日本の季節を楽しむ家づくり

日本には春夏秋冬の四季があります。これから秋本番ですが、季節の移り変わりを楽しめるのも、日本で暮らす楽しみの一つと言えます。そんな季節の移り変わりを自宅にいながらにして感じられるなら、どんなに素敵で楽しいことでしょう。そこで今回は、日本の四季を感じられる、季節を楽しむ家づくりのために知っておきたいポイントについてご紹介します。

ポイントは「風の通り道」と「日差し」

季節を感じられる家をつくるために一番大切なことは、自然を活かした間取りを心掛けることです。そのためには「風の通り道」と「日差し」が重要となります。「風の通り道」は、どの部屋でも空気が淀まないように、風の入り口と出口を設けることが大切です。そして「日差し」は、必要な場所に窓などの開口部を設けることがポイントになります。

外の景色を取り入れる「借景」のある家

自宅の庭の木々を眺めながら、ゆったりと季節の移り変わりを五感で感じことは、とても贅沢なことです。家の庭や家の前の景色に梅や桜のような季節を感じさせる木々がある場合は、室内から見える借景として取り入れてみましょう。そのためにも窓を大きく確保してください。四季によって違う姿を見せる自然の恵みは、きっと心地良い刺激を与えてくれるはずです。ただ、夏場の暑さや冬場の寒さを考慮することもお忘れなく。

光の取り入れ方を工夫する

その対策として、日差しが強い夏には窓の外側に設えた格子で、ほどよく陽の光をカットし穏やかな日差しに変えたり、また逆に光が乏しい冬には大開口の窓を存分に開け放ち、温かみのある光を取り入れるなど、季節に合わせて光を自在にコントロールすることで、暑さや寒さ対策をすることも大切です。季節や時間で移ろう光と影もまた、季節を感じさせてくれるもの。光の取り入れ方を工夫して、大いに楽しみたいものです。

緑を植え替えて季節感を演出

庭や玄関先にある花や木々を季節ごとに植え替えるのも良いでしょう。特に玄関は訪れる人が一番目にする場所のため、季節感を感じさせる効果的な場所となります。わざわざ植え替えをしなくても、季節に応じて変わる庭木の景色を楽しむこともできますが、より季節の変化を求めるなら、花は簡単に植え替えができるためオススメです。

ウッドデッキと庭をつないで季節を感じる

庭に直接アプローチできるウッドデッキや、一部分を地面に近い高さまで低くしたインナーテラス、土間などを設けることで、庭との一体感が生まれ、より一層肌で季節を感じることができます。

小窓を設置して季節の変化を楽しむ

季節の変化によって月や太陽の位置が変わるため、光の入射角度が変わります。小窓を開けて月光を誘ったり、陽の光を入れたりすることで、季節の変化が暮らしの楽しみの一つになります。

まとめ

日本の四季の変化を感じる家づくりのポイントは、「風の通り道」と「日差し」にあります。そのために季節に合わせて窓の位置や大きさなどを工夫することで、室内に季節を取り込むことができます。また庭や玄関先などに木々や花々を植えることで、より季節感を演出することができます。季節を楽しむ家づくりの参考にしてください。

☆埼玉でおうち探し・家づくりは、

埼玉総合住宅展示場ナビ☆