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2022/10/16
住まい
#家づくり #浴室 #間取り

浴室をつくる前に
知っておきたいこと

浴室の設置を検討するとき、浴室の種類やデザインに気を取られてしまいがちですが、浴室は給排水設備の工事を伴い、一度配置すると簡単には変更できないため、設置場所については慎重に考えなければなりません。そのため、キッチンや洗面所などの水まわりも意識しながら、浴室の配置を考えることが重要です。今回は、浴室を設置するときに注意すべきポイントについて紹介します。

浴室をつくる前に<br />
知っておきたいこと

浴室を配置する階数

一般的には、浴室は1階に設置されるケースが多いでしょう。その大きな理由は、メンテナンスのし易さもありますが、配管の故障などにより漏水が発生した場合、2階で溢れた水が1階まで流れ出し、場合によっては家中水浸しになる危険性があるためです。では2階以上に浴室を設置する場合のメリットはと言えば、プライベート性が高くなることがあげられます。そして、浴室がない分1階のスペースが広く使えることもあるでしょう。ただ高齢者が同居する場合は、浴室への移動が不便になることも考えられるので、住む人の生活スタイルに合わせて考慮することも重要なポイントです。

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家族の生活動線に合わせた浴室への動線

浴室も生活動線上に効率よく配置すれば、より生活しやすい住環境が整います。仮に家事動線を優先する場合は、キッチンに近づけたり、浴室の隣に脱衣所と洗濯機を設置するスペースを確保する間取りにします。また、家族が集まるリビングと浴室を近づけて、家族間のコミュニケーションが生まれやすい環境にすることもできます。日々の家族の生活スタイルに合わせて、使いやすい間取りを考えることが大切です。

浴室の間取りで気をつけるポイント

浴室は浴槽と洗い場で構成されています。現在ではユニットバスが一般的ですが、サイズは、0.75坪、1坪、1.25坪といった広さのものが選ばれるケースが多いようです。いづれにしても自宅に合ったサイズを選ぶことが大切です。そのためにもユニットバスのサイズなどは事前に調べておくと参考になるでしょう。

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ストレスのない間取りと浴室を考える

家族の生活リズムに合わせて、浴室や洗面所、脱衣所をストレスのない間取りにするにはどうすればいいでしょう?ただ広くすれば良いというわけではありません。大切なことは機能をまとめ、それぞれを独立させ、さらに動線でつなげるという視点で考えることです。例えば、洗面所と脱衣所を個別に独立させれば同時に使用することができますが、その場合に浴室などの水まわりにどれだけのスペースを割けばよいのか、しっかりとイメージすることが重要になってきます。


まとめ

浴室は毎日使う場所なので、利便性を重視することが大切です。そのためにも家全体の間取りや家族の日常の生活リズムをよく理解し、階数や生活動線を具体的にイメージして考えることが大切です。

 

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