年々、需要が高まりつつあるオール電化ですが、まずは「オール電化とはどのような家なのか?」ということをご紹介します。
【オール電化ってどんな家?】
オール電化とは、生活する上で使用する全てのエネルギーを電気でまかなう家のことです。エアコンやテレビなどの家電や照明機器だけでなく、給湯や暖房、調理など全ての住宅設備や機器は、電気をエネルギー源としたものを用いることになります。
【オール電化の住宅設備】
オール電化の主な住宅設備をご紹介します。
<給湯>
お湯を供給する設備には、ガスを用いるガス給湯器や灯油を用いて温水を作るボイラー、電気を用いる電気温水器・電気給湯器などがあります。オール電化では、電気温水器や電気給湯器を導入することになります。最近では、空気を圧縮する際に発生する熱を利用してお湯を作る「エコキュート」を導入する家が増えています。
<暖房>
冬場の暖房方法の一つに、床を暖めて、その伝導熱と輻射熱で部屋全体を暖める床暖房や床下暖房があります。オール電化では、電気パネルや電気給湯器で作ったお湯を用いた床暖房、エアコンなどを用いた床下暖房を採用することになります。
<調理器具>
オール電化では、調理器具も電化対応のものを用いることになります。オール電化でよく採用されているのは、IHクッキングヒーターです。最近のIHクッキングヒーターは、魚焼きグリルが搭載されたものもあるため、とても便利になっています。