TOPICS
トピックス
2022/08/28
住まい
#階段下 #狭小スペース

階段下、どう使っていますか?
上手な狭小スペースの活用法

家づくりを考える際、リビング、キッチン、子供部屋など検討する場所はたくさんありますが、階段下の活用法については、設計段階から相談する方は少ないと思います。しかし、設計段階から考えておくことで無駄な空間を無くし、限られた空間を有効に活用することができるのです。階段下の活用法について、そのポイントはどんなところにあるのでしょうか。

階段下、どう使っていますか?<br />
上手な狭小スペースの活用法

階段下のスペース、無駄になっていませんか?

家づくりの際、階段下のスペースまで考える方は少ないのではないでしょうか。階段下は、スペースが大きく空いているわけではないので、日用品などの収納用に利用することが多いようです。階段のタイプにもよりますが、ドアを付けて、板で囲んで個室空間にできるものや、空間がオープンのままのものなど、そのスタイルもさまざまです。空間がオープンの場合、家具などを置いて使えそうですが、家ができてからでは、スペースに合うサイズの家具が見つからないケースもあります。棚も丁度合うサイズのものがあれば良いですが、階段の傾斜に合わせたものとなると、中々難しいようです。では、どういう使い方をしたら効率が良いのでしょうか。

狭小空間は、集中したい作業や勉強用スペースに

候補の一つとしてワークスペースがあります。リモート勤務を継続している企業も多く、「リビングで仕事をしているけど、ワークスペースが欲しい」という声は多く聞かれます。その場合、特別な工事の必要もなく、スペースに合うサイズで、空間に馴染みやすいデザインや材質のデスクと椅子を選んで設置するだけで、リモートオフィスが完成します。また、階段スペースはリビングルームに接することが多いので、共有で活用することも可能です。子供がいる場合は親の目も届きやすく、階段の傾斜が壁の役割となり半個室のようなスタディルームとして活用できます。階段下のため生活動線を遮ることにはならずに、家族の様子を感じながら作業や勉強に集中することができます。

⑪-2AdobeStock_516017690.jpeg

ワークスペースとして活用する時のポイント

これからマイホームを新築する計画がある場合、間取りを検討する段階で階段下の活用法も相談してみましょう。括り付けの棚の設置、スタディコーナーやワークスペースとして活用する意向を、事前にハウスメーカーの担当者や設計士に伝えることで、デッドスペースになりがちな階段下の活用法について、デザイン性も踏まえた提案をしてもらえます。設計段階からスペースの活用法が決まっていれば、階段下への照明や電源などの設置漏れもなくなります。

⑪-3AdobeStock_335581035.jpeg

マイホーム全体に一体感を持たせるために

設計段階であれば、スペースの空間サイズを計測し、バランスの良い括り付けデスクや家具の設置も可能になります。階段下はリビングに続く導線となっているケースが多いので、設置するデスクや椅子は、リビングのインテリアとの一体感を持たせるようにイメージしておくことが大切です。階段下とは言え、インテリアの一部として落ち着けるイメージのスペースづくりを進めましょう。


まとめ

階段下は、そのスペースを活用しようとしても意外に難しく、非効率なスペースになりがちなものです。そうならないためには、設計段階からハウスメーカーの担当者や設計士への事前の相談が大切です。階段下の空間は狭くても、リモートワークや勉強する場所として、半個室のような空間を生み出し、集中できるベストなスペースを作りだせるのです。

 

☆埼玉でおうち探し・家づくりは、

埼玉総合住宅展示場ナビ☆