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2022/10/30
暮らし
#マイホーム #食洗器

マイホームに食洗機設置で
ゆとりある時間づくり

キッチンは、特に拘りたい場所。マイホームを新築するとなるとキッチンに拘りたくなるのも当然です。食洗機が浸透してきた昨今、食洗機に対して様々なイメージがあるかと思いますが、実際のところはどうなのでしょう。今回は、食洗機のメリット・デメリットや導入方法などについてみていきましょう。

マイホームに食洗機設置で<br />
ゆとりある時間づくり

マイホームに設置する食洗機の種類

食洗機には卓上型などもありますが、マイホームを新築するなら、やっぱりビルトイン型でしょう。コストは卓上型よりも掛かりますがスペースを取らないため、すっきりとした印象にすることができます。設置には給排水工事が必要となり、サイズは主に、幅45cmと60cmのものがあります。

食洗機を設置するメリット

さて、食洗機導入のメリットはどんなものになるのでしょうか。当然、片付け時間の短縮にはなりますが、その他にも、

・雑菌が発生しにくい

・手洗いより節水が可能

・荒いムラが残らない

といったものがあります。

食器洗いは、家族がいれば結構な時間がかかります。食洗機があれば、別の家事や他のことができるため、時間の有効利用ができます。また、雑菌の発生を抑えながらしっかりと洗うことが可能です。実は、食器洗い用のスポンジは雑菌が繁殖しやすく、食器に雑菌が移ることもあるのです。節水については、食器1点を洗うのに約1.9ℓの水を要するといわれています。食洗機の場合、この約1/9で洗浄が可能といわれ、洗いムラも残りにくく、酷い油汚れなどに対しても二度三度といった洗浄の必要はありません。例えば手洗いの場合、約20~30℃の水やお湯で洗っている方が多いと言われていますが、動物性の油脂は約40~50℃の湯温でなければ溶解しづらいものなのです。食洗機の場合は、約60~80℃の高温で洗浄し、油汚れを落とします。高圧の噴射力で、食器類の隅々までしっかりと汚れを吹き飛ばしてくれるのです。

食洗機を設置するデメリット

では、食洗機導入のデメリットは何があるのでしょうか。

ざっとあげると

・結局手洗いをするのではないか?

・使用できない食器があるのでは?

・結局時間がかかる

・音がうるさい

・定期的なお手入れが必要

といったことが考えられます。

食洗機に直接汚れたままの食器を入れると、洗い残りが発生します。茶碗にこびり付いた米つぶや油汚れは、完全には落とすことができないのが事実です。製品性能の高低にもよりますが、一般的には、予洗いが必要となり、全く手がかからないというわけではありません。さらに、食洗機に全ての食器を入れてもいいかというと、そうではありません。木製食器などは基本的に入れないことが原則となっています。製品ごとに購入時の確認が必要でしょう。また作動時間も約1時間かかります。音も大きく、作動音が気になることも考えておく必要があるでしょう。庫内全体は、1~3ヶ月に1回程度の洗浄が推奨されているほか、残菜フィルターは毎日洗う必要があり、放置しておくと悪臭発生の原因となるので注意が必要です。

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価格はどれくらい?

デメリットもありますが、キッチンでの手間を省き、作業を効率的にし、きれいに保つのであれば、食器洗浄機の利便性は高く評価されるものです。では、マイホームに設置するためにはどれぐらいの予算が必要になるのでしょうか?ビルトイン型の場合は、価格は20万円程度のものが多くラインナップされているようです。もちろん、メーカーや機種によっては、もっと安いものもあるので、導入を検討される方は各メーカーの製品スペック&コストを比較してみてはいかがでしょう。

ランニングコストは?

電気代、水道代のランニングコストは、家族構成や普段の手洗い方法によっても違ってきます。例えばお湯を使う頻度が高く、家族が多くて毎日2回以上食器を洗うというご家庭では、節約になる可能性は高いでしょう。実コスト以外にも、共働き世帯の場合、手間暇のかかる作業をラクにし、家事工数を軽減してくれるのは大きなポイントになると思います。

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専用洗剤の種類や特徴

食洗機専用の洗剤には、粉タイプ、ジェルタイプ、タブレットタイプの3種類があります。 粉タイプは、洗濯洗剤のように、酵素やアルカリ剤、漂白剤などが配合されています。アルカリ性が強いため、アルミ素材の調理器具や食器類は化学反応を起こし白くなります。また、グラス類は水垢がつきやすく、白く曇りやすいのが特徴です。ジェルタイプは、粉末タイプとは違い、溶け残りがないので、グラス類には水垢がつきにくいことが特徴です。使いやすさはメリットですが、価格は粉タイプよりも少々高いのが欠点です。タブレットタイプの場合、計量なしに投入することができますが、一方で、食器が少ないときや多いときで量の調節できないのが欠点です。無駄が出てしまうことはなるべく避けたいところです。


まとめ

マイホーム新築にあたって食洗機を導入すべきかどうかは、設置するスペースや初期費用、家族構成を踏まえて検討しましょう。食洗機は、ゆとりのある時間や家族との団欒の時間、有意義な時間をつくりたいという方にはオススメです。食洗機は、忙しい毎日の心強いサポートアイテムとして毎日活躍してくれるでしょう。

 

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