暮らしづくりラボ 家づくりから住まいづくり、暮らしづくりに役立つ情報発信サイト
TOPICS
トピックス
2025/06/10
お出かけ

埼玉県のおすすめサウナ5選!
サウナの入り方やマナーについても解説します

サウナ人気が高まるなか、「自分も入ってみたい」と感じている人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、埼玉県内のサウナの中から5つの施設をご紹介するとともに、サウナ初心者に向けて基本的な入り方やマナーを解説します。お気に入りのサウナを見つけて、「ととのう」感覚をぜひ体験してみてください。

埼玉県のおすすめサウナ5選!<br />
サウナの入り方やマナーについても解説します

■埼玉県のおすすめサウナ5選

①-2AdobeStock_220327255.jpeg

埼玉県には、リゾート気分を味わえる大型施設のサウナから、ロウリュ(サウナ石にアロマ水などをかけて蒸気を発生させる)の熱風を楽しめるサウナまで、魅力的なサウナ施設が数多くあります。埼玉県のおすすめサウナを5つ厳選してご紹介します。

 

1.美楽温泉 SPA-HERBS(さいたま市)

さいたま市にある「美楽温泉SPA-HERBS(スパハーブス)」は、天然温泉や炭酸泉のほか、5種類の岩盤浴とサウナを備えた人気のスパリゾート施設です。

お風呂エリアには、3段構造の遠赤外線サウナがあります。上段・中断・下段と好みの温度に合わせて座る場所を選べるため、サウナ初心者から上級者まで、誰もが心地よい発汗を楽しめます。

また、岩盤浴エリアにある「烈紅(れっく)」には、熱波マシーンを設置。ロウリュエンターテイメント時には、高速回転による強烈な熱風を体験できます。

<住所>:埼玉県さいたま市北区植竹1-816-8

<公式サイト>:https://spa-herbs.jp/

 

2.湯乃泉 草加健康センター(草加市)

草加市にある「湯乃泉 草加センター」は、“サウナの聖地”と称される人気の施設です。ドラマ「サ道」に登場したことでも知られています。

男性用サウナは3段で最大40名、女性用サウナは4段で最大20名を収容できるほど広々としています。高温サウナながら、適度に湿度が保たれたサウナです。ロウリュは、「爆風ロウリュ」「静寂のロウリュ」「ゆったりロウリュ」「暁のロウリュ」の4種類があり、お好みで選べます。なかでも「爆風ロウリュ」は、ブロワーを使った風速80mの爆風熱波を体験できることで話題です。さらに水風呂は、強力なバイブラ(気泡)で「羽衣」と呼ばれる体の表面にできる膜を剥がし、一気に体をクールダウンできるのが特徴です。

<住所>:埼玉県草加市北谷2-23-23

<公式サイト>:https://yunoizumi.com/souka/

 

3.宮沢湖温泉 喜楽里 別邸(飯能市)

飯能市にある「宮沢湖温泉 喜楽里 別邸(きらりべってい)」は、宮沢湖を望む自然豊かな高台に建つ温泉施設です。展望露天風呂では、四季折々の宮沢湖の景色を楽しめます。

サウナは、約85度の高温サウナと約68度の塩サウナの2種類です。高温サウナでは、遠赤外線が発汗を促します。一方、塩サウナはマッサージ用の塩が常備され、発汗だけでなくお肌をつるつるにケアできます。サウナ後に自然豊かなロケーションで外気浴すれば、心身ともにリラックスできるでしょう。

近くには、北欧の雰囲気が楽しめる「メッツァビレッジ」や「ムーミンバレーパーク」もあるので、観光と合わせて訪れるのもおすすめです。

<住所>:埼玉県飯能市大字宮沢27-49

<公式サイト>:https://www.yurakirari.com/miyazawako/

 

4.熊谷天然温泉 花湯スパリゾート(熊谷市)

熊谷市にある「熊谷天然温泉 花湯スパリゾート」は、「癒されるリゾート空間」をコンセプトにした埼玉県最大級の規模を誇るリゾート型温泉施設です。広々とした館内には、100%源泉かけ流しの多彩なお風呂や岩盤浴、サウナが充実しています。

サウナは男湯に1種類、女湯に2種類あります。男性用の「タワーサウナ」は、100度近い高温設定のサウナです。一方、女性用は高温サウナに加え、壁に珊瑚を使用した「珊瑚蒸サウナ」があります。こちらは低めの温度で、湿度100%のミストサウナです。水風呂は地下水100%のかけ流しで、しっかりクールダウンできます。

また、館内の「温活cafeネスト」では、富士溶岩やヒマラヤ岩塩などを使用した8種類の岩盤浴の体験が可能です。「灼熱洞」では、熱波師による熱波ロウリュイベントも開催されており、リゾートスパでありながらも本格的な「ととのい」を味わえます。

<住所>:埼玉県熊谷市上之1005

<公式サイト>:https://hanayuspa.jp/

 

5.グランピング&テルマー湯 東松山滑川店(比企郡滑川町)

滑川町にある「グランピング&テルマー湯 東松山滑川店」は、グランピングと温泉・サウナを組み合わせた施設です。アウトドアとサウナを同時に楽しみたい人におすすめです。

サウナ室には、フィンランド式の円形のサウナストーブ「iki」が設置されています。360度全方向に熱を放射する設計のため、温まりにくい足元にも熱が行きわたり、座る高さによる温度差がでにくいことが特徴です。

女湯には、低温で湿度が高いミストサウナがあり、高温のサウナが苦手な人でも無理なく発汗を楽しめます。水風呂は水温16度の源泉水を使用しています。

<住所>:埼玉県比企郡滑川町羽尾2178

<公式サイト>:https://glamping-thermae-yu.jp/


■サウナの正しい入り方

①-3AdobeStock_127268947.jpeg

サウナを安全で効果的に楽しむには、基本的な入り方を知っておくことが大切です。特に、「サウナ→水風呂→休憩(外気浴)」という流れを意識することで、いわゆる「ととのう」と呼ばれる深いリラックス状態に近づけるとされています。

ここでは、サウナの正しい入り方を6つのステップで紹介します。初めてサウナを体験する人も、ぜひ参考にしてください。

 

1.水分補給する

サウナに入る前には、コップ1杯ほどの水を飲んで水分補給しておきましょう。サウナでは大量の汗をかくので、脱水症状を防ぐためにも水分補給は必須です。水分補給はサウナに入る前だけではなく、休憩中やサウナ後にもこまめに行いましょう。ミネラルウォーターやスポーツドリンク、麦茶などが適しています。

 

2.体を洗う

サウナに入る前には体や頭を洗い、清潔にしてから入りましょう。他の利用者へのエチケットであると同時に、汗や皮脂をあらかじめ落としておくと発汗しやすくなるというメリットがあります。

初心者は、サウナ室に入る前に5分ほどお湯に浸かって体を温めておくのがおすすめです。体を温めておくことで、急激な温度変化による体への負担を軽減でき、より快適にサウナを楽しめます。

 

3.サウナに入る

サウナに入る前に、体の水滴をタオルでしっかり拭き取っておきましょう。サウナ室を水浸しにしないためのマナーであると同時に、水分が蒸発して熱を奪うのを防ぐため、発汗しやすくなる効果もあります。

サウナ室では、6〜12分を目安に無理のない範囲で入りましょう。初心者は、まず5分程度からスタートし、慣れてきたら徐々に時間を延ばすのがおすすめです。サウナの温度は一般的に下段が低く、上段にいくにつれ熱くなるため、体調や好みに合わせて選びましょう。

 

4.水風呂に入る

サウナ室から出たら、まずシャワーやかけ湯で汗をしっかり流してから水風呂に入りましょう。汗を流さずに入ると、水風呂が不衛生になるためマナー違反になります。

水風呂に入るときはいきなり全身を入れるのではなく、心臓から遠い手足からゆっくり浸かるようにすると心臓への負担が軽減されます。入浴時間の目安は約1〜2ですが、初心者や冷たさが苦手な人は、これより短時間でも構いません。体調に合わせて調整しましょう。

①-4AdobeStock_1200503691.jpeg

5.休憩(外気浴)

水風呂から上がったら、体についた水分をタオルでよく拭き取り、施設に設置されているリクライニングチェアやベンチなどでリラックスします。屋外に外気浴のスペースがある場合は、新鮮な空気を吸いながら深呼吸すると、よりリラックスできるでしょう。休憩時間の目安は5~10分程度です。休憩中には水分補給も忘れないようにしましょう。

 

6.サウナ→水風呂→休憩(外気浴)を繰り返す

「サウナ→水風呂→休憩(外気浴)」を1セットとし、これを2〜3回繰り返すのがサウナの基本的な入り方です。この流れを重ねることで、体がじんわりとほぐれ、頭がすっきりするような感覚を味わえることがあります。これが、サウナ愛好家の間でよく言われる「ととのう」という状態です。

人によって感じ方はさまざまですが、深い安らぎに包まれる心地良さを感じる人が多く、サウナの醍醐味といえる体験です。


■サウナを利用するときのマナー

①-5AdobeStock_1265613961.jpeg

サウナは他の利用者と共有するスペースのため、気持ちよく過ごすには、マナーを守ることが大切です。サウナでの主なマナーをご紹介します。

 

◎サウナ室に入る前にしっかり体を洗う

体を洗わずにサウナ室に入ると、他の利用者に不快感を与えてしまいます。サウナ室や水風呂に入る前には、まずシャワーやかけ湯で体をきれいに洗いましょう。

 

◎体を拭いてからサウナ室に入る

体に水滴がついたままサウナ室に入ると、床やベンチを濡らしてしまい、他の利用者に不快感を与えてしまいます。サウナ室に入る前には、体の水滴をタオルで拭き取りましょう。

 

◎タオルの使い方に注意する

サウナ室では、自分のタオルを敷いてから座ります。また、大量の汗をかくため、タオルでこまめに拭き取ることも大切です。ただし、サウナ室でタオルを絞るのはマナー違反です。

水風呂の中には、タオルをつけないようにしましょう。タオルには汗や皮脂汚れが付着しています。衛生面を保つためにも、タオルは水風呂の外においてから利用しましょう。

 

◎大声で話さない

サウナ室では静かにリラックスして過ごしたい人が多いため、大きな声での会話は控えましょう。会話する場合は、なるべく小声で周囲に配慮する必要があります。


■まとめ

本記事では、埼玉県のおすすめサウナ施設と、サウナの正しい入り方やマナーについてご紹介しました。サウナを利用する際はマナーを守り、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。本記事でご紹介した気になるサウナに足を運んで、日々の疲れを癒やし、極上のリラックス状態「ととのう」を体験してみてください!