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2022/11/20
住まい
#家づくり #吹き抜け

吹き抜けにしたい!
そのメリット・デメリットとは

せっかく一戸建ての家を建てるのなら、開放感のある吹き抜けにしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。ただ、しっかりその特徴を把握していないと、建ててから後で後悔する事にもなりかねません。では一体、吹き抜けにはどんな特徴があるのでしょうか。今回はそのポイントについて調べてみました。

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そのメリット・デメリットとは

吹き抜けとはどんな構造なの?

吹き抜け構造とは、一階と二階を縦に合わせた空間構造で、下階の天井と上階の床を無くしたひと続きの空間のことを指します。リビングや階段、エントランスなどによく見られる構造で、そのデザイン性の高さから注文住宅などで特に人気があるようです。

では、そのメリットとはどのようなものなのでしょうか?

吹き抜け構造のメリット

吹き抜けのメリットは、何といっても開放的でおしゃれな空間を演出できることです。

具体的には、

・居住空間を広く感じることができる(開放感)

・採光に優れる

・風通しが良く、家族の動きも確認

といったことが挙げられます。

 

具体的には、

・居住空間を広く感じることができる(開放感)

吹き抜けにすることで縦空間が広がり、多少床面積が狭くても圧迫感から開放されることができます。リビングを吹き抜けにした場合、広々と気持ちの良い空間を作り出すことがでえきます。家族が長くいる憩いのスペースですから、少しでも快適な居住空間にしたいものです。

・採光に優れる

吹き抜けによって生まれた縦空間の高いポジションに、光を採り入れる窓を設置することができます。これにより外光をしっかりと取り込むことができ、日当たりのあまり良くない立地でも、明るい部屋を生み出すことができます。

・風通しが良く、家族の動きも確認

一階と二階の空間が繋がることで、室内の空気の循環が良くなり、家の中の風通しが良くなります。さらに、家の作りによっては、二階の部屋に出入りする家族の姿を確認することもできるため、リビングにいながら家族の動きを自然に感じることも可能になります。

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吹き抜け構造のデメリット

一方で、「吹き抜けは寒い」との声もあり、吹き抜け構造にすることに不安を感じるのも正直なところでしょう。ここで吹き抜けのデメリットについても、しっかり把握しておきましょう。

・空調効率が良くない

・高窓の掃除などが難しい

・二階のスペースが狭くなる

・音やニオイが気になる

 

・空調効率が良くない

これは住んでみるとよくわかることですが、冬季は暖気が上階の天井近くに滞留し、足元が寒く感じられます。細かく仕切られた部屋と比較すれば、冷暖房効率が悪く、暖かい空気が上昇する性質からも、部屋の寒さを感じることがあるかも知れません。ただ、近年の住宅は気密性や断熱性に優れ、高効率になっていることから、全館空調や床暖房を採り入れたり、またシーリングファンを取り付けるといったことで、かなり改善されてきているようです。

・高窓の掃除などが難しい

その構造から、高窓やシーリングファン、照明の掃除はかなりやっかいといえるでしょう。専門業者に依頼するなど、設計段階でメンテナンスの方法についても検討し、設置してから困らないようにしておきたいものです。

・二階のスペースが狭くなる

天井を抜くことで、つまり二階部分の床を抜いて吹き抜け構造とするため、その分二階のスペースは狭くなるか無くなることになります。家全体の床面積に制限が生まれることになります。憧れの吹き抜けとはいえ、吹き抜けをとるか、現実的に有効なスペースを確保するか、しっかりとした判断が必要になります。

・音やニオイが気になる

吹き抜け構造では、音や臭気が拡散しやすくなります。音楽鑑賞やテレビ視聴時の音、また、調理中の料理のニオイは当然に拡がってしまいます。

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まとめ

吹き抜け構造にはメリットもデメリットもありますが、それは考え方次第ということになります。家族が時間と空間を共有している実感が得られるメリットもあれば、音漏れやニオイの拡散などのデメリットもあります。吹き抜けにする場合は、空間演出とともに暮らしやすさにも目を向けることが大切です。一生に一度のマイホーム。納得できる家づくりをしたいものです。住宅展示場では、吹き抜けのあるモデルハウスを見学することができますので、是非、参考にしてください。

 

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