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2022/09/18
暮らし
#洗濯機 #縦型ドラム式 #生活家電

生活家電の洗濯機選び
縦型?ドラム式?

マイホームの新築時に買い替えを考えるのが生活家電です。縦型とドラム式に分かれる洗濯機は、数万円のものから数十万円のものまであり、一度購入すれば10年以上使うケースが少なくありません。今回、洗濯機の選択を迷っている方に向けて、洗濯機の特徴についてまとめてみました!

生活家電の洗濯機選び<br />
縦型?ドラム式?

「縦型洗濯機」のメリット・デメリット

<メリット>

メリットは、価格の割には高洗浄力を有するところでしょう。水をたっぷり使って洗剤を泡立たせることから、しつこい汚れなどもしっかりと落ちると言われています。躯体もスマートで場所いらず、それほど面積をとらずに使えるので狭小空間には重宝です。ラインナップも多いのが嬉しいです。

 

<デメリット>

水を多く使うため、節水性は優れているとはいいがたい点があります。また、動作がいわゆるこすり洗いになり、衣類が絡むために繊維が傷みやすい点があります。サイズの大きな洗濯物は、投入や引き出す作業が面倒な部分もあるかもしれません。

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「ドラム式洗濯機」のメリット・デメリット

<メリット>

節水性が高く、衣類の扱いが比較的ソフトであることがあげられます。洗い方の特徴として、洗濯物が持ち上げられて落ちるという、たたき洗いで汚れを落とすため、衣類の傷みが抑えられ、水の使用量も少なくて済むと言われています。付属の乾燥機性能も優れ、これを使えば洗濯物を干す手間も不要です。縦型にも乾燥機能はありますが、洗濯物が上から下に回転して落ちるこの方式の方が、短時間でしっかりと乾きます。仕事で外出する方は、朝回しておけば、夜の帰宅時には終わっており、梅雨時などはかなり便利です。形状的にも、上部を開け閉めすることがないので、上に物を置くことができます。スペースをとられてデッドスペースができそうであっても、使い方によってはうまく空間を活かすことも可能です。

 

<デメリット>

蓋の開け閉めがあるため、ある程度のスペースは必要になってきます。価格も高いものは数十万円するものも見られます。まだまだ高価といえるでしょう。さらに設置面積が大きいうえ、蓋が手前に開くため、その分のスペースも必要となります。また、少ない水で洗うため、洗剤の泡立ちによる洗浄力が、縦型ほど期待できないという声も聴かれます。気を付けたいのが、白物と色柄物をしっかり分けて洗うこと。少量の水で洗うため色移りのケースが見られるようです。また、途中で蓋を開けて洗濯物を追加することができない製品もあり、購入時には確認が必要です。

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縦型?ドラム式?家族構成&ライフスタイルで選んでみる

縦型とドラム式のそれぞれの特徴を挙げてみましたが、決め手に欠く場合は、家族構成で決める方法もあります。例えば、小さい子供がいればすぐに乾かす必要があり、干す時間すら惜しいもの。そんな時は、ドラム式は重宝します。一方で小学校高学年から高校生までは、部活などによる汚れが想定されます。この場合は、洗浄力の高い縦型の方が役立つかもしれません。年齢と共に洗濯作業が大変に感じられるようになってきた場合は、ドラム式は便利です。家族構成やライフスタイルに合わせて、利便性の高いタイプを選択してください。

実用性を考慮して選ぶ3つのポイント

どちらのタイプか決めてからも、まだ検討するポイントがあります。それは、容量、サイズ、メンテナンスです。

 

・容量を決める

人数と洗濯頻度を考慮しましょう。メーカーなどの説明を見ていくと、1名の1日の選択量は約1.5kgだとか。4人家族で6kg容量が適しているといわれます。しかしながら、仕事で週末にまとめて洗濯したい、運動などで通常より量が多くなる、布団も丸洗いしたいなど、人数だけでは計れないものがあります。オススメは想定の1.5倍容量。そして気を付けたいのは乾燥機の容量です。通常は、洗濯容量より乾燥容量の方が少なく設定されていますので、一気に自動で行いたい場合は、乾燥容量を基準にしましょう。

 

・大きさを決める

設置場所とサイズを確認しましょう。大切なのは設置場所と搬入方法です。扉サイズやエレベーターサイズ、階段、廊下幅などを調べておきましょう。稀に運べないケースもあるので確認はしておきましょう。一般に、製品本体サイズに加えて10cmのスペースがあればいいようです。洗濯機によっては、本体周囲にどの程度のスペースが必要かということが決められていますので、購入時に確認しておきましょう。既に防水パンが設置されている場合は、枠内に収まるサイズかどうかも重要なポイントです。


まとめ

現在の洗濯機は驚くほど高性能になってきており、一度購入すれば10~20年は使えるものになります。搬入経路などで断念することもあるかもしれませんが、設置場所のサイズに合わずに欲しいものを諦めることは避けたいものです。洗濯機の設置を考えると、洗面やランドリールームはある程度の広さを持ったほうがいいでしょう。どんなタイプの洗濯機も設置できるような設計をして、ベストな空間を作りたいものです。住宅展示場には最新家電が設置されているので、洗濯機のみならず設計時や生活のヒントが満載です。自分だけでは気付かなかった発見があるかも知れません。是非住宅展示場を見学して、生活家電の設置はもちろん、家づくりのヒントを見つけてください。

 

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