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2023/10/15
暮らし
#ベランダ掃除 #ベランダ清掃

意外と知らないベランダ掃除の手順とコツを紹介!

洗濯物を干したり植物を育てたりと、毎日のようにベランダを使用しているにもかかわらず、掃除を後回しにしてしまう家庭が多いのではないでしょうか。ベランダの掃除を怠ると思わぬトラブルにつながることがあるため、定期的な掃除をおすすめします。

今回は、ベランダ掃除の頻度や手順、注意点などを詳しくご紹介いたします。

意外と知らないベランダ掃除の手順とコツを紹介!

■ベランダはどのくらいの頻度で掃除すべき?

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「ベランダは屋外」という認識から、室内よりも汚れを気にしない人がいるかもしれません。一般的に、ベランダの掃除はどのくらいの頻度で行えばよいのでしょうか。

 

○簡単な掃除

ベランダには、泥や砂、洗濯物から出る繊維、髪の毛などのほか、植物を栽培している場合は枯れた葉や花、土などが落ちています。これらを集める程度の簡単なベランダ掃除は、2週間に1回くらいが目安です。そのほか、クモの巣や虫の死骸、野鳥のフンや羽、コケやカビなどが見つかることがあるので、ベランダは定期的にチェックしましょう。

 

○ていねいな掃除

ベランダは屋外にあるため、こまめに掃除してもフェンス(手すり)やサッシ、床(ゆか)、排水口などにどんどん汚れが蓄積してしまいます。ていねいな掃除の頻度は1~3か月に1回が目安で、年末も忘れずに掃除しましょう。

 

○そのほかのタイミング

台風や強風、大雨などのあとは、枝や落ち葉、ゴミなどがベランダに散乱することがあります。さらに、花粉や黄砂の時期、枯れ葉が散る時期などもベランダが汚れる恐れが高いため、こまめにチェックしましょう。ベランダの掃除は、晴れよりもくもりや小雨の日が適しています。夏の間は熱中症の危険があるため、夕方や気温が低い日などに行ってください。


■ベランダ掃除の手順~簡単な掃除

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それでは、ベランダ掃除の手順をご紹介いたします。簡単な掃除は2週間に1くらいのペースで行いましょう。

 

○用意するもの

● ほうきとちり取り、または掃除機

● 雑巾(ぞうきん)

● ゴム手袋、ティッシュなど

● 新聞紙

 

○掃除の手順

雑巾をぬらして固く絞り、竿(さお)やフェンスの汚れを拭き取ります。フェンスなどに付いた野鳥のフンはさまざまな菌やウイルスが潜んでいるため、ゴム手袋とマスクを着用し、ぬらしたティッシュなどで取り除いて処分しましょう。特に、小さなお子さんや高齢の方、ペットの鳥などと生活している家庭は注意が必要です。

床のホコリなどは、ほうきで集めるか掃除機で吸い取って処分します。屋外に使用するハンディクリーナーなどを用意すれば、汚れや菌を室内に持ち込む心配がありません。

水でぬらした新聞紙をちぎってベランダの床にまき、ほうきで集める方法もおすすめです。少量の水で静かに作業できるため、集合住宅・一戸建てのどちらのベランダでも可能です。


■ベランダ掃除の手順~ていねいな掃除

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続いて、ベランダのていねいな掃除を場所別にご紹介いたします。

 

<フェンス(手すり)>

フェンスは水拭きだけで問題ありませんが、幹線道路の近くなどでは排ガスによる油汚れが付くことがあるため、定期的に掃除しましょう。

 

◇用意するもの

● 雑巾、古い歯ブラシなど

● 重曹(じゅうそう)、小さじ、スプレーボトル、40~60度くらいの湯

● セスキ炭酸ナトリウム(落ちない場合)

 

◇掃除の手順

油汚れは水拭きだけでは十分に落とせないため、重曹を使いましょう。小さじ1/2杯の重曹を1カップの湯に溶かし、スプレーボトルに入れて吹き付けてから雑巾で汚れを拭き取ります。溝やすき間に入った汚れは、歯ブラシなどでこすり取ってください。

重曹で落ちない場合は、セスキ炭酸ナトリウムがおすすめです。便利なスプレー式のほか、水に溶かして使うタイプもあります。ただし、セスキ炭酸ナトリウムは天然素材やアルミニウムなどに使用できないため、商品の説明書やベランダの素材を確認してから作業してください。

 

<サッシ(窓枠の部分)>

サッシは、室内よりもベランダに出て掃除する方が簡単です。サッシを掃除すると床に汚れが落ちるため、床の掃除の前に取り組むことをおすすめします。

 

◇用意するもの

● 古い歯ブラシまたはサッシ用のブラシ

● 掃除機、サッシ用の吸い口(あれば)

● 空のペットボトル容器、水

 

◇掃除の手順

はじめに、乾いた状態で汚れを取り除きます。歯ブラシまたはサッシ用のブラシか、サッシ用の吸い口を掃除機に取り付けるなどして、溝にたまったホコリや砂などを除去しましょう。次に、少量の水を流しながらブラシで汚れをかき出します。仕上げとして、乾いた雑巾で水分を拭き取ると掃除の跡が目立ちません。なお、アルミニウム製のサッシは、セスキ炭酸ナトリウムの使用を控えてください。

 

<排水口>

見落としがちなベランダの排水口も、定期的に掃除しましょう。排水設備を共有している集合住宅では、大量の水を流せないので注意してください。

 

◇用意するもの

● ゴム手袋

● ほうきとちり取り

● 雑巾またはキッチンペーパー

● 古い歯ブラシまたはスポンジ

● 重曹スプレー、セスキ炭酸ナトリウム

● 空のペットボトル容器またはバケツ、水

 

◇掃除の手順

ゴム手袋を着用し、乾いた状態で排水口のゴミやホコリなどをほうきで集めて処分します。排水口にカバーが付いているときは、ゴミを集めたあとに外してください。雑巾などで排水口の汚れを拭き取り、残った汚れを歯ブラシなどでこすり落とします。こびりついた汚れには、少量の水や重曹スプレーなどを使用しましょう。カバーを外したときは、同様に汚れを落としてから元の位置に戻します。最後に、ペットボトルやバケツから水を流して終了です。

 

<床>

床はもっとも汚れている部分なため、最後に作業しましょう。集合住宅では水の扱いに注意してください。

 

◇用意するもの(状況に合わせて)

● ゴム手袋

● ほうきとちり取り

● 雑巾

● 古い歯ブラシ、先端がゴムのブラシなど

● デッキブラシ、高圧洗浄機など

● 重曹スプレー、セスキ炭酸ナトリウム

● 中性洗剤、カビやコケ取り用の薬剤など

● 新聞紙

● 空のペットボトル容器またはバケツ、水

 

◇掃除の手順

棚やプランター、ウッドパネルなどを置いている場合は、別の場所に移動してから作業を開始してください。ゴム手袋を着用し、乾いた状態のまま床のゴミやホコリなどをほうきで集めて処分します。汚れが気になる場所は、重曹スプレーなどを使用してこすり落としましょう。一戸建てで水を流せる環境であれば、デッキブラシや高圧洗浄機なども使用できます。ただし、いずれも強くこすると床の塗料がはげることがあるため、状況を確認しながら作業しましょう。

コケやカビが発生している場所は、市販の薬剤を使用すると簡単です。熱に弱いコケは湯をかければこすり落とせますが、床の素材を傷めないように温度を調節してから使用してください。室外機の下は、ぬらした新聞紙をちぎったものをほうきで押し込み、ホコリとともにはき出す方法がおすすめです。なお、ウッドパネルは重曹やセスキ炭酸ナトリウムを使用できないため、中性洗剤を水でうすめたものを使って汚れを落としてください。

仕上げとして、集合住宅の床は雑巾で水拭き、一戸建ての床は水拭きまたは水を流して終了です。


■ベランダ掃除の注意点

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最後に、ベランダ掃除の注意点をご紹介いたします。

 

◎集合住宅のベランダ

集合住宅のベランダは、火事などの緊急時に避難経路の役割を果たす共用部分として設計されています。ベランダを掃除する際は使用規約を確認し、掃除の方法や水の使用量などに十分注意してください。通常時はもちろん、掃除の際も隣のベランダとの仕切りの前に物を置かないようにしましょう。

 

◎ベランダの素材

ベランダの素材は建物によって異なるため、掃除の際は確認が必要です。基本的に、ベランダの床は雨水の防水加工が施されていますが、強くこすると塗料がはげることがあるので注意してください。自然素材には重曹やセスキ炭酸ナトリウムを使えない点、コケを落とす際に熱湯を使えない点も心得ておきましょう。

 

◎近隣への配慮

特に集合住宅では、隣や下の階のベランダで洗濯物や布団を干しているとき、作業や休憩などで人がいるときは掃除を控えてください。自分では掃除を頑張っているつもりでも、水の飛び散りや高圧洗浄機の音などが迷惑になることがあります。ベランダを掃除するときは、周囲への配慮も忘れないようにしましょう。

 

◎野鳥の巣・ハチの巣

室外機の裏やダクトのすき間などに野鳥やハチの巣を見つけたときは、すぐに取り除かないことが基本です。鳥類の卵やヒナの捕獲・採取は法律で禁止されているため、鳥の巣を撤去する際はお住まいの市区町村に問い合わせてください。ハチの巣の撤去は危険が伴うので、市区町村または専門の業者に依頼しましょう。

【参考】

e-gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」第八条

 

◎動物の死骸

ネズミや野鳥などの動物の死骸は、ダニや菌などが寄生しているリスクがあるため、直接触れないようにして地域の清掃事務所などに処分の方法を問い合わせてください。自分で処理する場合は、ゴム手袋を着用して死骸をビニール袋などに入れて密封し、廃棄物として出すことが一般的です。

多数の野鳥などの死骸を見つけた場合は、伝染病または事件などが考えられるため、市区町村に問い合わせて指示を仰ぎましょう。


■ベランダの掃除は定期的に!

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今回は、ベランダ掃除の頻度や手順、注意点などについてご紹介いたしました。ベランダの簡単な掃除は2週間に1回くらい、ていねいな掃除は1~3か月に1回が目安です。集合住宅のベランダは大量の水を流せないなどの決まりがあるため、記事を参考にしながら取り組んでください。

定期的にベランダを掃除して、快適な生活空間を維持しましょう。