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2025/05/12
暮らし

埼玉県には魅力がいっぱい!子育て世代に人気の埼玉の魅力を深掘り

路線が多いため都心からのアクセスが良く、快適に通勤通学できる埼玉県。しかし、埼玉県の魅力は交通の利便性だけにとどまりません。自然豊かで自然災害が比較的少ないため、日々の暮らしに安心感をもたらしてくれます。また、手厚い子育て支援に加え、教育機関が集まる文教都市という魅力もあり、子育て世代から注目を集めています。

本記事では、埼玉県の魅力をたっぷりお伝えするので、移住先を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

埼玉県には魅力がいっぱい!子育て世代に人気の埼玉の魅力を深掘り

■暮らしやすい!埼玉県の魅力を7つ紹介

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埼玉県のキャッチフレーズは、「彩の国」です。彩の国には、四季折々の自然や産業、文化、学術などさまざまな分野で発展する多彩な国という意味が込められています。自然と都市のバランスを保ちながら、利便性と快適さを両立させている埼玉県の多彩な魅力をご紹介します。

 

<交通網が充実して都心からのアクセスが良好>

埼玉県は、東西南北に24の鉄道路線が張り巡らされており、交通網が非常に発達しています。東京都に隣接しているため、都心からのアクセスが良好であることは、埼玉県の大きな魅力の一つです。例えば、県内最大のターミナル駅である大宮駅からは、池袋駅までJR湘南新宿ライン・JR埼京線で約25分、東京駅までJR上野東京ライン(宇都宮線・高崎線)で約30と、短時間での移動ができます。通勤や通学に便利なだけでなく、休日のレジャーやショッピングも気軽に楽しめるでしょう。

大宮駅には6つの新幹線が乗り入れており、首都圏への通勤・通学だけでなく旅行も快適に行えます。また、埼玉県には始発駅が多いことも魅力です。始発駅の近くに住めば、朝のラッシュ時でも座って通勤できる可能性が高く、毎朝のストレスを軽減できるでしょう。

 

<都市と自然のバランスが良い>

埼玉県の都市部には大型商業施設や公共施設が集まっているため、買い物などの日常生活に困ることはありません。一方、都市部から少し離れると豊かな自然が広がっており、アウトドアを楽しんだり、大自然の中でリフレッシュしたりできる環境が整っています。

例えば、秩父地域には国の天然記念物に指定されている長瀞渓谷や、芝桜が有名な羊山公園、関東随一のパワースポットとされる三峯神社、大自然を満喫できる秩父ミューズパークなどがあり、四季折々の美しい風景が楽しめます。

このように、埼玉県は都市の利便性と豊かな自然環境を兼ね備えた理想的な場所です。仕事やショッピングの快適さを重視しながらも、住まいは自然に囲まれた静かな環境を求める方にとって、非常に魅力的な地域といえるでしょう。

 

<災害が比較的少ない>

安心して暮らすには、災害リスクを考慮する必要があります。埼玉県は、地震や台風などの自然災害が比較的少ない地域です。過去15年間におけるがけ崩れ、地滑りなど土砂災害の発生件数は、全国で最少クラスです。また、埼玉県は海に面していないため、津波の被害に遭うリスクも低く、防災面で安心できるエリアといえます。

 

<大型商業施設が豊富>

埼玉県には多くの大型ショッピングモールや商業施設があり、買い物はもちろん、グルメや映画、アミューズメント施設などが充実しています。例えば、越谷市の「イオンレイクタウン」は、国内最大級のショッピングモールで、店舗数は700以上です。

JR武蔵野線越谷レイクタウンと直結しており、アクセスの良さも魅力です。富士見市の「ららぽーと富士見」は、東武東上線エリア最大級のショッピングセンターで、約300の専門店に加え、親子で遊べる屋外広場やららぽーと公園、キッズルームや完全個室のベビーケアルームなど、ファミリーにうれしい設備が充実しています。

さいたま市の「コクーンシティ」は、さいたま新都心駅からすぐの大型商業施設です。ファッションやグルメ、映画館、書店、スーパーなど約270店舗が入っており、家族連れから若者まで幅広い層に人気のスポットです。

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<子育て支援が充実している>

埼玉県は、子育て支援制度が充実していることも魅力です。子育て経験者などのスタッフが常駐する「地域子育て支援拠点」の数は全国第2位を誇り、親子で楽しめるイベントや育児相談が行われています。

また、「パパ・ママ応援ショップ優待制度」は、18歳に達して次の3月31日を迎えるまでの子どもや妊娠中の方がいる家庭への優待制度です。協賛店で優待カードを提示すると、割引や無料サービスなどの特典を受けられます。この他にも埼玉県には多くの子育て支援制度があり、各市町村でも独自に子育て支援や補助金制度を設けています。

以下に一部の例を紹介します。

  • 川口市:「赤ちゃんにっこり応援金」として1万円支給
  • 八潮市:誕生祝金として3万円支給
  • 戸田市:対象園児の副食費相当を月額4,800円まで補助

いずれの子育て支援制度も要件が設けられています。申請期限もあるため、各市町村のホームページなどで詳細をご確認ください。

また、保育園の入園が気になる方もいるかもしれません。埼玉県には待機児童ゼロの自治体が42市町村あります。さいたま市では、4年連続で待機児童数ゼロを達成しています。

 

<さいたま市は全国有数の文教都市>

さいたま市は全国有数の文教都市として知られています。文部科学省の調査では、中学生の英語力が全国1位という結果も出ています。

【参考】文部科学省「令和5年度「英語教育実施状況調査」概要

また、さいたま市には埼玉県立浦和高等学校、埼玉県立浦和第一女子高等学校、中高一貫校のさいたま市立浦和高等学校など、浦和区を中心に学力の高い進学校が点在していたり、県立図書館や美術館など文化施設が充実していたりと、教育環境が整っています。

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<スポーツが盛ん>

埼玉県はスポーツが盛んな県としても知られています。Jリーグの「浦和レッズ」「大宮アルディージャ」やプロ野球の「埼玉西武ライオンズ」など、多くのプロスポーツチームが埼玉県に本拠地を構えています。国内最大級規模のサッカー専用スタジアム「埼玉スタジアム2002」や、埼玉西武ライオンズの本拠地球場「ベルーナドーム」などの施設があるため、地元チームを応援できることも埼玉県の魅力です。

さらに、女子プロサッカー「WEリーグ」の「三菱重工浦和レッズレディース」「ちふれASエルフェン埼玉」「大宮アルディージャVENTUS」や、ジャパンラグビーリーグワンの「埼玉パナソニックワイルドナイツ」、BCリーグの「埼玉武蔵ヒートベアーズ」、Bリーグの「越谷アルファーズ」「埼玉ブロンコス」など、多くのプロスポーツチームが活動しています。スポーツ観戦を通して地元愛が強くなっていくでしょう。


■移住者へのサポートが手厚いことも埼玉県の魅力

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【埼玉県移住支援金】

東京23区内に在住・通勤していた人が県内の対象の10市町村に移住し、移住先で就職や起業、またはテレワークで現在の仕事を続けるなど働き方に関する条件を満たした場合、埼玉移住支援金が支給されます。対象の市町村は、秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町です。金額は単身、世帯、子育て世帯によって異なります。

・単身:60万円

・世帯:100万円

・子育て世帯:130万円から200万円

※子育て世帯の加算額は市町村によって異なります。

 

​​​​​【移住お試し住宅】

埼玉県では、移住を検討している市町村に短期間滞在して、移住後の生活をイメージできる「移住お試し住宅」を利用できます。移住お試し住宅を利用できるのは、秩父市、ときがわ町、皆野町、小鹿野町、東秩父村、横瀬町などです。例えば、秩父市は自然豊かな環境ですが、特急電車を利用すれば池袋まで約80分でアクセスできます。

自然豊かな田舎暮らしに憧れても、移住先の生活になじめるか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。実際に移住する前にお試しできる期間があれば不安を解消できるでしょう。


■まとめ

埼玉県は、ほどよく都会でありながら自然も残っているため、都市の利便性と自然の安らぎを両立できることが魅力です。交通網が発達しているため都心への交通アクセスが良く、通勤や通学も快適です。

埼玉県は東京に比べると土地の価格が抑えられるため、限られた予算内で理想のマイホームを叶えられる可能性があります。また、同じ予算であれば、より広い土地に戸建て住宅を建てることができるでしょう。

埼玉県では移住を応援する取り組みも行われ、移住者へのサポートが充実しています。都市の利便性と自然の豊かさを両立する環境で暮らしたい方は、埼玉県で一戸建てを建てて、理想の暮らしを始めてみませんか。