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2022/10/23
住まい
#在宅ワーク #ワーキングスペース

わが家のLDKにつくる
ワーキングスペース!

コロナ禍から広まった在宅ワーク。家でいつでも仕事ができるからラク!と思いきや、実は不満のある方も少なくないようです。通勤はなく時間も節約でき、効率的ではあるものの、自宅に個室がない場合はどこで仕事をしたらよいのでしょうか?そんな方に、在宅ワーキングスペースの在り方について解説していきます。

わが家のLDKにつくる<br />
ワーキングスペース!

ワーキングスペースに必要な設備

在宅ワークをまさに可能にしたのが、IT機器の充実です。今や欠かせないのがパソコン、スマホといった通信機器。これがないと仕事は不可能です。またその前にWI-FIなどのネット環境も忘れてはいけません。当然と言えば当然ですが、実際ネット環境のない自宅で仕事をするために、急遽整備した方が割といるようなのです。さらにWeb会議の際の背景、出力が必要な仕事にはプリンター、スマホの充電や機器用のコンセントなど、在宅ワークで必要なものを一度リストアップしておきましょう。

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どこに、どれくらいのスペースを確保?

在宅ワークでは、個室が無い場合は、リビングダイニングのテーブルを使うケースが多いのではないでしょうか。しかし、リビングですから書類やPCをすべて放置状態にしておくのも限界があります。そこでオススメは、リビングダイニングの片隅にワーキングスペースを設置することです。広いスペースをとる必要はありません。カフェの一人掛け程度のスペースが確保できれば十分です。

ワーキングスペースに必要なサイズ

では、実際どの程度のスペースがあれば仕事ができるのでしょう。一般的に会社などで使っている事務用デスクのサイズを想定してみると、

・コールセンターなどでよく利用される小デスク:幅80cm

・一般企業が設置する片側引き出しタイプの小デスク:幅100cm

 

このサイズだと、大きなデスクトップPCではスペースがとられてしまいますが、ノート型のパソコンだとピッタリです。カフェの一人用スペースは、一般的に幅60cmで設計されていることが多いようですが、やはり狭く感じます。その点、会社などで導入しているデスクサイズは、コンパクトながらよく考えられたサイズで作られているといえそうです。

インテリアとしての統一感で選んでみる

仕事用のデスクとダイニングテーブルは、同じテイストで合わせるのは難しい組み合わせですが、リビングダイニングのスペースの統一感を考えると、脇に置くデスクのテイストはできれば調和させたいものです。そのためには既にあるリビングダイニングの家具類の色目を意識して選ぶことが大切ですが、大体はブラック系、ライトブラウン系、ダークブラウン系で統一されていると思いますので、そのあたりの色調を判断基準に選択しましょう。また収納も一工夫し、机の上にはできるだけ物を置かずに、家具類と色目を合わせた収納ケースなどを置くのがオススメです。ポイントは、リビングに使用されている素材&カラーに合わせること(木目と色調など)。例えば、テーブル脚が全て鉄でブラックならばそれに倣い、天板がダークブラウンならばそれに倣い…というスタイルです。このように合わせて選ぶと違和感がありません。これが、後付けで設置するワーキングスペースがインテリアの邪魔にならない秘訣ともいえます。

環境づくりで気持ちを切り替える工夫

在宅ワークをするときに注意したいことが、切り替え方です。テレビ好きな方は、ワーキングスペースからテレビが視界に入らないように設置するなど工夫をしましょう。オンライン会議などを実施する場合も、リビングダイニングで背景が見えてしまうのはあまりよくないものです。オンライン会議をすることがある方は、背景に何が映るか計算しておくことが必須です。例えばキッチンが映り込んでしまう場合は、簡易で軽量なパーテーションなどを用意しておくと便利です。

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さらにワーキングスペースの理想型を追求

今後、理想のワーキングスペースを追求するのであれば、ちょっとした整備をしてみましょう。例え自宅であっても、パソコンに向かって長時間仕事をするなら快適に過ごせる工夫があるものです。例えば、疲労を軽減するタイプの椅子を使う、眼精疲労しにくいモニターカバーやパソコン用眼鏡を利用するなどです。これらのアイテムも、やはりリビングダイニングのインテリアのイメージに合わせたものを選ぶことで、統一感を演出できるようになります。


まとめ

今後も増える傾向にある在宅ワーク。自宅に個室が無くても、リビングダイニングで十分対応できることがご理解いただけたのではないでしょうか。少しの工夫で、同じ空間でもセパレートな空間に仕上げることは可能です。自宅のリビングダイニングの一角に工夫を凝らした統一感のあるワーキングスペースを設置して、満足できる仕事環境をつくりましょう。住宅展示場のモデルハウスでは、各ハウスメーカーが提案するワーキングスペースを見学することができます。是非参考にしてください。

 

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