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2024/06/17
住まい

新築住宅の
おすすめオプションは?
オプションの選び方や費用相場もあわせて解説!

家を新築したり建売住宅を購入したりする際に、追加費用を出してオプションを付けることができます。しかし、どのようなオプションがあって、どれがおすすめかがわからない、と考える人も少なくありません。

そこで今回は、新築住宅のおすすめオプションについて解説します。また、選び方やオプションを付けるときの費用相場もあわせて紹介します。

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おすすめオプションは?<br />
オプションの選び方や費用相場もあわせて解説!

■新築住宅のオプションの基礎知識

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まずは、オプションとはどういったものなのか?注文住宅と建売住宅で違いはあるのか?オプションはいつまでに決めないといけないのか?などオプションの基礎知識から解説します。

 

【新築住宅のオプションとは?】

新築住宅のオプションとは、ライフスタイルに合わせて機能を追加したり、性能を高めたりするために追加する住宅設備などを指します。

オプションは、毎日の暮らしをさらに快適にするためのものです。追加するオプションには多くの種類がありますが、なかには「これもオプションなの?」と思うものも含まれています。予算に合わせてプランを決めていく上でも、オプション選びは重要なポイントとなるため、ライフスタイルに合わせてしっかりと考えていくことが大切です

<注文住宅のオプション>

ハウスメーカーや工務店は、これまでの豊富な実績や経験をもとに、独自の工法や優れた住宅性能の研究、アイデアあふれる空間創造によって、オリジナリティのある家づくりを行っています。そして、多くのハウスメーカーや工務店では、それぞれの家づくりの特徴を生かしたスタンダードとなる仕様があり、最近はこうした独自の標準仕様をベースにプランニングしていくケースが増えています。

それぞれの仕様で採用されている住宅設備は、ハウスメーカーや工務店ごとに異なります。暮らしに合わせて設備を追加したり、グレードの高い設備に変更したりするなど、オプションを付けることが可能です。

<建売住宅のオプション>

建売住宅は、ハウスメーカーや工務店の標準仕様で建てられていることがほとんどですが、その内容は会社ごとに異なります。どのような住宅設備が採用されているかは「標準仕様書」に記載されていますが、それ以外のものは基本的に「オプション」として追加することになります。

エアコンや照明、カーテンレールや物干し金具、テレビアンテナなどが設置されていないことが多いため、オプションとして追加する必要があります。

 

【オプションはいつまでに決める?】

オプションを決めるタイミングは、注文住宅と建売住宅で異なります。プランニングや入居時期、住宅ローンの申し込みのタイミングに合わせて早めに決めるようにしましょう。

<注文住宅の場合>

注文住宅の場合、プランニング段階でオプションを決めることになります。そのため、引き渡しの7か月~1年前がオプションを決めるタイミングの目安となります。

工事期間はハウスメーカーや工務店ごとに異なるため、プランが確定する1か月前までにはオプションを決めるようにしましょう。

<建売住宅の場合>

建売住宅の場合は、売買契約を済ませてからオプションを決めていくことになります。入居前に発注した工事を終わらせるためには、引っ越しの1~2か月前にはオプションを決めるようにしましょう。また、ハウスメーカーや工務店によっては、オプションの申込期日が設定されていることがあります。いつまでにオプションの申し込みをすればよいか、事前に確認しておくようにしましょう。

 

【オプションは住宅ローンに組み込める?】

オプション費用は、住宅ローンに組み込めます。注文住宅の場合、プランニングの段階でオプションを決めておけば、建物工事費用と合わせて融資を申し込めます。

建売住宅の場合は、オプションを決めるタイミングによっては、住宅ローンの融資を受けた上で、オプション費用を含めた融資を希望することになるため、再審査を受ける必要も出てきます。


■おすすめのオプション10選

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毎日の暮らしをより快適なものにするために、おすすめのオプションとそれぞれの費用目安をご紹介します。費用は各住宅メーカーによって異なりますので、あくまでも目安としてご覧ください。

 

① 照明

リビングやダイニング、寝室や子ども部屋などの室内照明は、注文住宅の本体工事価格や建売住宅の購入価格に含まれていないことがほとんどです。照明の取り付け工事は約5,000~2万円程度が相場とされていますが、照明器具の費用が別途かかります。

また、設備のない場所に照明を付ける場合は、別途電気工事が必要となります。工事費用は1か所あたり約3,000~1万円程度です。

② エアコン

エアコンは、室内を快適な温度に保ち、毎日を健康的に過ごすためには欠かすことができないものです。しかし、エアコンは標準仕様に含まれていないことが多く、オプション工事として追加する必要があります。エアコン設置工事の費用は、取り付ける台数や設置場所により異なりますが、約1~3万円が目安です。エアコンの本体費用は、対応する部屋の広さや機能により、1台当たり約5~25万円程度かかります。

すべての部屋にエアコンを付けようとすると、費用がそれなりにかかってきます。そのため、入居当初はあまり使わない子ども部屋などは、子どもの成長に合わせて後から設置するケースも少なくありません。

こうした場合、エアコンの取り付け工事がすぐにできるように、電気工事や配管工事だけでも済ませておくと、後で取付工事をする際の費用が抑えられます。

③ キッチン収納

キッチンまわりをすっきりさせると同時に作業効率をアップさせるためには、キッチン収納を充実させることが重要です。

キッチン収納で人気の高いオプションは、カップボードです。システムキッチンは、オプションとしてカップボードなどを追加できます。カップボードはシステムキッチンとデザインを統一することで、おしゃれなキッチン空間を作り出せます。

カップボードの設置費用は、メーカーやシステムキッチンの種類により異なりますが、約15~30万円程度が目安です。

④ テレビアンテナ・インターネット回線など

テレビアンテナの設置は、オプション工事の一つです。テレビアンテナは設置工事だけで視聴でき、費用の目安は約5~10万円程度です。

最近ではチャンネル数が豊富なケーブルテレビに加入する人が多く、在宅ワークをしたり動画配信やゲームなどを楽しんだりするために、インターネット回線の設置も欠かせないものとなっています。

ケーブルテレビやインターネットの光回線は設置費用のほか、毎月のランニングコストがかかります。地域によって加入できるケーブルテレビや光回線の会社が異なるため、費用は変動します。

⑤ カーテンレール

外部からの視線を遮断してプライバシーを守るだけでなく、外気温を遮断してエアコン効率をアップさせるためにも、カーテンは生活する上で欠かすことのできないアイテムの一つです。

新築住宅では、カーテンレールが設置されていないことが多く、オプションとして追加する必要があります。カーテンレールの設置費用は、1か所あたり約5,000~1万円が目安です。カーテンレールにも種類がありますが、内装に合わせて選ぶとよいでしょう。

⑥ 床暖房

輻射熱で部屋全体を温め、埃が舞い上がりにくい床暖房は、住宅設備の中でも人気の高いものの一つです。設置費用の目安は1畳あたり約5~10万円程度です。

⑦ フロアコーティング

フロアコーティングとは、床を保護し、長くきれいな状態を保つために施すものです。入居前に施工することで、床に傷がつきにくく、掃除も楽になります。施工費用は1平方メートルあたり約5,000~1万円程度が目安です。

⑧ カーポート

新築住宅では、建物そのものの工事費用や本体価格に、庭や駐車スペースなどの外構まわりの設備が含まれていないことがあります。

外構まわりのオプションとしておすすめなのが、カーポートです。カーポートとは、屋根と柱でできた車庫のことです。駐車スペースの設備の中でもコストが安く、四方を壁に囲まれていないため、車の乗り降りや荷物の出し入れも楽に行えます。

設置費用は、車の台数により異なりますが、約10~30万円程度が目安です。

⑨ 宅配ボックス

荷物の受け取りに便利な宅配ボックスは、不在時でも荷物を受け取ることができます。また、対面で荷物を受け取る必要がないため、コロナ禍以降、人気の高い設備の一つです。

据置型や壁埋め込み型、ポール自立型などがありますが、設置費用は約5~10万円が目安です。

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⑩ スマートキー

スマホやICカード、リモコンなどで玄関ドアのロックを開錠できるスマートキーは、オプションとして追加したい住宅設備の一つです。

鍵をカバンから出し入れする手間がかからず、万が一、ICカードなどを紛失した際も、玄関ドアの鍵本体を交換する必要がありません。また、鍵穴がないため、ピッキング対策にもなるので、セキュリティ面も安心です。

設置費用は、スマートキーのタイプや鍵部分だけをオプションで交換する場合、玄関ドアそのものを変更する場合によって異なります。費用の目安としては、約5~30万円程度です。


■オプションを選ぶ際に気を付けたいポイント

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オプションには多くの種類があります。ここでは、オプションを選ぶ際に気を付けたいポイントについて解説します。

 

◎オプションにかける予算を決めておく

オプションには多くの種類があります。そのため「せっかくだから、あれもこれも……」と追加してしまうと、オプション費用が膨らんでしまいます。あらかじめオプション費用にかける予算を決め、その予算内でオプションを選んでいくようにしましょう。

◎これまでの暮らしや新居での新生活をイメージしてオプションを決める

実際に新築住宅でオプションを付けたものの、「あまり使っていないオプションがある」という人も少なくありません。オプションを決める際には、新生活をイメージしながら、使う頻度が高いと思われるものから優先的に選んでいきましょう

例えば、「家事の手間をできるだけ省きたい!」という要望があるのであれば、キッチンまわりのオプションを優先するのも一つの方法です。

◎ランニングコストも考慮して決める

オプションの中には、エアコンやケーブルテレビ・インターネット回線、床暖房のようにランニングコストがかかるものがあります。「使うとランニングコストがかかるから、設置したけど使っていない」というのでは、本末転倒になってしまいます。

ランニングコストのことも考慮に入れ、オプションを決めていくようにしましょう。


■住宅性能やオプションについて知りたいなら住宅展示場に行こう

基本となる設備仕様や追加できるオプションは、ハウスメーカーや工務店ごとに異なります。住宅展示場に行くと実際の家を見学でき、それぞれのハウスメーカーや工務店の特徴などがわかります。また、事前に予約をして行くと、資料を準備した担当者から詳しく説明を受けることができます。

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■まとめ

新築住宅を建てたり購入したりする際には、より暮らしを快適にするために、オプションを追加するケースがほとんどです。

基本となる住宅性能や追加できるオプションは、ハウスメーカーや工務店ごとに異なるため、住宅展示場で実際の家を見学しながら相談してみるとよいでしょう。また、オプションは追加費用がかかるため、あまり多くのオプションを付けるとオプション費用が高くなってしまいます。

住まいの付加価値を高めるオプションですが、予算やライフスタイルに合わせて慎重に選ぶようにしましょう。