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2023/04/19
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#子どもの習い事 #小学生の習い事

小学生の子どもにおすすめの
習い事8選!

「小学生の子どもに習い事をさせたいけれど、何がいいのだろう?」と、考えている保護者の方は多いのではないでしょうか。小学生に人気の習い事は、運動系から芸術系、勉強系までさまざまです。何を習わせるか、何種類習わせるかと頭を悩ませる保護者の方も多いでしょう。

本記事では、小学生の子どもにおすすめの習い事を紹介します。男女に関係のないものばかりですが、多い傾向のものをわかりやすく説明するために男女に別けています。習い事をするメリット・デメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

小学生の子どもにおすすめの<br />
習い事8選!

■小学生の男の子におすすめの習い事4選

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小学生の習い事は知識や技術、体力が身に付くだけでなく、新しい友達や先生との出会いもあります。まずは小学生の男の子におすすめの習い事を4つご紹介します。

 

<水泳>

水泳は全身の筋肉をバランス良く使うことや、心肺機能の成長を促進することから小学生に人気の習い事です。

免疫力や体温調整機能が向上し、風邪をひきにくくなるといわれています。学研総合研究所の調査によると、水泳は男女に関係なく小学生にもっとも人気のある習い事で、低学年〜中学年は約3割が習っているとのことです。自宅での宿題もないため、複数の習い事や学習塾を並行したい場合にもおすすめです。

【参考】学研総合研究所「小学生白書Web版 2022年9月調査

 

水泳の月謝はスイミングスクールによっても異なりますが、5,000円〜8,000円程度です。入会時に指定の水着、スイミングキャップ、ゴーグルなどの購入費用が掛かります。送迎バスを利用する場合は別途バス代も必要です。

 

<英会話・英語>

英語や英会話の習い事も小学生に人気があります。

小学3年生から英語の授業が始まるので、一足早く小学校1年生から英語学習を始める子どもが多い傾向です。または、英語を教科として学び始める小学校5年生から本格的に英語の学習を始める子どもも少なくありません。英会話は聞く力や話す力、発音を重点的に学べます。講師が外国人の場合もあるので、英語での会話に慣れて、コミュニケーション力の向上にもつながるでしょう。英語に自信が持てるようになれば、将来やりたい事の可能性が広がるでしょう。月謝相場は6,000円〜8,000円で、別途教材費がかかることがあります。

 

<プログラミング>

2020年度から小学生のプログラミング教育が必修化されたため、習い事としても注目度が高まっています。

コンピューターはあいまいな指示では動きません。プログラミングを習うことでプログラミング的思考が身に付き、物事を論理的に考えられるようになります。また、問題が起きたときに解決するための試行錯誤を繰り返すことによって、問題解決力も身に付くといわれています。プログラミングスキルが身に付けば、将来の選択肢が広がるでしょう。プログラミングの月謝相場は8,000円〜15,000円で、別途教材費が必要になることがあります。他の習い事に比べると費用がやや高い傾向です。

 

<サッカー>

団体スポーツの中で、小学生の男の子に人気の習い事はサッカーです。サッカー教室には民間のサッカー教室や地域のスポーツ少年団などがあります。

民間のサッカー教室は指導力が高く、保護者の手伝いはほとんど求められないことが特徴です。一方、地域のスポーツ少年団は地元の小学校などで練習することが多く、コーチは地域のサッカー経験者などが務めています。民間のサッカースクールに比べて月謝は安いものの、保護者に手伝いが求められる場合が多いようです。月謝の相場は民間のサッカー教室が5,000円〜10,000円、スポーツ少年団が3,000円〜4,000円です。その他に、トレーニングシャツ・パンツ、シューズ、ソックス、サッカーボールなどの購入費用が10,000〜20,000円程度かかります。


■小学生の女の子におすすめの習い事4選

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続いて小学生の女の子におすすめの習い事をご紹介します。男の子におすすめの習い事で紹介した水泳は女の子にも人気があるのですが、ここではそれ以外におすすめの習い事を4つご紹介します。

 

<ピアノ>

子どもの習い事として昔から定番のピアノは、低学年にも高学年にも人気が高い習い事です。

ピアノを習うメリットは音感が身に付くことや、曲を演奏できるようになることだけではありません。ピアノの演奏は右手と左手を同時に使うため、右脳と左脳が活性化され、脳梁と呼ばれる右脳と左脳をつなぐ神経が太くなり、脳の情報伝達がスムーズになるといわれています。また、集中力・記憶力の向上や、学校の音楽の成績が良くなることなど多くのメリットが期待できます。月謝の相場は8,000円〜15,000円で、別途施設費や教材費が必要になる場合があります。

 

<ダンス>

2012年に中学校保健体育でダンスが必修化されたこともあり、近年はダンスの習い事が注目を集めています。

ダンスにはさまざまな種類がありますが、ヒップホップやジャズダンスが習い事として人気です。ダンスは全身を使う有酸素運動なので、基礎体力がつきます。筋肉のバランスが整い、姿勢が良くなる効果も期待できます。リズム感や表現力も身に付くでしょう。人前で踊ることによって度胸がつき、積極的になれる可能性もあります。ダンスの月謝相場は6,000円〜10,000円です。普段のレッスンは動きやすい服で大丈夫ですが、発表会の衣装代に10,000円程度掛かることがあります。発表会の参加費用なども必要です。

 

<習字>

習字も昔から男女に関係なく定番の習い事の一つです。

子どもの頃に習字を習い、きれいな字が書けるようになれば、大人になってからも自分の字に自信を持てます。また、椅子に座って丁寧に文字を練習するため、集中力も身に付くでしょう。習字の月謝相場は3,000円〜4,000円なので他の習い事に比べて安く、気軽に習わせやすい点も魅力です。習字教室に入会するときは、習字セット代として5,000円程度必要です。墨汁や半紙、筆などは消耗品なので、買い足す必要があります。

 

<そろばん>

生活の中でそろばんを使う機会はほとんどありませんが、習い事としては今でも根強い人気があります。

そろばんは「計算が速くなる」「暗算できるようになる」というだけでなく、右脳の発達を促進したり、集中力を高めたりする効果が期待できます。暗算が得意になれば、学校の勉強だけでなく日常生活にも役立つでしょう。そろばんの月謝相場は3,000円〜6,000円です。他の習い事に比べて月謝が安く、用意する道具はそろばんのみなので、気軽に習いやすいことも魅力です。


■子どもに習い事をさせるメリット

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子どもに習い事をさせるメリットには、主に次のことが挙げられます。

 

☆子どもの好奇心が広がる

習い事を通して新しい経験をすると、子どもの好奇心が広がります。好きなことや得意なことが見つかり、将来の夢につながる可能性もあるでしょう。

 

☆子どもの得意分野を伸ばせる

スポーツや音楽、芸術など、習い事によって子どもの得意分野を伸ばすことも可能です。学校で学べることには限りがあります。専門的なスクールに通って、その道のプロの講師に学べばレベルアップが目指せるでしょう。

 

☆学校以外の友達ができる

習い事をすれば学校以外の友達もできるため、交友関係が広がります。同じ目的を持つ仲間ができて、切磋琢磨できるでしょう。


■子どもに習い事をさせるデメリット

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子どもに習い事をさせることにはデメリットもあります。デメリットも踏まえた上で、習い事をするか検討しましょう。

 

☆費用が掛かる

習い事をするには必ず費用がかかります。兄弟で習い事をすると、費用が家計の負担になる場合もあるでしょう。月謝以外にも入会金や諸費用が必要になるケースが多いので、あらかじめ調べておく必要があります。

 

☆友達と遊ぶ時間が減る

複数の習い事を並行する場合、放課後に友達と遊ぶ時間が減ります。子どもは遊びの中から学べることもあるので、友達と遊ぶ時間も確保できるようにしておいた方が良いでしょう。

 

☆送迎が大変な場合がある

送迎が必要な習い事は、保護者の方に負担が掛かります。複数の習い事をしたり、兄弟が別々の習い事をしたりすれば、毎日のように送迎が必要になります。子どもの習いごとの時間は家事が忙しい時間と重なるため、負担に感じてしまうかもしれません。


■子どもの習い事は体験から始めるのがおすすめ!

本記事では、男の子と女の子におすすめの習い事を各4つずつご紹介しました。習い事によって知識や技術が身に付くだけでなく、集中力や表現力などを育むこともできます。脳の活性化に良い影響を与える習い事もあるため、何を習わせるか悩むものですが、子どもが楽しみながら続けることが何より大事です。

子どもが興味を持てるかわからないときは、体験から始めてみましょう。体験してみることでレッスン内容や教室の雰囲気がわかり、先生との相性も見極められます。体験教室を実施していないときは、見学できないか確認してみましょう。