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2023/03/20
暮らし
#収納 #冷蔵庫 #収納アイデア

今すぐできる!
取り組みやすい冷蔵庫収納の
アイデア10選

「冷蔵庫の中が片付かない」「整理整頓してもすぐにごちゃごちゃしてしまう」と悩んでいませんか?冷蔵庫の中身は毎日出し入れするため、ルールを決めておかなければすぐに散らかってしまいます。冷蔵庫の中がきちんと整頓されていれば、取り出したいものがすぐに見つかるので、冷蔵庫の前で探し物をする時間を減らすことができます。すっきり片付いた冷蔵庫は、「何が入っているか」「賞味期限が近いものはないか」が把握しやすくなり、無駄な買い物をなくして食品ロスを減らせます。また、冷蔵庫の扉を開けている時間を短縮できるため、光熱費の節約にもなります。本記事では、冷蔵庫が片付かない原因や、冷蔵庫の収納アイデアをご紹介いたします。冷蔵庫の収納に困っている方は、ぜひ参考にしてください。

今すぐできる!<br />
取り組みやすい冷蔵庫収納の<br />
アイデア10選

■冷蔵庫がごちゃごちゃしてしまう原因

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冷蔵庫の中は、片付けてもすぐに散らかってしまってはいませんか?冷蔵庫がごちゃごちゃしてしまう原因には、次の3つが挙げられます。

 

●冷蔵庫の中身を確認せずに買い物に行く

冷蔵庫に何が入っているか把握せずに買い物に行くと、「もしなかったら困るから買っておこう」ということになり、既にある同じものをまた買ってしまうことがあります。その調子で冷蔵庫の中身がどんどん増えていき、奥の方に何があるか把握できない状態になるため、冷蔵庫がごちゃごちゃしてしまいます。

 

●買い過ぎてしまう

安いからといって必要以上の量を買ったり、美味しいと聞けばすぐに買いたくなったりする人も、冷蔵庫の中がごちゃごちゃになりがちです。使い切る前に傷んでしまったり、賞味期限切れになったりすることもあるでしょう。

 

●収納場所を決めていない

何をどこに収納するのか決めていないことも、冷蔵庫がごちゃごちゃする原因です。収納場所を決めていなければ、空いている場所に適当に入れてしまうため、同じ種類の食品をあちこちに収納してしまうことになります。見た目がごちゃごちゃするだけでなく、何がどこに入っているかわかりにくくなり、探すのが大変で重複買いの原因にもなってしまいます。食品ごとに冷蔵庫のどのエリアに収納するか決めておくことで、中身を把握しやすくなります。冷蔵庫は家族みんなが出し入れする場所なので、収納場所を決めたら家族にも共有しておきましょう。


■今すぐできる!冷蔵庫収納のアイデア10選

ここからは、冷蔵庫を快適に使うための収納アイデア10選をご紹介いたします。冷蔵庫を整理整頓すれば、「食品の無駄を減らせる」「無駄な買い物を減らせる」「電気代を減らせる」と良いことずくめです。今すぐ簡単にできる収納アイデアばかりなので、ぜひ試してみてください。


① 同じ種類の食品は手前から奥へ縦に並べる

同じ種類の食品をあちこちに入れていると忘れてしまい、賞味期限切れになることがあります。種類別にまとめておけば、冷蔵庫の中に入っている数量を把握しやすくなります。同じ種類の食品を収納するときは、手前から奥へ縦に並べて入れましょう。手前に賞味期限の近いものを収納すれば、冷蔵庫の奥で賞味期限切れになるのを防げます。


② 透明の保存容器を使う

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使いかけの食品を保存するときは、透明の保存容器を使うのがおすすめです。白い容器は清潔感がありますが、何が入っているかフタを開けて確認しなければわかりません。透明の保存容器ならフタを開けなくても中身がひと目でわかるので、食品ロスや無駄な買い物を防ぐことができます。また、保存容器を買い足すときは、重ねやすいように同じ規格のものを揃えるのがおすすめです。


③ 使いかけの食品はひとまとめにしておく

使いかけの食品を冷蔵庫に入れたまま、忘れてしまうことはありませんか?賞味期限切れになったり、忘れて同じものを買ったりしないように、ひとまとめにしておきましょう。また開封後は賞味期限に関わらず、早めに食べた方がいいものもあるので、開封日をメモしておくことをおすすめします。


④ 上段には長期保存が可能なものを収納

大容量の冷蔵庫は背が高いため、最上段は下の段に比べると手が届きにくいです。また、上段の奥の方に何が入っているか見えにくいため、収納していることを忘れて賞味期限切れになることがあります。そこで上段には長期保存が可能なものを収納しましょう。上段は持ち手が付いたケースを利用すると、奥の方のものも取り出しやすくなります。


⑤ 冷凍庫には立てて収納する

冷凍庫に重ねて収納すると下のものが見えないため、立てて収納しましょう。ファスナー付きの袋に小分けして、ラベルを付けて冷凍すると、立てて収納しても何を保存しているかひと目でわかります。ラベルは、ファスナー付きの袋の口に事務用のダブルクリップを付けて、シールを貼って中身を書いておくとわかりやすいです。袋が立ちにくいときは、ブックエンドなどの仕切りを活用しましょう。ただ家庭での冷凍は、冷凍食品のように長持ちしません。冷凍した肉の場合、保存期間は1ヵ月が目安といわれています。長期間保存すると冷凍焼けを起こすため、袋に冷凍した日付を書いておくか、先に冷凍したものを手前に置いて早く食べるようにしましょう。

「冷蔵庫」はぎっしり詰めない方が、庫内に冷気が流れやすくなり冷蔵効率が上がります。しかし「冷凍庫」は、隙間なく詰めることで冷凍効率が上がります。凍った食品が保冷剤の働きをするうえに、食品をぎっしり詰めていることで冷凍庫を開けたときの温度上昇を防ぎます。ぎっしり詰めるからには、整理整頓しておかなければ、取り出したいものがスムーズに出せません。立てる収納とラベル付けで、どこに何があるかわかりやすいように工夫しておきましょう。


⑥ 同じ用途のものをまとめて収納する

一つのトレーに同じ用途のものをまとめて収納すると、スムーズに取り出せます。買い足すタイミングもわかりやすいため、食品を無駄にすることや買い忘れをなくせるでしょう。例えば、朝食用にバター、ジャム、ヨーグルト、ヨーグルトソースなどをまとめて収納すれば、冷蔵庫を開けている時間を短縮できて、節電にもなります。


⑦ 広いスペースも確保しておく

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いくら整理整頓していても、冷蔵庫に余裕がなければ大きなものを入れられません。一番下の段は、鍋や大きな食品、料理を盛り付けたお皿を入れられるくらいのスペースを確保しておきましょう。収納場所を決めておくことは大切ですが、冷蔵庫の中を細かく仕切りすぎると、かえって使いにくくなることもあります。冷蔵庫の適切な収納量は7割程度なので、余裕を持った収納にしておきましょう。


⑧ チューブ類の収納にはデザートカップを活用する

ケチャップやマヨネーズなどのチューブ類は、ドアポケットに立てて収納した方が使いやすいのですが、そのままでは自立しにくいです。そこでプリンやゼリーなどのデザートカップを仕切り代わりに活用しましょう。ドアポケットにデザートカップを隙間ができないように並べると、隣のチューブを取り出しても倒れません。冷蔵庫の中にチューブ類の指定席を作ることで、どこに収納したかわからなくなることも防げます。


⑨ 野菜室は紙袋で仕切る

野菜室の収納は、紙袋で仕切りを作るのがおすすめです。紙袋はある程度柔軟に形を変えられるため、野菜の形に合わせて収納できます。紙袋で仕切ることで、野菜室に保管している野菜の種類や数量がすぐに把握できるため、傷む前に使い切れて食材を無駄にしません。また、紙袋は汚れたら取り替えるだけなので、掃除に手間がかからないメリットもあります。


⑩ 野菜の収納に牛乳パックを活用する

野菜は畑で育っている時の姿、自然の状態に近い方が長持ちするといわれています。しかし、野菜を自立させるのは難しいので、きれいに洗った牛乳パックを活用しましょう。牛乳パックの上部をカットすれば、きゅうりやにんじん、ほうれん草、小松菜などの収納にピッタリです。


■きれいな冷蔵庫で気持ち良く料理をしよう!

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整理整頓された冷蔵庫をキープするには、食品別に収納場所を決めることがコツです。収納場所を決めておくことで、冷蔵庫の中に入っているものが把握しやすくなるため、買い物時の買い過ぎを抑えることができます。野菜などは傷む前に使い切れるため、フードロスの軽減にもつながるでしょう。冷蔵室は詰め込み過ぎを防ぐことで、冷気が庫内をまんべんなく行き渡りやすくなります。余裕のある収納は、取り出したいものがすぐに見つかるので、冷蔵庫を開けている時間を短縮できて、電気代の節約にもなるでしょう。冷蔵庫の中が片付いていれば、必要な食材をすぐに取り出せるため、気持ち良く料理ができます。冷蔵庫の中が散らかりがちな方は収納方法を工夫して、冷蔵庫の中をいつもきれいに整理整頓しておきましょう。