まずは住宅ローンについて説明をします。
【住宅ローンとは】
住宅ローンとは、一時的にお金を借りて分割して支払うローンの中でも、家を新築、あるいは購入するための資金融資を目的としたものです。
住宅ローンを利用する場合、借りたお金である「元本」と借りた金額に応じた「利息」を毎月分割して支払うことになります。借入できる金額は、年齢や年収などによって変わります。利息は住宅ローンの種類や金利、毎月の返済額や期間によって異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
【住宅ローンの借入先】
住宅ローンは銀行をはじめ、多くの金融機関で取り扱っています。
[銀行などの民間金融機関]
メガバンクをはじめ、地方銀行や信用金庫など、全国の多くの銀行で住宅ローンの取り扱いがあります。最近は、実店舗を持たないネット銀行でも住宅ローンを申し込めます。
[フラット35]
「フラット35」とは、住生活の向上を目的とした独立行政法人の住宅金融支援機構が提供している住宅ローンのことです。最長35年の長期固定金利タイプの住宅ローンで、全国300以上の金融機関と提携して融資が行われます。
「フラット35」のほか、20年以下の返済で金利が低い「フラット20」や、長期優良住宅を対象とした最長50年の長期固定金利タイプの「フラット50」などがあります。
【参照】【フラット35】:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】
[財形住宅融資]
財形住宅融資とは、財形制度をすでに利用している人が利用できる融資制度です。福利厚生の一環として、財形制度を導入している企業の従業員が対象となり、財形住宅融資を利用する際には、一定の要件を満たす必要があります。
[ノンバンク(モーゲージバンク)]
ノンバンクとは、銀行などのように預貯金を取り扱わずに融資業務に特化した金融機関のことです。なかでも、住宅ローン専用の金融会社はモーゲージバンクと呼ばれます。銀行などより審査が通りやすい傾向がありますが、金利が高くなりがちです。