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2022/08/21
暮らし
#キッチン #コンロ #グリル

コンロは何口?魚焼きグリルって必要?~キッチン形状から考えるコンロ事情

マイホーム購入を考える時に、L型キッチン、アイランドキッチンなどキッチンの形状については具体的にイメージをすることはあっても、コンロの口数や魚焼きグリルについてはどうでしょう。ところが、実際の生活でキッチンを利用する場面では、とても大切な機能なのです。ではそのポイントについて見ていきましょう。

コンロは何口?魚焼きグリルって必要?~キッチン形状から考えるコンロ事情

キッチンの形状から考えてみる

コンロの口数を考える理由の一つとして、キッチンの形状があります。その形状によってはキッチンでの動きやすさに影響するからです。キッチンの形状の代表的なものは、主にI型、II型、L型の3種類。I型は、コンロ、シンク、調理台を横一列に配置するスタンダードな形状のキッチン。狭いスペースにも対応できますが、作業スペースがあまり広くとれず、作業しにくい面もあります。II型は、コンロ、シンク、調理台を2列に配置したタイプ。配置に空間が必要ですが、2人作業でも広く使え、調理は効率的に進められます。L型は、コンロ、シンク、調理台がⅬ字形状のキッチン。洗い物と調理を分けることができますが、コーナー部分がデッドスペースになりがちで、作業しづらい面も指摘されます。また、その下の収納部分も出し入れがしづらく、思ったほど収納はできません。机部分と下の収納部分を含めて、使い方の検討が必要になります。思い切って飾りスペースにしたり、その使い方を予め検討しておきたいところです。では、このようなキッチンスペースにどれ位のコンロが必要でしょうか?

キッチンコンロはなぜ3口?

一般的に、キッチンは「3口コンロ」というイメージを持っていませんか?調理をする時、炒め物をしながら鍋でお湯を沸かしてなど、同時に作業をすることがあると思います。コンロは多ければ便利に使えることから、何気なく3口コンロを選ぶ方がほとんどだと思います。そのポイントの一つが、2口でも3口でもあまり価格に影響しない点にあるため、多い方が便利との判断があるようです。使ってわかることは、鍋、やかんなどを乗せる五徳の部分が、そのコンロを使わなかったとしても、メインのコンロからの跳ね油やカスで汚れ、その度に五徳を取り外しての掃除が結構厄介ということです。また同時に3つのコンロを使うことは、あまりないということでしょう。しかし、調理途中、作った料理をそのままに後から少し手を加えたり、調理をしながらちょっと一品加えたい時などは、3口目があると便利なこともあります。また、一口故障した場合の予備といった考えもあるかも知れません。

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コンロの口数の多いことによるメリット

大家族や家に人が集まることが多い家庭では、数種類の料理を同時に調理する場合などは、コンロの数は多ければ多いほど便利なはずです。一方で、それほど人数がいない家族でも、朝だけは一度にたくさんのお弁当を作らなければならない場合など、忙しい時間帯には3口は必要になるため、設置メリットは十分感じられるはずです。少人数でそういう機会があまりない場合は、3口同時に使うことは無さそうなので、お手入れのことを考えると2口でも十分なのかもしれません。

魚焼きグリルって付ける?付けない?

入居後5年以上、魚焼きグリルを1度も使っていないという人がいます。ではどうするかというと、無水鍋やオーブンレンジで焼くといいます。その理由は、「掃除が面倒だから」とのこと。魚の焼きカスは、油汚れや臭いが取れにくく、長く臭いが残ります。最近のキッチン製品では、アイランドキッチンなどは魚焼きグリルが付いていないものもあります。着火ボタンも上部にあり、通常操作ボタンと魚焼きグリルがある場所は一見何もなく、引き出しが設置されていたりします。そこには、トング、菜箸等の用具類や、スパイス類、キッチンペーパー等々の備品の収納が可能です。従来のキッチンのように、小物収納ラックなどがコンロの周りにはなく、見た目にも整然としたキッチンを演出します。では、魚焼きグリルの使用機会はどのくらいあるものでしょうか?魚の調理は、フライやムニエルといった調理法で、焼く時はフライパンを使って焼く。本来の焼き方ではないかも知れませんが、焼けないことはないようです。掃除が嫌で焼くことをしなくなったり、汚れたコンロを買い替えても、なぜか一度も使わないケースもあるようです。魚焼きグリルも再考の余地がありそうです。

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まとめ

いかがでしたか?コンロの口数や魚焼きグリルの有無については、さまざまに意見が分かれるかも知れません。その場合は、家族のタイプから考えることができます。人数が少ない家族では、2口タイプで十分かもしれませんし、大家族であれば、3口でも足りないということもあるでしょう。魚焼きグリルの設置については、その調理法によっても必要性が変わります。コンロの口数やグリルの設置は、家族のライフスタイルに合わせて選ぶ必要があるようです。無駄なく無理なく、快適なキッチンライフを送りたいものです。

 

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