小学生の習い事は知識や技術、体力が身に付くだけでなく、新しい友達や先生との出会いもあります。まずは小学生の男の子におすすめの習い事を4つご紹介します。
<水泳>
水泳は全身の筋肉をバランス良く使うことや、心肺機能の成長を促進することから小学生に人気の習い事です。
免疫力や体温調整機能が向上し、風邪をひきにくくなるといわれています。学研総合研究所の調査によると、水泳は男女に関係なく小学生にもっとも人気のある習い事で、低学年〜中学年は約3割が習っているとのことです。自宅での宿題もないため、複数の習い事や学習塾を並行したい場合にもおすすめです。
【参考】学研総合研究所「小学生白書Web版 2022年9月調査」
水泳の月謝はスイミングスクールによっても異なりますが、5,000円〜8,000円程度です。入会時に指定の水着、スイミングキャップ、ゴーグルなどの購入費用が掛かります。送迎バスを利用する場合は別途バス代も必要です。
<英会話・英語>
英語や英会話の習い事も小学生に人気があります。
小学3年生から英語の授業が始まるので、一足早く小学校1年生から英語学習を始める子どもが多い傾向です。または、英語を教科として学び始める小学校5年生から本格的に英語の学習を始める子どもも少なくありません。英会話は聞く力や話す力、発音を重点的に学べます。講師が外国人の場合もあるので、英語での会話に慣れて、コミュニケーション力の向上にもつながるでしょう。英語に自信が持てるようになれば、将来やりたい事の可能性が広がるでしょう。月謝相場は6,000円〜8,000円で、別途教材費がかかることがあります。
<プログラミング>
2020年度から小学生のプログラミング教育が必修化されたため、習い事としても注目度が高まっています。
コンピューターはあいまいな指示では動きません。プログラミングを習うことでプログラミング的思考が身に付き、物事を論理的に考えられるようになります。また、問題が起きたときに解決するための試行錯誤を繰り返すことによって、問題解決力も身に付くといわれています。プログラミングスキルが身に付けば、将来の選択肢が広がるでしょう。プログラミングの月謝相場は8,000円〜15,000円で、別途教材費が必要になることがあります。他の習い事に比べると費用がやや高い傾向です。
<サッカー>
団体スポーツの中で、小学生の男の子に人気の習い事はサッカーです。サッカー教室には民間のサッカー教室や地域のスポーツ少年団などがあります。
民間のサッカー教室は指導力が高く、保護者の手伝いはほとんど求められないことが特徴です。一方、地域のスポーツ少年団は地元の小学校などで練習することが多く、コーチは地域のサッカー経験者などが務めています。民間のサッカースクールに比べて月謝は安いものの、保護者に手伝いが求められる場合が多いようです。月謝の相場は民間のサッカー教室が5,000円〜10,000円、スポーツ少年団が3,000円〜4,000円です。その他に、トレーニングシャツ・パンツ、シューズ、ソックス、サッカーボールなどの購入費用が10,000〜20,000円程度かかります。