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2023/07/20
住まい
#ハウスメーカー選び #ハウスメーカー特徴

ハウスメーカーは
どうやって選ぶの?
ハウスメーカーの特徴やメリット、選び方を詳しく解説!

いざ、家を建てよう!と考えた時に、「どのハウスメーカーを選んだらいいのかわからない……」と悩む人は少なくありません。「ハウスメーカー」といっても、会社ごとに特徴があり、工期や価格も異なります。

今回は、ハウスメーカーの特徴やメリット、そして、ハウスメーカーの選び方についてご紹介します。

ハウスメーカーは<br />
どうやって選ぶの?<br />
ハウスメーカーの特徴やメリット、選び方を詳しく解説!

■ハウスメーカーとは?

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ハウスメーカーとは、住宅建設会社の一つで、住宅メーカーと呼ばれることもあります。

ここでは、ハウスメーカーの概要を紹介します。

 

◇ハウスメーカーの概要

ハウスメーカーとは、注文住宅をはじめとした、住宅の建設を請け負う会社のことで、ハウスメーカーのほかに、工務店や建設会社などがあります。

住宅建設の際には、土木工事や大工工事、左官工事や内装仕上げ工事など、多くの工事が必要です。しかし住宅建設会社は、さまざまな工事業者を統括し、プランニングから施工、アフターフォローまでをトータルで行います。

 

◇ハウスメーカーの特徴

ハウスメーカーの特徴は、住宅建築をシステム化することで、安定した品質の住宅を提供できることです。従来からの住宅建築は、材料のプレカットから施工までの全ての工程が、熟練の職人の手により、建築現場で行われてきました。そのため、長い工期がかかる上、住宅の品質が職人の技量に左右されることがあります。

一方、ハウスメーカーでは、材料のプレカットや加工を自社工場で行うことで、品質が安定し、工期も従来よりも短くなります。また、多彩な商品ラインナップの中から選べるのも、ハウスメーカーの特徴の一つです。

 

◇ハウスメーカーの分類

ハウスメーカーは、次のようなタイプに分類することができます。

 

<総合力型>

「総合力型」とは、宅地開発から土地活用、資金相談、住宅の設計や建築、アフターフォローまで、住宅に関わる幅広い業務を執り行う大手企業のハウスメーカーのことです。認知度が高く、一般的には「大手ハウスメーカー」と呼ばれることがあります。

品質はもちろん、企業の安定性やブランド力が高いのが特徴です。広告宣伝や研究開発にも注力しています。多彩な商品ラインナップやオプション、保証などが充実し、気に入ったプランを組み合わせていくことで、要望に応じた家づくりが行えます。

総合力型のハウスメーカーは、土地探しから設計、工事などの打ち合わせ時間があまりとれない人や、「安定感」を重視する人向きといえます。

 

<地元密着型>

本拠地とその周辺のいくつかの都道府県に営業拠点を持つハウスメーカーのことです。地元に精通しているため、家づくりの際に必要な地域の情報などが得やすくなります

住宅フランチャイズの加盟や大手ハウスメーカーとの提携をしていたり、自社オリジナルの住宅商品開発を行っていたりするなど、最新技術の研究に力を入れているところが多いのが特徴の一つです。

地元密着型のハウスメーカーは、住みたい街など立地条件を最優先に考えている人や、じっくりと家づくりに取り組みたい人に向いています。

 

<性能重視型>

最近人気が高くなっている「ZEH住宅」をはじめ、高気密高断熱性能や耐震・耐火性能といった高性能住宅建築を得意とするハウスメーカーです。自社オリジナルの工法や構造の開発に力を注いでいることはもちろん、実証実験を行い、住宅性能を数値で「見える化」していることが特徴の一つです。

性能重視型のハウスメーカーは「安心」「安全」を最優先する人に向いています。

 

<コストパフォーマンス型>

「コストパフォーマンス型」とは、一般的に「ローコスト住宅」といわれる住宅建築に力を入れているハウスメーカーのことです。

ただ価格が安いということではなく、

●プレカットなどを行う自社工場を有している

●材料の仕入れを工夫することで中間マージンをカット

●広告宣伝費をかけすぎない

など、コスト削減のための企業努力を行っているのが特徴です。優れた住宅性能を持つローコストな注文住宅を建てたい、と考えている人に向いています。

 

<ライフスタイル提案型>

「ライフスタイル提案型」とは、住む人の「暮らし方」を検証し、専門家や有識者に監修を依頼するなど、ライフスタイルを重視した住宅商品開発を行っているハウスメーカーです。ライフスタイルに合わせた多彩なプラン展開が特徴となっています。

子育てをラクにする家づくりや趣味を楽しむための家づくりなど、家を建てる際に「+α」を考える人に向いているハウスメーカーです。


■ハウスメーカーのメリット

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それではハウスメーカーのメリットをご紹介します。

 

☆全国で展開している

ハウスメーカーは、複数の都道府県に営業拠点を持ち、日本国内に展示場やモデルハウスを展開するなど、全国規模で展開しています。そのため、国内のどこでも、同じように安定した品質の家を建てることができるメリットがあります。

 

☆知名度が高い

広告などで多くの人が知っている大手ハウスメーカーは、知名度の高さや企業の安定性も特徴の一つです。企業の知名度や安定性も依頼する際の安心材料の一つとなります。

 

☆品質が安定している

ハウスメーカーは、自社工場でプレカットやプレ加工を行っている、あるいは、加盟・提携している大手住宅会社から資材や技術を提供されているところが多くあります。そのため、高い品質の家を安定して提供できるのがメリットです。

 

☆工期が短い

事前にプレカットやプレ加工を工場で行った資材などを用いるため、現場での作業が短縮化され、工期が短いのがメリットの一つです。ただし、工期はハウスメーカーごとに異なるほか、住宅の規模や構造によっても変わります。

 

☆アフターフォロー体制が充実している

長期住宅保証やアフターメンテナンスなど、アフターフォロー体制が充実しているのも、ハウスメーカーのメリットの一つです。定期点検の実施や補修から、設備交換やリフォームまで対応してくれるところも多くあります。


■ハウスメーカーを選ぶ際のポイント

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ハウスメーカーを選ぶ際のポイントについて解説します。

 

●間取りプランや内装や外観デザイン

長く住み続けるため、間取りや内装・外装デザインは大切です。間取りや内装・外装は、毎日目にするものです。後になって「やはりああすれば良かった!」と、後悔しないように選びましょう。そのためには、間取りプランや内装・外装デザインからハウスメーカーを選ぶのも一つです。

ハウスメーカーを選ぶ時には、ライフスタイルに合わせた間取りや、希望に沿った内装・外装デザインの提案をしてくれるハウスメーカーを選びましょう。

 

●住宅性能

住宅性能とは、家族が心地よく快適に、長く、安心して暮らしていくための家の性能のことをいいます。家を建てる際には、目で見える部分だけではなく、目に見えない部分も重要です。

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(略して「品確法」ともいいます)に基づき、2000年に運用が開始された「住宅性能表示制度」では、

1. 地震などに対する強さ(構造の安定)

2. 火災に対する安全性(火災時の安全)

3. 柱や土台などの耐久性(劣化の軽減)

4. 配管の清掃や補修のしやすさ、更新対策(維持管理・更新への配慮)

5. 省エネルギー対策(温熱環境・エネルギー消費量)

6. シックハウス対策・換気(空気環境)

7. 窓の面積(光・視環境)

8. 遮音対策(音環境)

9. 高齢者や障害者への配慮(高齢者などへの配慮)

10.防犯対策

の10分野33項目の等級によって、住宅の性能をランク付けしています。等級が高いほど住宅性能が高いということになります。

ハウスメーカーごとに、標準プランでの住宅性能に違いがあります。そのため、ハウスメーカーが出している標準プランの住宅性能の等級を基準に、ハウスメーカーを選ぶのも一つです。

【参考】 一般社団法人 住宅性能評価・表示協会「住宅性能表示制度」

 

●費用

家を建てる際には、事前に、年収や自己資産から予算を算出することになりますが、その予算をもとに、費用で比較するのもハウスメーカーを選ぶ際の方法の一つです。

ここで注意したいのは、ただ値段が安いことだけを優先しないことが大切になります。「安かろう、悪かろう」では、長く、そして快適に住み続ける家づくりとはいえません。自分たちの要望に沿ったプランでありながら、予算にあったプランであること、つまり「コストパフォーマンスが高いかどうか」で検討するようにしましょう。

 

●保証内容

長く、美しく家を保つためには、アフターメンテナンスは重要です。アフターメンテナンスをはじめとした保証内容は、ハウスメーカーごとに違いがあり、それぞれの会社ごとに独自の保証内容を付加してくれるところもあります。

保証内容を比較する際には、内容はもちろん、定期点検や補修が無償か有償かなど、細かな点についても確認するようにしましょう。

 

●担当者

家を建てる際には、何度も打ち合わせを重ねながら、自分たちの要望を伝え、それを実現させていく必要があります。そのため、担当者とのコミュニケーションは大切で、相性が悪いと打ち合わせがうまく進まないだけでなく、家づくりがストレスとなってしまうことにも成りかねません。

ハウスメーカーを選ぶ際には、プランや保証の内容だけでなく、担当者も重要なポイントとなります。


■ハウスメーカー選びの流れ

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ここでは、ハウスメーカーを選ぶ時の流れについて紹介します。

 

<情報を収集する>

まずは、新聞広告や住宅情報誌、インターネットなどで情報を収集します。インターネットを活用すると、検索サイトやハウスメーカーのHPで多くの情報が入手できるだけでなく、動画などで詳しい情報を視聴できたり、間取りのシミュレーションができたりするため、とても便利です。また、最近、家を新築した知人などから話を聞くのも良いでしょう。実際に、家を建てた経緯や住み心地、失敗談などを聞くことができるため、家づくりの参考になります。

 

<資料を請求する>

情報を収集したら、カタログなどの資料を請求します。インターネットを活用すると、24時間、好きな時間に申し込みができます

 

<住宅展示場やモデルハウスを見学に行く>

家の雰囲気や間取り、素材の質感を知るためには、やはり、住宅展示場やモデルハウスに足を運び、現物を見ることです。見取り図や写真、動画ではわからなかった臨場感を味わうことで、未来の暮らしのイメージがしやすくなります。

 

<候補となる数社をピックアップする>

集めた情報などから、候補となるハウスメーカーを数社ピックアップし、プランと概算見積もりを依頼します。何社までという決まりはありません。しかし、プランと概算見積もりを依頼する際に、要望などを伝えるための打ち合わせが必要なため、あまり多いと前打ち合わせの段階で疲れてしまうこともあります。できれば、2~3社程度にしておくほうが良いでしょう。

 

<プランや見積からハウスメーカーを選ぶ>

提案してもらったプランや見積もりを比較検討し、依頼するハウスメーカーを選びます。費用はもちろんですが、

自分たちの要望がきちんと反映されているか

要望に沿いながら、プラスアルファの提案をしてくれているか

担当者がわかりやすく説明してくれるか

といったことも、判断基準として選ぶようにしましょう。


■ハウスメーカー選びに迷ったら住宅展示場に行ってみよう

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ハウスメーカー選びに迷ったら、近くの住宅展示場に足を運ぶのが一番です。この際には、事前に見学予約をしておくことです。見学予約すると、担当者に案内をしてもらえるため、カタログやインターネットなどではわからない、より詳細な情報を入手できます。

実際の家を見学しながら、担当者から説明してもらうことで、新しい暮らしが具体的に想像しやすくなり、家づくりやハウスメーカー選びに役立ちます。

住宅展示場では、複数のハウスメーカーのモデルハウスを見学することができるのでおすすめです。


■まとめ

ハウスメーカーは、間取りや内装・外装などのプランや住宅性能、保証内容など、会社ごとに異なります。それぞれの違いをよく比較しながら、希望の家づくりの実現を目指していきましょう。

埼玉県で注文住宅を検討中で、ハウスメーカー選びに迷ったら、埼玉県総合展示場を訪れるのも一つです。一度に複数社のモデルハウスを見学することができます。

埼玉県総合展示場ナビはこちら埼玉総合住宅展示場ナビ