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2022/07/10
住まい
#家づくり #住宅展示場

はじめての家づくり
住宅展示場の歩き方

憧れのマイホーム取得を決心したら、多くの方は住宅展示場に足を運ぶのではないでしょうか。時間を割いて住宅展示場を訪れるのなら、大切な時間を無駄にしないように住宅展示場の正しい活用方法を知り、チェックポイントを押さえておきたいものです。住宅展示場を正しく歩いて有効活用をし、なるほどといった満足感を得たいものです。今回は、住宅展示場の活用方法のポイントについて解説します。

はじめての家づくり<br />
住宅展示場の歩き方

住宅展示場ってどんなところ?

戸建住宅について、昨今の傾向がどんなものか知っていますか?住みやすさや便利さを追求したモデルが、次々にリリースされるのが住宅業界の現状です。そして最新の機能や設備、環境やエネルギー効率などをテーマにしたモデルハウスを実際に体感できるのが、住宅展示場なのです。しかも一カ所で、複数メーカーのモデルハウスを比較しながら検討できるのも、住宅展示場の大きな特長です。駐車場は無料なので、納得いくまで何時間でも見学することができます。まさに家づくりを応援するのが住宅展示場なのです。そして効率的かつ効果的に見学するためには、住宅展示場に出かける前に準備を整えることをオススメします。

住宅展示場に出かける前の事前準備

住宅展示場に出かける前に以下の準備を進めておくと、モデルハウスを効率良く見学することができます。

 

■家族の要望をとりまとめて、概算で総予算を立てる

家族にとってどのようなマイホームが理想なのかということは、とても重要なテーマです。まずは家族の意見をしっかりヒアリングして、皆の必須事項は何かを知り、マイホームの全体イメージとなる骨格を作ることです。その骨格のもとに、個別に小さな項目を書き出し、現実的な予算をまとめておきます。肝心なのは家族全員の立場で重要事項を列挙し、優先順位をつけることです。このことによって、見学のポイントが明確になり、ハウスメーカーの担当者から説明を受けた時にも、無駄なくブレることなくポイントを押さえて聞くことができます。

 

■見学は予約を入れて効率的に

見学予約を入れることで、担当者にこちらの本気度が伝わり、無駄のない説明を受けることができます。予約なしでフラッと出かけた場合は、資料が準備されていなかったり、先客があって十分な説明を受けられずに、再度訪問することにもなりかねません。なるべく見学予約を入れてから出かけましょう。

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■WEBサイトで気になるメーカーを3社は列挙

外観などから見学したいハウスメーカーのモデルハウスを3社程決めておき、見学したい順番に予約を入れておきましょう。見学時間は1社に1時間~1時間30分程度として、移動や時間の延長を考えて5時間程度を見ておけば、昼から夕方までの時間帯で3社からじっくりと話を聞くことができます。

 

■質問リストを作成

気になるメーカーのホームページやパンフレットなどから事前にある程度の情報を入手し、総予算や家族の要望を踏まえた質問事項をリストにまとめておきましょう。これがあれば、質問への回答のポイントを効率良く知ることができます。できれば事前に質問項目をメールで送り、当日は詳細について説明を受けるようにしましょう。

住宅展示場を訪れたら

住宅展示場を訪れたら、気になるポイントを押さえておきましょう。

 

■現地では、実際に外観デザインやパーツを確認

大切なのが建物の外観の印象です。ウェブサイトで見ていたものと実物とでは感じが違うことはよくあります。現地では、実際に玄関やバルコニーなどの細かなパーツに至るまで、しっかりと確認して、気になるハウスメーカーをチェックしましょう。

 

■自分たちのサイズに置き換える

住宅展示場のモデルハウスは、サイズが大き目だったり、部屋の広さを感じさせるために最小限の家具だけでレイアウトしてあることがあります。自分の敷地で家を建てたら、思ったものとは違ってしまったなんて、そんな失敗を防ぐために、住宅展示場では実際の敷地に置き換えて考えることが必要です。既に持ち込む家具が決まっている場合は、その点も考慮しておきましょう。

 

■ベーシックグレードとオプション

住宅展示場は、ハウスメーカー各社が得意とする最新の商品をアピールする場所です。そのためモデルハウスはどれも素敵で、グレードの高いオプション仕様になっているかもしれません。まずは、モデルハウスのグレードと総工費を確認しましょう。気に入ったパーツなどがあれば書き留めておき、逆に高価で不要なものがあれば、それもチェックしておきましょう。ベーシックグレードなのかオプションなのかも確認し、家族にとって必要なものと不要なものを判断する場とするだけでも、その後の家づくりはスムーズに行きます。

遊び感覚で訪れることも大切

住宅展示場は広々とした敷地を区画し、公園のようになっている場所がたくさんあり、「○○住宅公園」とネーミングされていることも頷けます。週末には多彩なイベントが催され、お子様を連れて遊びがてらに来場する方も結構いらっしゃいます。一度遊びに来場して、そこから興味を持って、マイホーム取得を現実的に考えるきっかけになったという方も、たくさんいらっしゃいます。家づくりの相談に来る方だけでなく、建築予定がなくてもイベントに来たことで、将来のマイホーム取得が実現するかもしれません。

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まとめ

住宅展示場では、大きなサイズのものだけでなく、狭小の3階建て住宅や二世帯住宅、ペット共生する住宅など、多くの方の参考になるような個性的なモデルハウスを見学することができます。ご自身の土地のサイズを念頭にモデルハウスを見学することで、現実的にイメージすることができます。実際の家を見ながら検討を重ねることで、現実的な視点で理想に近いマイホームのイメージを作れるのです。是非しっかりと事前準備をして、埼玉にあるお近くの住宅展示場を訪ねてみてください。

 

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