デザイナーズ住宅とは、建築家と一緒に創り上げる住宅のことです。ここでは、デザイナーズ住宅について解説していきます。
<デザイナーズ住宅とは?>
建築家と一緒に創るデザイナーズ住宅は、オリジナリティの高い「オンリーワン」の家を実現します。建築家とは、建築における設計や監理、それに付随する関連業務を担当する人のことで、とくに資格などは必要ありません。しかし、一般的には、国家資格である一級建築士を取得し、設計監理業務を長く経験してきたプロフェッショナルを意味します。
こうした建築家とともに創るデザイナーズ住宅は、一般的な注文住宅と同じように、外観や内装、間取りなど、希望通りの家づくりができるのはもちろんのこと、専門的な知識と経験を持つ建築家のアイデアによって、こだわりを形にしたオリジナリティの高いものとなります。
<デザイナーズ住宅と一般的な注文住宅との違い>
デザイナーズ住宅と一般的な注文住宅との違いは、間取りや外装・内装デザイン、素材や設備にいたるまで、デザイナーズ住宅のほうが、間取りやデザインにおいて、よりディテールにこだわった家づくりができることです。もちろん、一般的な注文住宅でも、自由度の高い、オーダーメイド住宅を建てることは可能ですが、ハウスメーカーごとに工法や構造に特徴があり、使用する建材や素材、設備なども指定されたものの中から選ばなければならないところもあります。一方、デザイナーズ住宅では、間取りや素材、設備を自分で自由に決めることができます。また、住まう人のライフスタイルや要望を建築家が汲み取り、その建築家が持つデザイン性やアイデアを活かした独創的なデザイナーズ住宅は、機能美と快適性を兼ね備えた「オンリーワン」の家となります。