リビングではWi-Fiが使えるのに、2Fの部屋には届きにくいといったケースがあります。家の中でWi-Fiが届きにくいのは、次のような理由が挙げられます。
<ルーターの設置場所が悪い>
Wi-Fiが届きにくいのは、ルーターの設置場所が適切でない可能性があります。以下のような場所は、ルーターの設置場所には適していません。
●部屋の隅
●床に直置き
●電子レンジなど電波を発する家電製品の近く
Wi-Fiの電波は360度に飛ぶため、部屋の隅に置くより中央に置いた方が、電波が届きやすくなります。広い家の場合は、部屋の端の方に置くと家の一部でWi-Fiが届きにくくなるため、できるだけ家の中央に近い場所に置くのがよいでしょう。また、ルーターを床に直置きすると部屋に電波が届きにくくなります。床置きは家具や家電の影響も受けやすいため、机やテーブル、棚の上など、床から1~2m程度高い場所への設置がおすすめです。また、電波を発生する家電の近くに置くと電波干渉が起こるため、電子レンジなどの近くに置くのは避けましょう。
<壁や建材の影響>
Wi-Fiが届きにくいのは、壁や建材が影響している可能性もあります。金属やコンクリートはWi-Fiの電波を減衰させるため、鉄筋コンクリート造の家では、Wi-Fiルーターから少し離れていると壁の影響で電波が届きにくくなる場合があります。
<ルーターの近くに障害物がある>
ルーターと部屋の間に大きな家具などの障害物があると、Wi-Fiが届きにくくなることがあります。ルーターの周りには、できるだけ物を置かないようにしましょう。