○こたつ布団も必ずお手入れを
寒い冬、こたつで食事をするというお宅もあるのではないでしょうか。そのような場合にこたつ布団に食べ物や飲み物がこぼれたり、シミがついてしまったりもするものです。食事をしなくてもホコリや抜け毛、汚れが付着します。このように、数か月使うこたつ布団は結構汚れています。
<自宅の洗濯機で洗濯する場合>
最初に洗濯表示を確認しましょう。水洗いができるかどうか、乾燥機が使えるかどうかを確認し、正しい方法で洗濯を行います。
こたつ布団はそのまま洗濯機に入れず、布団用の大きな洗濯ネットに入れてから毛布コースを選択して洗うようにします。
洗濯表示が水洗いのみの場合、乾燥は外干しを行います。2本の物干し竿を用意し、M字のようにして干すことで風通しがよくなり乾きやすくなります。このとき、軽くたたきながら形を整えていくと綿の片寄りを防げます。こたつ布団は完全に乾かす必要があるため、カラッとした晴れの日に洗濯を行うのがおすすめです。
乾燥機使用がOKな場合は、洗濯表示に書かれた温度を守って乾燥を行ってください。なお、小さな乾燥機で乾燥すると乾きが悪く、その結果カビが生えてしまう可能性があるので注意しましょう。乾きが甘い場合は、その後外干しをして完全に乾かすと安心です。
今後、こたつ布団を新調する際は、暖かさだけでなく、丸洗い可能で軽くて乾きやすいなど、お手入れがしやすいかどうかも注意してください。
<自分でお手入れするならコインランドリーも便利>
こたつ布団は大きいため、家の洗濯機で洗って干すのは大変と感じる方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、近所にコインランドリーがあれば、大きな洗濯機で洗濯から乾燥まで行えて便利です。予め自宅でホコリなどを落としておき、布団用の洗濯ネットに入れて持っていきます。あとは洗濯乾燥機に入れるだけです。
コインランドリーは、自宅で洗濯するよりも費用がかかる点と、持ち運ぶ手間はかかりますが、乾燥機がないお宅や自宅の乾燥機には入らないお宅には便利といえるでしょう。ただし、乾燥機がNGのこたつ布団もあるので、最初に必ず洗濯表示を確認してください。
<クリーニングを使う>
こたつ布団が水洗い不可の洗濯表示になっている場合は、自身の判断で洗濯を行わずにクリーニングに出すようにしてください。手間がかからず、キレイに仕上がります。
持ち込みが面倒という方には、宅配サービスや次のシーズンまでしっかりと保管してくれるサービスを行っているところもあります。コインランドリーよりも費用はかかりますが、楽にサービスを活用できるのも、クリーニングのメリットです。