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2022/11/13
住まい
#家づくり #建築費用 #予算見える化

夢のマイホーム!
予算の見える化で
想定外の費用対策

いざマイホーム購入となると、土地の代金や建築費に加えて、庭があれば庭の造作、駐車スペース、さらには内装や照明、インテリア等、想定しておかなければならない費用が結構あるものです。実際に土地の取得から住宅建築を進めるとなると、思いもよらない費用が発生してくるものです。新築した後に予算オーバーとならないように、想定される費用についてはしっかりと把握しておきましょう。

夢のマイホーム!<br />
予算の見える化で<br />
想定外の費用対策

登記、税金関係の費用

家を建てる場合には、書類貼付用の印紙代などの費用もしっかりみておく必要があります。主なところでは、登記やローン契約で必要になる手数料、税金関係があります。契約書に必要な印紙ですが、契約工事請負契約書、金銭消費賃貸契約書等、家づくりでは数種類の契約書を交わす必要が出てきますが、こういった書類ごとに印紙税が掛かってきます。

例を挙げれば、

500万円超1,000万円以下 ・・・5,000円

1,000万円超5,000万円以下・・・10,000円

印紙代でこんなにかかるの?と思ってしまうかもしれません。

他にも登記を依頼する司法書士の報酬等があり、数万円単位での出費が必要になります。

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上下水道は無料ではない

住宅新築時に掛かる費用としてあまり知られていないものに、上下水道を新規にひいたり、メーターを変更したりする際に掛かる「受益者負担金」があります。この受益者負担金は一律ではないのです。各自治体によって異なり、例を挙げれば、東京23区内の場合、受益者負担金はなし。東京郊外の八王子市の場合は1㎡あたり486円、町田市では1㎡あたり260円となります。100㎡の土地の場合、八王子市は48,600円が必要になってくるのです。さらに厄介なのは、自治体によっては立会検査料なるものや新規給水負担金といったものを請求される場合もあるため、建設地のケースを事前に調べておく必要があります。

意外と見落としがちな引越し費用とその時期

住宅建築のことばかりに気をとられ、意外と見落としがちなのが、現在の住まいからの引越し費用です。引越し費用は、移動距離と積載量によって変動するため事前確認が必要です。そして大事なポイントは、引越しをする時期です。新入学や卒業、企業の異動が多い時期は、金額が跳ね上がることがあるため、この時期を避けての引越しが望ましいと言えるでしょう。

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追加造作工事

いよいよ待ちに待った新築マイホームができ上がってくると、予想とは違っていた部分がクローズアップされてきます。そうすると、ここに飾り棚をつけよう、クローゼットには仕切りが欲しいな、ここには収納があったほうがいい、などといった追加要望が出てきます。追加工事をすることで、予算外の追加費用が掛かることがあるので注意が必要です。

地鎮祭を想定

新築住宅を建てる際に実施するのが地鎮祭です。実施するかどうかの判断はあると思いますが、地鎮祭は「鍬入れ式」とも呼ばれ、建築工事を始めるにあたり、無事完成と工事期間の安全を祈る日本の伝統的な儀式です。この地鎮祭に掛かる費用ですが、神主さんへの玉串料、お酒や塩、米などのお供えの準備、工事関係者へのご祝儀などがあります。具体的な費用については、住宅メーカーの担当者に相談しながら予算を組んでおきましょう。

各種保険料も予算化

住宅購入時にほとんどの方が加入するものに、火災保険と地震保険等の災害保険があります。これらの保険は、数年単位から10年単位で契約するため、一括で支払おうとする場合は、数万円~数十万円の掛け金が掛かります。住宅の建築構造、サイズ、補償内容等によって掛け金が大きく変わるため、事前にしっかりとリサーチをしておきましょう。


まとめ

住宅を新築する際、知らなかったり見落としていたりと想定外の費用が結構あるものです。これらの費用を合算すれば、あっという間に金額は膨れ上がってきます。予算オーバーとならないためにも、土地代や建築費用の他にも想定される費用をできるだけ細かく洗い出してリスト化し、予算の見える化をすることが大切です。

 

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