デジタルデトックスの具体的な実践方法をご紹介します。
◎1日にどれくらいスマートフォンを使っているか認識する
まずは、自分が1日に何時間くらいスマートフォンを利用しているか把握することから始めましょう。1回の使用時間は短くても、1日に何度もスマートフォンを見ていたら、トータルで数時間になることもあります。自分がスマートフォンを見過ぎていると自覚していない人もいるので、自分がどのくらい使っているか確認してみましょう。思った以上に使っていて驚く人もいるはずです。
iPhoneには、アプリやWebサイトを閲覧した時間を確認できる「スクリーンタイム」という機能があります。Androidにも「Digital Wellbeing」という機能があり、スマートフォンの利用時間やどのアプリをどのくらいの時間使っていたか確認できます。アプリの利用やWebサイトの閲覧可能な上限時間を設定することも可能です。スクリーンタイムやDigital Wellbeingを活用して、スマートフォンの利用時間を見直しましょう。
◎まずは短時間から始める
初めてデジタルデトックスに取り組むときは、短時間から始めましょう。これまで1日に長時間スマートフォンを使っていた人が急にスマートフォンが使えなくなると、不安やストレスを感じる恐れがあるからです。まずは無理せず短時間からデジタルデトックスを始めてみましょう。慣れてきたら、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
◎SNSは見る時間を決めておく
SNSを見始めたら、つい時間を忘れてしまう人もいるのではないでしょうか。長く見過ぎてしまわないように、「30分だけ」「20時から21時まで」のように時間を決めておきましょう。時間を決めておけば、ダラダラと見続けてしまうことを防げます。
◎スマートフォンの通知をオフにする
メールやアプリの通知音が鳴ると、気になってチェックしたくなるものです。デジタルデトックスしようとしても、通知音によってスマートフォンをつい手に取ってしまうかもしれません。そのようなことを避けるために通知をオフにしたり、マナーモードにしたりしておきましょう。通知音によってスマートフォンに気を取られずにすみます。
◎外出時は本を持ち歩く
通勤時間にスマートフォンを見て時間をつぶす人が少なくありませんが、スマートフォンがなくても退屈しないように本を持ち歩いてはいかがでしょうか。電車やバスの待ち時間や移動時間、仕事の昼休みなど、時間を持て余したときはスマートフォンではなく本を読む習慣をつけましょう。隙間時間のたびにスマートフォンを見なくてすみます。