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2021/06/06
お出かけ

埼玉の魅力発見!!~埼玉県に行ってみよう

便利な交通アクセス、生活しやすい住環境、豊かな自然など多彩な魅力に溢れ、都市空間と自然環境にふれることができる埼玉県。そんな埼玉県にはあまり知られていない意外な魅力もたくさんあるのです。今回は、結構スゴイ知られざる埼玉県の魅力についてご紹介します。これを読めば、もっと埼玉県に興味がわくかも知れません。

埼玉の魅力発見!!~埼玉県に行ってみよう

江戸の一大食糧生産地だった埼玉

埼玉県は、周囲を東京、千葉、茨城、栃木、群馬、長野、山梨の7都県に接する広大な県域に人口726万人と、東京、神奈川、大阪、愛知に次ぐ全国で5番目に人口が多い県です。さらに市の数が40市と、日本一、市が多い県でもあります。

もともと埼玉という土地は、江戸時代に「川越藩」「岩槻藩」「忍(おし)藩」といった小さな藩が点在するだけで、その他の土地は「天領(てんりょう)」と呼ばれる江戸幕府直轄の領地として、江戸から運んだ堆肥(たいひ)を利用して農産物を生産し、その農産物を供給する、江戸の一大食糧生産地だったのです。

埼玉県で採れる生産量の多い農産物

そんな一大食糧生産地の歴史はいまに続き、日本一の生産量を誇る農産物も数多くみられます。全国的に生産量が多い農産物は「さといも」「ねぎ」「ほうれんそう」をはじめ、「ブロッコリー」「こまつな」「かぶ」「カリフラワー」などで、その他に「パンジー(苗)」「チューリップ」「洋ラン(鉢)」「ゆり」などの花の生産量が多いのも特長です。

埼玉県は、晴天の日が多く農業をするのに恵まれた気候

このように埼玉県で多くの農産物が生産される最大の理由に、埼玉県の気候があります。埼玉県といえば、毎年暑さ日本一の熊谷市が有名ですが、夏は高温で湿度が高く厳しい暑さが続き、冬は低温で乾燥した内陸性の太平洋側気候となり、北西からの強い「からっ風」と呼ばれる季節風が吹き、乾燥した晴天の日が多いのが特徴といわれています。全国的に見ても埼玉県は晴天の日が多く、この気候が農産物の生産に適しているということなのです。晴天の日が多いということは、洗濯をするのにもいい気候ですね。

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埼玉県は、香川県に次いで第2位のうどん県

埼玉県は、意外にもうどんの消費量が香川県に次いで第2位のうどん県だったのです。昔からうどんの原料となる小麦も主要作物として栽培されていたため、うどんの食文化が生まれたのかも知れません。そして埼玉県内には、美味しいうどん屋さんもたくさんあり、さまざまなご当地うどんがあります。川島町の「すったてうどん」、熊谷市の「熊谷うどん」、春日部市の「藤うどん」、鳩ヶ谷の「鳩ヶ谷ソース焼きうどん」、新座市の「にんじんうどん」)、所沢市の「武蔵野うどん」、そして鴻巣市の「川幅うどん」と、これほどのご当地うどんのある県は、珍しいのではないでしょうか。ちなみに、鴻巣市の「川幅うどん」は、鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅2537メートルを、2008年に国土交通省が、川幅日本一に認定したことを記念して発案されたもので、きしめんよりも幅広いうどんが特徴で、味も抜群。

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まだある、日本一の埼玉県

日本一の埼玉県はまだまだあります。埼玉県内を流れる利根川沿いにある東京と群馬を結ぶサイクリングロードは170キロもあり、長さ日本一。ちなみに埼玉県は、日本における自転車発祥の地であり、現在の県内の自転車保有台数も埼玉県が全国第1位なのです。

その他には、埼玉県民がよく食べる食品に、プリンとグレープフルーツがあります。総務省の「家計調査」によると、1世帯あたりの1年間の食料品の購入金額が2017年(平成29年)~2019年(平成31年・令和元年)の平均で、さいたま市がプリンとグレープフルーツの購入金額で全国1位に輝いています。埼玉県民のデザートはプリンとグレープフルーツなのでしょうか。うどんを食べた後はプリン!?

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まとめ

江戸の昔から自然と気候に恵まれていた埼玉県は、農業生産地として都市部へ農産物を供給する一大生産地でした。現在でも全国的に有数の農産地でありながら、埼玉県全域に行き渡っている鉄道や道路などのアクセスの便利さも、埼玉県で生活するうえで見逃せないポイントです。豊かな自然や公園の多さ、便利な鉄道アクセスに買い物のしやすい充実した商業地区など、生活するうえで必要なアイテムが揃う、そんな魅力満載の埼玉県を訪れてみると、住んでみたくなるかも知れません。