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2022/08/07
住まい
#土地探し #土地選び

知っておきたい
土地探し・土地選びのポイント!

住宅を建てる際、「良い土地」と言う場合には、さまざまな基準や要素があります。例えば、小学生のお子様がいる家庭なら、学校に近くて安全な遊び場のある場所だったり、また、高齢の両親がいる場合は、掛かり付けの病院が近くにあったり最寄り駅に近かったりといったように、生活スタイルや家族にとっての生活環境の違いなどによっても土地の評価は違ってきます。ただ、生活環境に合わせて土地を選ぶ前に、もともと土地が持つ特性によっては、一般的に良い土地や宅地として相応しく無い土地もあるのです。今回は、土地を選ぶ場合の基本的なポイントについて考えてみます。

知っておきたい<br />
土地探し・土地選びのポイント!

土地の方角を確認する

土地選びの中でも方角は後から変更することができないだけに、土地の個性を決定づける条件となり、その土地が良い土地かどうかを見極める基準にもなります。一般的に良い土地とされているのは、まず土地に接する道路が南側に面している場合です。基本的に日当たりが良くて人気が高いため、土地の価格も値崩れしにくい傾向にあると言われています。

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周辺立地でも変わる土地の価値

同じ土地でも隣地にどのような建物が建っているのかによって、その土地のイメージは大きく変わります。その周辺の街並や土地から見える景色なども、事前に押さえるべき重要なポイントとなります。またその周辺の環境によって、陽射しや風がどのように入ってくるのかといった環境条件も影響を受けるでしょう。ただ現実的には市街地の場合、100%満足のいく土地を手に入れるのは中々難しいため、不便や不足気味なポイントは、工夫しだいで土地の個性として家づくりに反映させることも必要となってきます。

無駄なく家を建てられる四角形がベスト

家づくりをスタートするにあたり必ずやるべきことに、土地の現状を調べることがあります。これは、その土地の持つ可能性を最大限に活かした建築プランをつくるためにも必要なことです。まず土地を測量して正確な形状を把握し、実際に測量した敷地の面積と登記簿上の面積(公簿面積)が一致しているのかを確認します。公簿面積は昔の測量技術によることが多く、面積が不正確な場合があり、一致しないケースも少なくないので注意が必要です。そして家を建てる土地の形状については、できるだけ正方形や長方形の土地がオススメです。

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災害に強い土地かどうかを知る

近年、地球温暖化などの影響により各地で台風が発生しやすい状況となり、日本各地で住宅の水害対策が注目されています。そのために、まず地図を見て災害に強い土地かどうかをよく確認しておくことが大切です。例えば、地名に谷、水、窪などの水に係る言葉が有る場合は、昔から水との関連が強く水害に見舞われやすい土地の可能性があります。該当する地域の役所などで公表されているハザードマップや(山地・丘陵、台地・段丘、低地、人工地形など)について示した地形分類地図などを参照しながら、治水対策なども役所に確認することも大切です。特に過去に浸水があった土地は、今後も浸水が発生する可能性があるので注意が必要です。

地盤の強い土地かどうかを知る

地盤の強さも、良い土地の条件です。その土地本来の性質としては地盤の強さ(地耐力)があります。強い地盤であれば、そのまま建物を建てることができますが、軟弱地盤の場合は地盤補強が必要となります。一般的に、「地盤改良工事」を行うためには追加費用がかかります。地盤が弱い土地の場合、地震や大雨などで地盤が緩み、液状化現象などが起きる場合もあります。もともと湿地や水田だった場所については、地震の時の液状化や浸水の恐れがある土地かどうかを専門家に確認することはとても重要です。特に宅地開発した土地では、造成時に盛り土や切り土を行っている可能性もあり、土地の関する情報はできるだけ入手して確認しておきたいところです。


まとめ

土地を選ぶ場合、生活立地だけではなく、方角など土地周辺の環境も重要になります。また災害に強い土地かどうかも、その地域で長く生活する上では重要な要素としてあげられます。ただし100%満足できる理想の土地は中々見つからないため、その土地が持つリスクも含めた状況を正確に知り、納得した上で購入することが求められます。これから土地探しや土地選びをする際には、住宅メーカーの専門家などに相談しみましょう。希望エリアで満足できる土地が見つかるかも知れません。

 

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