住宅や家財が台風の被害にあった場合、その損害を補償する保険として火災保険があります。火災保険の中でも台風に備える保険として、「水災補償」、「風災補償」、「落雷補償」の3つがあります。ただし、台風の被害の場合、落雷補償や風災補償は一般的に火災保険の基本補償に含まれていますが、水災補償は自ら選択しなければなりません。そのためうっかり水災補償を外した場合、台風で床上浸水などの被害が生じても、補償の範囲外となってしまい保険金を受け取れませんので、注意が必要です。
<3つの補償の概要>
〇水災補償/台風、暴風雨、豪雨などによる洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ・落石などによって損害を受けたとき
〇風災補償/台風、旋風、竜巻。暴風などによって損害を受けたとき
〇落雷補償/落雷により損害を受けたとき