TOPICS
トピックス
2024/06/24
暮らし

人気のある観葉植物は?
お部屋を演出する観葉植物の
主な種類や選び方を解説

最近では、インテリアとして部屋に観葉植物を置くご家庭も増えています。自宅の中にちょっとした自然があると、癒しや空間の美しさをあたえてくれます。しかし、今まで観葉植物を購入したり、設置したことがない方にとっては、少しハードルが高いと感じるかもしれません。

そこで当記事では、初心者向けに観葉植物の種類や何を基準に選べばいいのかを解説します。また、人気の観葉植物についても紹介していきます。

人気のある観葉植物は?<br />
お部屋を演出する観葉植物の<br />
主な種類や選び方を解説

■観葉植物の主なタイプ

観葉植物の主なタイプについて解説します。タイプを知ることで、自分が求めている観葉植物が何かが分かるかも知れません。

 

【大型タイプ】

大型タイプは、広い空間でもひとつ置くだけで存在感があります。家の中にはリビングや玄関、寝室などさまざまな場所がありますが、どこに置くかによって、その場所に適した観葉植物が変わってくるので、植物の特徴を踏まえて選びましょう。

大型タイプは、葉の広がりや高さなども考慮してください。ちなみに大型タイプは、自宅用のみならず開店や開業のお祝いとしてもよく選ばれています

【小型タイプ】

部屋が狭くて観葉植物を置く場所がないという方におすすめなのが、小型の観葉植物です。手入れの手間をかけずに育てたいという方にも、手軽に育てることができます。小型タイプなら持ち運びもしやすいため、時々日の光をあてたいときにも移動しやすいでしょう。

小型タイプは場所を取らないため、さまざまな種類の観葉植物を楽しみたいという方にもおすすめです。

【吊るタイプ】

観葉植物は、床や棚などに「置く」だけではありません。ハンギングにして、高い場所から楽しむこともできます。吊るタイプは、置き場所の少ないお宅や、よりインテリア性を高めたいという方にも人気です。飾り方次第で部屋の印象もガラリと変わるでしょう。また、ペットを飼われているお宅や小さなお子さんがいるお宅でも、手の届かない場所に掛けられるので安心して育てることができます。


■観葉植物を選ぶポイント

③-2AdobeStock_428592940.jpeg

さまざまな種類の観葉植物がありますが、初心者の方はどのような観葉植物を選んでよいのか迷われることでしょう。ここでは、観葉植物を選ぶ際のポイントについて解説していきます。

 

①育てやすさ

観葉植物を購入したら、育て続けなければなりません。例えば、仕事が忙しく頻繁に水やりができないなど、自分のライフスタイルに合わないと観葉植物を枯れさせてしまいます。また、剪定や手入れの手間が増えるのは自分には合わないという方や、初めて観葉植物を育てる方は、比較的育てやすい種類を選ぶとよいでしょう。

②サイズや成長度合い

観葉植物にはさまざまな種類やサイズがあります。狭い部屋に大型の観葉植物を置いてしまうと、室内空間を圧迫してしまうこともあります。逆に、リビングのアクセントにしたいというのであれば、大型の観葉植物はインパクトがあります。ただ、購入時は小さくても、大きく成長する観葉植物もあるので、将来どれくらい大きく育つのかも調べてから購入しましょう。不安な方は、お店の方に確認してから購入すると安心です。

③価格

観葉植物は価格もさまざまです。無理をせず、予算に合った観葉植物を選びましょう。

④置き場所から選ぶ

部屋のどこに置きたいかも大事なポイントです。部屋の角に置きたいのか、デスク上に置きたいのか、吊り下げたいのかなど、置き場所を明確にしましょう。日当たりや日陰など育てる環境が必要な観葉植物は多くあります。置きたい場所に合った種類を選ぶことで、枯らしてしまうことを防ぐことができるでしょう。

⑤インテリアテイストに合わせて選ぶ

家の中に観葉植物を置くと、それだけでインテリアの一部になりますが、部屋のテイストに合わせて選ぶことでより部屋に統一感が生まれます。

観葉植物は、シャープなかっこいいイメージや柔らかくて優しいイメージなど、見た目はさまざまです。アジアンテイスト、和モダンなど、自宅のインテリアテイストに合うかどうかも選ぶポイントにすると、よりオシャレな空間を演出できるでしょう。

⑥花言葉から選ぶ

観葉植物にも花言葉があります。贈り物にする際には、花言葉を参考にするのもよいでしょう。新築や引っ越し祝いなら、幸せや健康、成長発展に関係する花言葉の観葉植物もおすすめです。


■人気の観葉植物

③-3AdobeStock_458266413.jpeg

ここからは、これまで解説した選ぶ基準にあてはまる人気の観葉植物を紹介していきます。紹介する種類のものは、比較的育てやすいので初心者でも安心です。自宅や自分の環境に合った観葉植物を選んでください。

 

<パキラ>

葉の緑が美しく、幹の太さが特徴的なパキラ。耐陰性が強く丈夫なことから、初心者でも育てやすいといわれている植物です。幹がねじれているものもあり、インテリア性も高いのが人気のポイントです。日光が好きな植物ですが、直射日光が当たらない、明るく風通しの良い場所に置いて育てるとよいでしょう。また、乾燥にも強く、鉢土の表面が乾いてきたら水を与えればよいので、日々忙しい方にも負担なく育てられるでしょう。

<ガジュマル>

温暖な土地に自生しているガジュマル。日本では沖縄や屋久島などで自生しています。精霊が宿る木ともいわれており、縁起が良い植物とされています。言い伝えでは、植物を大切にしてあげることで、「キジムナー」という精霊が多くの幸せを運んでくれることから、自宅はもちろん、贈り物にも選ばれている人気の観葉植物です。見た目は丸みを帯びた幹が特徴的で、個体差もあり魅力的です。また、幹に水をためていることから乾燥にも強く、水やりも控えめで問題ありません。初心者でも育てやすい植物といえるでしょう。なお、ガジュマルは暖かい場所が好きなので、明るい場所や日が入る窓辺で育ててあげるのがおすすめです。

<モンステラ>

モンステラは、大きな葉に切り込みが入ったような葉が特徴的で、インテリア性も高い観葉植物です。日陰でも育つことから、日当たりを気にしているお宅でも育てることができます。水やりも、鉢土が乾いてきたら時々葉に水をかけてあげる程度で大丈夫です。モンステラは、初心者にもおすすめの人気観葉植物です。

③-4AdobeStock_832949456.jpeg

<サンスベリア>

サンスベリアは、剣のような先が尖っており、肉厚な葉っぱが特徴の観葉植物です。また、空気清浄効果も期待できるとされています。

サンスベリアは、できるだけ日当たりのよい場所に置いて育てます。乾燥に強く少ない水やりで育てることが可能なため、水やりが面倒な方や日ごろ忙しい方にもマッチするでしょう。シャープな見た目で部屋のインテリアにも合わせやすく、オシャレな空間を演出してくれます。サンスベリアにもさまざまな品種がありますが、品種によっては大きくなりやすいものや、横に広がるものもあります。どれくらいのサイズ感を望んでいるのかを明確にし、品種を選んでいきましょう。サンスベリアも育てやすく、初心者にもおすすめの観葉植物です。

<オーガスタ>

リゾート地でもよく見かけるオーガスタ。大きな葉が特徴的で、南国風な印象のある観葉植物です。温暖な地域が原産なので日当たりの良い環境を好み、耐乾性に優れています。枯れにくい植物なので育てやすいでしょう。

「輝かしい未来」という花言葉から、自宅用としてはもちろん、新築や引っ越し、開店・開業のお祝いといった贈り物として選ばれることもあります。

<ポトス>

ポトスはつる性の植物で、ミニから大鉢まであります。葉っぱは、淡い黄色の班模様が入るのも特徴的です。耐陰性が強い植物なので、日当たりが気になるお宅でも育てることができます。ポトスは置いて飾ってもいいですし、垂れるように育つのでハンギングとして吊るして飾っても素敵です。

<アイビー>

アイビーもつる性で葉っぱの模様や形もさまざまあり、品種によってその違いを楽しむことができます。耐寒性があり乾燥にも強いため、日当たりが気になるお宅でも育てやすいでしょう。ポトス同様、ハンギングとして吊るして飾ったり、壁に掛けたりとインテリア性の高い植物です。置き場所が少ないというお宅でも、アイビーであれば観葉植物を取り入れることができます。

③-5AdobeStock_345227681.jpeg

<エアプランツ>

土のいらないエアプランツ。土が必要ないことから、天井からつるしたり流木などにひっかけて楽しんだりと、オシャレな空間を演出してくれる人気の観葉植物です。そのオシャレな見た目から人工的にも見えるエアプランツですが、れっきとした観葉植物なので水やりは必須です。週に2~3回でよいので、霧吹きを使ってたっぷりと水をあげてください。また、風通しのよい場所で育ててあげるとよいでしょう。観葉植物を取り入れたいけれど、場所を確保することができないというお宅でも、ミニ植物として育てることができます。

<テーブルヤシ>

テーブルヤシはヤシ科で、テーブル程度のスペースで育てることができるミニ観葉植物です。部屋に大きな植物を置けないお宅や、カウンター、作業机などにワンポイントとして置きたい方にもおすすめです。テーブルヤシを置くことで、アジアンな雰囲気を醸し出せるでしょう。また、日陰にも強いことから、日当たりが気になるお宅でも育てやすい観葉植物といえるでしょう。


■まとめ

これまで観葉植物を育てる場所がなく、ハードルが高いと思っていた方も多いかもしれません。しかし、観葉植物の種類や育て方を知り、自分に合ったものを選ぶことで初心者でも育てることができます。家の中に観葉植物が加わることで、癒しとなり、インテリアの一部にもなりオシャレな空間を演出してくれるでしょう。また、花言葉から選んでみるのも楽しいかもしれません。

ぜひ参考にしていただき、暮らしの中に緑を取り入れてみてはいかがでしょうか。