当の風景が作られていくことでしょう。

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ウッドデッキのある「ウチの庭」

家族のプライベートな庭である「ウチの庭」には、ウッドデッキをメインに樹木や草花を配して、自然を楽しむ空間づくりが行われています。ウッドデッキでは中央部をくり抜いて、そこにエゴノキが植えられています。これにより程よい木陰ができ、暑い夏でも涼を得ることに。心地よいウッドデッキでは食事をしたり、まめ助と遊んだりと、さまざまなライフスタイルの場となっているようです。庭の植物は奥様の好みで、ハーブ類をはじめ、オリーブやユーカリ、ブルーベリーなどが混栽され、楽しみは尽きません。

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こだわりの自転車置き場と園路

自転車置き場には小屋風の屋根を付けて、ナチュラルな雰囲気を醸し出し、庭との調和に配慮しています。床にはアイアンの数字が埋め込まれており、4台の自転車を楽しく並べる粋な計らいが見られます。一方、自転車置き場の脇にある園路には欧州石畳という石を採用。これはヨーロッパの町で実際に石畳として使われていたアンティーク花崗岩です。素朴で温かい北欧を感じさせてくれますが、そこにグランドカバーのクリーピングタイム(多年草)を配して、まさに欧風の香り漂う小路が生まれました。

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終わらない庭づくりの楽しみ

最初のベースとして、玄関アプローチと駐車場、ウッドデッキを作り、その後、ことあるごとに少しずつ庭づくりを重ねていきました。フェンス柱や塗り壁、裏門の枕木門柱やサイクルポートはガーデンデザイナーに依頼して、ナチュラルな庭との調和に配慮してセンス良く手を加えていき、10年ほどで見事なガーデンを形成しました。もちろん、これで完成というわけではありません。人と庭がともに成長するという素敵な時間が、これからも続いていくことに違いありません。

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まとめ

庭は手を掛ければかけるほど、その成果が形となって現れるものです。庭づくりの醍醐味は完成したら終わりではなく、今後も新たな完成に向けて育てていくことだといえます。庭は生き物と呼ぶ人もいるように、一生かけて付き合っていきたいですね。

 

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