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2022/08/07
趣味
#ガーデニング #和の庭

コンクリの玄関アプローチが
和の庭に大変身!

今回は、さいたま市のH邸の庭をご紹介します。庭というより玄関前のアプローチ部分(オモテの庭)が対象となり、駐車スペースがあるため細長い狭小地をガーデンとして作っています。新築時はコンクリートが覆う簡素なスペースでしたが、見事な庭に再生されています。

コンクリの玄関アプローチが<br />
和の庭に大変身!

新築一年後にアプローチを改修

住まいを新築されたH様はシンプルなコンクリートの玄関アプローチを何とかしたいと考え、ガーデンデザイナーに相談されました。幅2.2m程の旗竿の敷地で、そこに駐輪スペースも備えたいとのこと。さらに、「和」や「自然」が好みということも聞き、それらが融合するガーデンのイメージをデザイナーがスケッチにしてイメージを形成していきました。

いろいろ要望を出されたH様でしたが、内心は「ここが本当に変わるの?」という思いでした。しかし、デザイナーが提案してきたスケッチにH様ご夫婦は、「こんなに変わるのか」と驚きを隠せない様子。デザイナーの細かな説明に感嘆と賛同の入り混じる納得の庭づくりがスタートしたのです。

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山の中を歩いているような庭へ

H邸の庭は、「緑の中、山の中を歩くようなアプローチ」がテーマとなりました。限られたスペースでも緑を楽しめる庭です。アプローチは2.2m程の旗竿の敷地で、そこから続く建物の右側は1mほどの外構部となっています。その狭いスペースにデッキをつくり、縁側のような庭もつくることになりました。

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趣きと利便性を併せ持つ和の庭

完成したオモテの庭は、和の様相を醸し出す、見事な庭園となりました。床一面に岐阜の美濃石を敷いて、植栽にはアオダモやソヨゴ、ジューンベリーなどを採用。そこへ木製の門柱や自転車小屋、さらに水栓も設けて、庭園のイメージを保ちながら便利なモノを加えていきました。

植物が大好きなご主人と奥様は、特に和風にこだわりはありませんでしたが、和の雑木や草花に満足されています。完成した庭も素敵ですが、30年、40年と長い年月をかけて美しさを増すのが和の庭の魅力でもあります。将来は緑豊かな樹木や苔のついた石畳、奥山を偲ぶ山野草など、趣きのある凛とした庭へと育っていくことでしょう。

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まとめ

狭いスペースでも、上手く和の要素を取り入れると劇的に変化する庭の好例がH邸のお庭です。これから新築を考えている方は、庭が狭くて素敵な庭はできそうもないとあきらめないでください。どんなスペースや立地でも、そこに適した最高の庭をつくることはできるはずです。どうしても無理と思ったら、その時はプロのガーデンデザイナーに相談するのも良いでしょう。

 

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