掃除の頻度は、家族構成や生活リズムによって異なります。共働き世帯と子育て世帯に分けて、それぞれの状況に合った掃除頻度の目安や工夫を紹介します。
[共働き世帯の場合]
共働きの家庭では、平日は仕事中心の生活となり、家事に避ける時間が限られます。そのため、掃除は休日にまとめて行うケースが多いようです。
しかし、平日に全く掃除をしないと、週末までに5日分のホコリや汚れがたまるため、掃除の負担が大きくなります。そのため、平日は5~15分程度の短時間で簡単に掃除する習慣をつけるとよいでしょう。
たとえば、フロアワイパーで床のホコリを掃除したり、水回りを簡単に掃除したりするだけでも汚れの蓄積を防げます。共働き世帯は平日の在宅時間が短く、汚れはさほどたまりにくいため、こまめな軽い掃除で十分です。
[子育て世帯の場合]
子育て中の家庭では、衛生面と安全面を考慮して、掃除の頻度を高めに設定しましょう。特に小さなお子さんが日中過ごすリビングは、清潔に保つためにこまめな掃除が必要です。乳幼児は床に落ちたものを口に入れたり、ハウスダストでアレルギーを起こしたりする恐れがあります。忙しくて毎日掃除するのが難しくても、子どもが過ごすリビングだけは週2〜3回を目安に掃除しましょう。フロアマットやカーペットの上のゴミは粘着ローラーで取り除くと、毎日掃除機をかけなくても効率的に掃除できます。
新生児期から幼児期のお子さんがいる家庭では、子どもの世話で手がいっぱいになり、掃除まで手が回らない日もあるでしょう。子どものお昼寝中に一部屋だけ掃除するなど、少しずつ掃除をすることで清潔な空間を保てます。
