洗面台下の収納は、どうしても乱雑になってしまいがちです。スッキリ収納を実現するために、まずごちゃついてしまう原因を把握しましょう。
①入れたいものの種類も大きさもバラバラ
洗面台下に収納したいものは、バケツや大容量の洗剤の詰め替え容器といった大きなものから、歯ブラシやコンタクト用品といった小さなものまでさまざまです。それに加えて、家族の中の個人個人で使うものもあるため、それぞれが空いているスペースに何となく入れてしまうことも多く、気が付くと乱雑になってしまいがちです。
②深い奥行きや排水管の出っ張りがあって収納しづらい
洗面台下の奥行は40㎝~60㎝が一般的です。開き扉タイプの洗面台の場合、奥に入れたものが見えづらかったり、取り出しづらかったりします。また、バケツなどの大きいものは、排水管が通って出っ張っている部分にあたってしまうため、手前部分にしか置けないケースもあります。バケツを置いた後ろの部分は、何が入っているのかわからない空間となりがちです。
③ストックを把握できてなくて物があふれている
「日本石鹸洗剤工業会」の調査によると、2019年の時点で、シャンプーやボディーソープなど8品目の出荷量の約8割が詰め替え用商品になっています。詰め替え用商品は、大容量やセット売りのもの、セール価格のものも多く、「安くてお得だし、買っておいても悪くならないし…」とついつい買い込みがちです。その他にも、収納内のごちゃつきでストック数が把握できず、あるはずなのに見つけられずに余計に買い溜めしてしまうこともあります。
【参考】
④収納グッズを使わずに直置きしている
買ってきたものをそのまま洗面台収納に直置きしてしまうことも、ごちゃつきの原因です。奥行のある収納を効率的に使用したり、細かいものを仕分けするためには収納グッズは必須です。