TOPICS
トピックス
2022/09/04
住まい
#マイホーム #住宅購入

マイホーム購入
何歳で買いますか?

憧れのマイホーム、以前から購入を検討してはいるけれど中々決心がつかない。場所はどのエリアがいいのか、間取りはどうする、実家からは近い方がいいのか・・・。また、子供がいる場合、将来は独立して夫婦二人だけの生活になるのかなど、検討しなければならないことはたくさんあります。そんなことを考えながら、一体何歳で買うのが買い時なのでしょう?マイホーム購入、年代別に考えてみたいと思います。

マイホーム購入<br />
何歳で買いますか?

マイホームは何歳で買う?住宅購入者の平均年齢

国土交通省住宅局による「令和元年度住宅市場動向調査報告書」によると、世帯主が初めて戸建て住宅を購入した時の平均年齢は、注文住宅で39.1歳、分譲戸建住宅で36.8歳という結果が出ています。購入か賃貸かについてですが、購入の場合は、資金計画が必要で、ローンの年間返済額以外に関連諸費用、購入した不動産にかかる税金の算出も重要になります。賃貸住宅では、家賃と更新料、転居する場合の引越し費用と都度の敷金・礼金が発生します。どちらを選ぶかが最初の関門になりますが、今回は、資産となる「マイホーム購入」という立場から年代別に検討していきましょう。

20代でマイホーム購入

20代で購入した場合のメリットはどんな点でしょうか。

❶長期のローン設定が可能で、定年までに完済する可能性が高い。

住宅ローンは、通常35年のイメージがありますが、最近では最長50年ローンもあります。若いだけにいろいろな選択肢が選べ、順調に行けば、定年になるまでには完済できることになります。

 

❷月次返済額が負担にならなくなる。

共働きでも、収入の少ない場合、低価格帯住宅が主に対象となります。そのため、通常は通勤圏ながら少々郊外の上限3000万円台の物件にその視点が向き、月次返済額の抑えられる住宅を購入する場合が多くみられるようです。しかし、勤続年数が増えれば収入も増え、年齢が上がる分収入も上がり、当初設定した月次返済額が、さほど負担にならなくなることが考えられます。そもそも低価格帯住宅であることで、余力を貯蓄することも可能なため、生活に余裕が出ることは少なくありません。

30代でマイホーム購入

次に、30代で購入した場合のメリットを挙げてみましょう。

❶購入最適世代で、返済シミュレーションのモデルケースが参考になる。

マイホーム購入が最も多い30代。返済診断例が、「35~39歳」をモデルケースに作られていることが多く、まさに住宅メーカーのコアターゲットとなります。社会人として安定期に入ったこの年齢層への選択肢は多く、決意を後押ししてくれるでしょう。

 

❷候補先の郊外分譲地には同世代が多い。

数戸から二十戸程度の分譲戸建てエリアは、郊外でよく見られます。その一角を購入した場合、他の入居者もほぼ同年代の小さな子供がいる家族の場合があり、良好なコミュニケーションが取りやすくなります。近所に同世代の同じような境遇の家族がいると、安心感も出てきます。

②-2AdobeStock_353383389.jpeg

40代でマイホーム購入

社会でも会社でも柱となる年層の40代。ここからのマイホーム購入はどうでしょうか。

❶知人の購入経験談を参考にできる。

40代でマイホームを購入する場合、若い時代に購入した友人たちの経験を聞き取り、住宅購入に活かすことができます。購入エピソードや実際に住み始めてからの生の声を聞くことで、しっかりとした現実を捉えての計画が立てられます。

 

❷子育て期間を終えてからの夫婦基準の家づくりが可能。

子育てを終え、初めてマイホームを取得することが多いのもこの世代。その場合、子供を想定したスペースはあまり必要がなくなります。夫婦二人での暮らしを基準にしたマイホームづくりができ、さらに老後を視野に入れた、年齢に応じた必要最小限のコンパクトな家づくりが可能となります。

 

❸自己資金がある。

この年代まで共働きをしたケースを想定した場合、ある程度の貯蓄があると思われます。そのような場合、頭金を多目に設定すれば、仮に80歳で完済の住宅ローンを45歳で組んだ場合でも、35年の長期返済も不可能ではありません。場合によっては相続や生前贈与も考えられ、繰り上げ返済も考えられます。

②-3AdobeStock_418840759.jpeg

各世代に共通して考えておくべきリスク

気を付けておく必要があるのは、資金が掛かると思われる節目に、しっかりと支出を管理することです。子供がいる場合、教育費、習い事などにお金が必要になります。20代でも40代でも、どこかで教育資金は掛かってきます。大切なのは、子供の成長に合わせて、必要となる資金を想定しておくことなのです。また、転勤が想定される方は、売却せずとも期間限定の賃貸物件に回すことができます。購入時に、賃貸の人気エリアを検討することも必要かも知れません。そして、特に40代は成人病が気になる年齢になり、体調管理には十分注意しましょう。


まとめ

ご紹介したケースは、あくまでも一般的に考えられる例です。当然、現実的には当てはまらないこともあるかと思います。マイホーム購入を具体的に進めるためには、家族で十分検討し、買い時の目標を立て、計画を実行できるタイミングがベストと言えるのかもしれません。

 

☆埼玉でおうち探し・家づくりは、

埼玉総合住宅展示場ナビ☆