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2024/01/16
住まい

おしゃれな家を建てるには
どうすればいい?
注文住宅をおしゃれにする
7つのポイントを解説!

注文住宅の建築を検討している人の中には、できるだけ外観や内装をオシャレに見せたいと思っている方が多いのではないでしょうか。

今回は、注文住宅をおしゃれに仕上げるための7つのポイントと、おしゃれな注文住宅にする方法についてご紹介します。

おしゃれな家を建てるには<br />
どうすればいい?<br />
注文住宅をおしゃれにする<br />
7つのポイントを解説!

■最近の注文住宅は、シンプルな家が多い?

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最近の注文住宅は、なんだかシンプルな家が多いような気がする……と、感じている人も多いのではないでしょうか。これには理由があります。

昨今、モダンテイストの家が人気です。こうしたモダンテイストな家は、シンプルな外観が特徴となっているのが、その理由の一つです。

 

◎最近の家づくりは、住宅性能が重視されている

最近の家づくりの特徴としては、万が一の災害に対応できる耐震性や耐火性、省エネで環境にもやさしく、光熱費を抑えられる高断熱・高気密などの住宅性能が重視されています。

ハウスメーカーや工務店では、こうした「見えない部分」に力を入れる分、外観や内装などはシンプルになる傾向があるのです。

 

◎ハウスメーカーや工務店でもおしゃれな注文住宅が建てられる!

それでは、ハウスメーカーや工務店に依頼すると、シンプルなものになってしまうのかというと、決してそうではありません。ハウスメーカーや工務店でも、自由設計で思い通りの家づくりが行えます。そのため、おしゃれな注文住宅を建てることは可能なのです。


■注文住宅をおしゃれに魅せる7つのポイント

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思い通りのおしゃれな家に住みたい!

であれば、外観や内装にこだわった家づくりをしていきましょう。ここでは、注文住宅を建てる際に、おしゃれに魅せるポイントをご紹介します。

 

①建物の形状

外観は、家の印象を大きく左右します。なかでも、建物の形状は、その家のイメージを決定づける重要なポイントの一つです。

建物の形状といっても、丸や三角などユニークな形にするだけではありません。例えば、建物を覆うような大屋根のある家なら、重厚感のあるイメージをもたらします。庭を囲むようなコの字型やL型の形状など建物の形を工夫すると、見た目だけでなく、風や光をうまく室内に採りこみながら、開放的でかつ快適な家になります。

 

②外壁のカラー・素材

外観のイメージを決めるポイントの一つが、外壁のカラーや素材です。色目や外壁素材の質感次第で、見た目の印象が大きく変わります。木材や石など自然素材を用いたり、塗装の仕上げを工夫したりするのも一つですし、好みのカラーを用いることで、ほかとは違う印象の家になります。

最近は、多彩な外壁材の中から好きな色やテイストなどを選ぶこともできるため、コストをあまりかけずに、自分好みの家づくりをすることができます。

 

③外構

外構とは、建物の周りを構成する門や駐車場、庭などを指します。こうした構造物の造作によっても、建物の印象は大きく変わります。庭の造作やカーポート、門や門から建物までのアプローチなどを工夫することも重要です。

 

④窓の形状や配置

窓は、光や風を採り入れるためだけのものではありません。窓の形状や配置を工夫することで室内のイメージだけでなく、建物の印象も変わってきます。人気の高い大きな開口となった窓は、開放的なイメージになるだけでなく、室内から外の風景も楽しめます。

最近は、セキュリティの面から「道路側に窓を設けない」という家も増えていますが、小さな窓をバランスよく配置することで、おしゃれな印象をつくり出すことができます

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⑤間取り

「インテリアにこだわりたい」というなら、間取りは重要なポイントの一つです。間取りは室内の印象だけでなく、暮らしやすさや快適性を左右します。例えば、「カフェ風のおしゃれな室内にしたい」という場合、オープンタイプのアイランド型にするのか、キッチンシステムの一部を壁面に付けるペニンシュラ型にするのか、スペースを大きく取るために壁付型にするのかによっても、室内の印象は変わってきます。気を付けておきたいのは、間取りはデザイン性だけを優先して考えてしまうと、実際に暮らし始めたときに、「暮らしにくい」と感じてしまうこともある点です。

間取りを決める際には、デザインはもちろん、家事動線や生活動線といった暮らしやすさも考慮することが大切です。

 

⑥壁や床のカラー・素材

インテリアのイメージを左右するのが、室内の大部分を占める壁や床のデザインです。カラーはもちろん、素材についてもしっかりと吟味することで、自分好みのインテリアにすることができます。

「ナチュラルテイストのインテリアにしたい」と、天然木や石など自然素材を用いると、コストが高くなる傾向がありますが、アクセントとして、部分使いに用いるだけでも印象は大きく変わります

 

⑦照明

照明によって室内のイメージが大きく変わるため、照明計画もおしゃれな家にするためには、重要なポイントになります

間接照明やダウンライトを用いたい場合は、プラン段階から照明について考えておく必要があります。間取りプランの際には、室内のイメージに合わせた照明計画もしておくようにしましょう。


■おしゃれな注文住宅を建てるためには?

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おしゃれな注文住宅を建てるためのステップを紹介します。

 

<テイストを決める>

おしゃれ注文住宅にするためには、まずは、どのようなテイストの家にするかを決める必要があります。家のデザインテイストにはいくつかの種類がありますが、代表的なスタイルは以下の通りです

 

ナチュラルスタイル

無垢材や自然素材などを用いた柔らかなイメージのスタイルです。素材の温もりを感じることができる、落ち着いた雰囲気の空間になります。

北欧スタイル

白や淡いトーンを用いた柔らかなイメージのスタイルです。その名の通り、日照時間の短いフィンランドやスウェーデンなどの北欧の住居スタイルに由来しています。

モダンスタイル

無駄のない機能的でシンプルなイメージのスタイルです。白を基調とすることが多いのが特徴です。

インダストリアルスタイル

工業的な機能性と飾らない格好良さが魅力のスタイル。建物の躯体や配管などをあえてそのまま見せることで、おしゃれな空間に仕上げていますが、コストを抑えられるメリットもあります。

和風モダン

日本独自の和風のイメージを大切にしながら、現代的な要素を組み合わせたスタイルです。障子や畳、縁側・土間など、日本古来の住スタイルをアレンジし、今の暮らしに合わせた空間創造が魅力となっています。

ミニマルスタイル

可能な限り、室内などの要素を最小限に抑えたスタイルの家です。室内をすっきり見せることができるため、空間を広く感じさせるメリットがあります。ライフスタイルや好みに合わせて、スタイルを決めていきます

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<素材やカラーを考える>

テイストやカラーを統一することで、おしゃれ度の高い家をつくることができます。そのためには、まず、スタイルを決めたら、そのスタイルに合わせて素材やカラーを考えていきます。室内のカラーは、「黄金比」といわれる割合を参考にすると統一感が出ます

カラーを選ぶ際には、基調となる「ベースカラー」と、2番目に大きな割合を占める「アソートカラー」、そして、引き締め効果のある「アクセントカラー」と選びます。

これらの色を、「黄金比」である『ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー=70:25:5』くらいになるように考えていきます。

見本帳を見て素材感や色味などを決めていきますが、小さな色見本で色を決めると、大きな面積になった場合や光のあたり具合で、「なんだかイメージと違う…」と感じるケースも少なくありません。できれば、モデルハウスや見学会などで、実際に使われている家などを見て確認するとよいでしょう。

 

<収納スペースを十分に設ける>

家が完成して実際に住み始めるとモノがあふれてしまい、収納家具を買い足すことになり、せっかく時間をかけて考えたインテリアが台無しということも少なくありません。暮らし始めるとモノは増えていくものです。なるべくモノを増やさないのも一つの方法ですが、やはり、収納スペースを十分に設けることが大切です。

 

<機能美にもこだわる>

家は、長く住まうところなので、機能性にもこだわることが大切です。「おしゃれで、格好良い家にしたい」と、デザインを優先して考えすぎると、実際に住み始めてから、暮らしにくいと感じてしまうことがあります。

例えば、キッチンについて考えてみます。キッチンは、1日の中で長く過ごす場所でもあり、意外に移動が多いスペースです。料理の際には、シンクからコンロへの移動をはじめ、調味料を取り出したり、お皿を取り出したり、冷蔵庫から食材を出したりしなければなりません。

おしゃれにしたいからと、見た目優先でオリジナルのキッチンをつくった場合、家事動線を考えておかないと、家事がとても大変なものになってしまいます。お手入れのしやすさも重要なポイントです。

おしゃれで、しかも機能的…、そのような「機能美」にもこだわった暮らしやすい家づくりをしていきましょう

 

<予算配分を決める>

デザインや素材などにこだわると、どうしてもコストが高くなってしまう傾向があります。夢のマイホームのため、妥協せずにデザインや素材にこだわると、予算をはるかにオーバーしてしまったということにもなりかねません。あらかじめ予算配分を決め、予算の範囲で、できることを考えていくようにしましょう。

 

<しっかり情報収集をする>

おしゃれな注文住宅にするためには、雑誌や情報誌、インターネットなどで、しっかりと情報収集しておくとよいでしょう。あらかじめ自分好みの家の画像などを集めておき、打ち合わせの際に提示すると、イメージが伝わりやすくなります。


■住宅展示場なら家づくりのための情報収集が存分にできる

情報収集の際には、実際の家を見学すると、より具体的にイメージがしやすくなるので、住宅展示場に足を運ぶのも一つの方法です。素材の質感や色味、実際の間取りは、画像ではなかなかわかりづらい部分もあるため、現物を見るのも大切です。

ハウスメーカーや工務店には、インテリアコーディネイターが住まいづくりのアドバイスをしてくれるところがあります。住宅展示場に事前に予約をしていくことで、インテリアについても、より詳しい説明を受けられます。

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■まとめ

おしゃれな注文住宅を建てたい!と考えるなら、外観や内装にこだわった家づくりをしていく必要があります。しかし、デザインや素材などにこだわり過ぎると、どうしてもコストが高くなりがちです。

住宅展示場のハウスメーカーや工務店には、インテリアコーディネイターが在籍しているところもあるため、相談内容に応じて予算に合わせた提案を行ってもらえるため、是非活用してください。