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2025/12/18
暮らし

年末年始のおすすめの過ごし方!
定番からちょっとかわったものまでご紹介

年末年始のまとまったお休みは、何をして過ごすか迷いませんか?家でのんびり過ごすのも良いですし、この時期ならではのイベントに出かけるのも楽しいでしょう。

そこで本記事では、年末年始のおすすめの過ごし方を「定番」と「少しユニークな過ごし方」に分けてご紹介します。何をしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

年末年始のおすすめの過ごし方!<br />
定番からちょっとかわったものまでご紹介

■迷ったらこれ!年末年始の定番の過ごし方

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年末年始の過ごし方に迷ったときは、まずは定番の過ごし方から考えてみるのがおすすめです。長く受け継がれている風習には、それだけの意味や理由があります。ここでは、年末年始の定番の過ごし方をご紹介します。

 

☆大掃除や断捨離

年末に欠かせない行事といえば、1年の汚れをリセットする大掃除です。普段なかなか手をつけられない場所も含めて家中をきれいにすると、気持ちまですっきりします。

大掃除と合わせて断捨離し、不要なものを手放すのもおすすめです。「1年以上使わなかったもの」など、自分なりの基準を決めて不要なものを処分すると、新しい年を気持ちよく迎えられるでしょう。

 

☆年越しそばを食べる

大みそかの夜に食べる「年越しそば」も、年末の定番行事です。江戸時代から続く風習で、そばが細く長いことから「長寿」の願いが込められているといわれています。また、そばは他の麺類に比べて切れやすいことから、「今年一年の苦労や厄災を断ち切る」という意味もあるとされています。

年越しそばを食べるタイミングに決まりはありませんが、「悪縁や厄災を今年のうちに断ち切る」という意味を込めて、大みそかのうちに食べ終えておきましょう。

 

☆カウントダウンを楽しむ

新しい年を迎える瞬間をみんなで祝う「カウントダウン」も、年末の楽しいイベントです。カウントダウンイベントに出かけたり、自宅で家族や友人と集まってカウントダウンパーティーを楽しんだりと、さまざまなスタイルで楽しめます。

時計の針が11時59分50秒を指したところから「10・9・8…」と声をそろえてカウントダウンし、「ゼロ」の掛け声とともに新年を迎える高揚感は、何度体験してもワクワクするものです。ドリンクやおつまみを用意して、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

☆初日の出を見る

元旦ならではの行事といえば、「初日の出」です。日本では、初日の出とともに年神様が現れるとされており、初日の出を見ることは縁起が良いとされています。

有名な絶景スポットへ出かけるのもおすすめですが、近所の見晴らしの良い場所や、自宅のベランダからでも十分楽しめます。元旦は防寒対策をしっかりして、清々しい朝の光を浴びてみてはいかがでしょうか。

 

☆おせち料理を食べる

お正月の食卓を彩る「おせち料理」も欠かせない定番です。おせち料理に入っている具材には、それぞれ深い意味や願いが込められています。

例えば、「黒豆」には「まめに(元気に)働けるように」、「数の子」には「子孫繁栄」、「田作り」には「五穀豊穣」といった願いが込められています。これらを食べることで、新しい年の幸福を身体の中に取り込むような気持ちになれるでしょう。

最近は伝統的な和風おせちだけでなく、洋風や中華風、一人暮らし向けのミニサイズなど、バラエティも豊富です。

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☆初詣に行く

新しい年になって初めて神社やお寺に参拝する「初詣」も、日本のお正月に欠かせない行事です。昨年一年の無事を感謝し、新年の家内安全や健康、厄除けなどを祈願します。

有名な神社仏閣へ足を運ぶのも良いですが、まずは自分の住んでいる地域の神様である氏神様へあいさつに行くのが基本とされています。地元の神社であれば、混雑を避けてゆっくりと参拝できるかも知れません。

参拝の作法としては、一般的に神社では「二礼二拍手一礼」、お寺では手を合わせて静かに祈るのがマナーです。おみくじを引いて一年の運勢を占ったり、新しいお守りを授与してもらったりするのも初詣の楽しみの一つです。

初詣は三が日に行けなくても、松の内に参拝すれば良いとされています。松の内は関東では1月7日まで、関西では1月15日までとされています。その期間に行けない場合は、小正月(1月15日)や節分までの都合の良いタイミングでお参りしてみましょう。

 

☆初売りや福袋でお得にショッピングを楽しむ

お正月ならではのイベントといえば、初売りや福袋です。多くのお店が普段よりもお得な価格で商品を販売します。特に「福袋」は、何が入っているか分からないワクワク感と、値段以上の商品が入っているお得感が魅力です。

最近では、中身が見える福袋や、オンラインで事前予約ができるものも増えており、長時間並ばなくても購入できるようになってきました。欲しかったものを安く手に入れたり、新しいお気に入りと出会えたりすることで、新年早々ハッピーな気分になれるでしょう。

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☆書き初めや1年の目標を書く

お正月には、「書き初め」をしたり、新しい1年の目標を書き出したりするのも有意義な過ごし方です。

書き初めは、1月2日に行うのが伝統的とされています。習字道具があれば、半紙に今年の抱負や大切にしたい言葉などを書いてみましょう。もし道具がなければ、新しい手帳やノートに今年の目標を書き出すだけでも十分です。頭の中で考えているだけの目標も、紙に書き出すことで具体的になり、行動に移しやすくなるでしょう。

 

☆家族や友人との食事会

年末年始は、普段なかなか会えない家族や親戚、友人と集まる絶好の機会です。実家に帰省して家族水入らずの時間を過ごしたり、地元の友人と同窓会のような集まりを開いたりするのも良いでしょう。近況報告をしたり、昔話に花を咲かせたりすることで、絆を再確認できます。

 

☆のんびりとテレビや映画を見る

年末年始はのんびり過ごしたいという方には、テレビを見たり、気になっていた映画やドラマを一気見したりする過ごし方がおすすめです。お正月は特別番組も多いため、家族や友達と一緒に笑ったり感動したりしながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。動画配信サービスを利用すれば、映画やドラマなどを好きなタイミングで楽しめます。


■いつもと違うお正月を!ユニークな過ごし方

お正月の過ごし方がマンネリ気味で、今年は違うことをしてみたいと考えている方は、普段とは違う過ごし方を選んでみるのがおすすめです。ここからは、少しユニークな年末年始の過ごし方を5つご提案します。

 

☆デジタルデトックスでスマホ断ちをする

スマートフォンは今や生活に欠かせないアイテムですが、年末年始くらいは意識的に距離を置いて「デジタルデトックス」に挑戦してみましょう。SNSやニュースから離れることで、時間にも気持ちにも余裕が生まれます。

とはいえ、お正月はLINEなどであいさつのやり取りもあるため、「1日だけスマホを見ない」など、無理のないルールを決めて取り組んでみましょう。通知をオフにしたり、スマホを別の部屋に置いたりするだけでも効果があります。仕事が始まると、スマホやパソコンから離れるのはなかなか難しいもため、年末年始の休みを利用して、スマホから離れる時間をつくってみてはいかがでしょうか。

 

☆近場のホテルで「ホカンス」を楽しむ

遠出はしたくないけれど、非日常感を味わいたいなら「ホカンス」がおすすめです。ホカンスとは、「ホテル」と「バカンス」を組み合わせた造語で、近場のホテルに泊まり、滞在そのものを楽しむ過ごし方を指します。

自宅ではどうしても家事や雑用が気になりますが、ホテルなら掃除や食事の準備から完全に解放されます。ふかふかのベッドで眠り、ゆっくりバスタイムを楽しみ、スパやラウンジでくつろぐ……。そのようなぜいたくな時間を過ごせます。

都心のおしゃれなホテルや、景色の良い近郊のホテルなど、移動時間が少なくて済む場所を選ぶのがポイントです。遠方に旅行しなくても、近場でホテルステイを楽しむだけで十分なリフレッシュ効果を得られます。

 

☆短期集中で資格試験の勉強に取り組む

年末年始のお休みに、あえて勉強に励むのも有意義な過ごし方です。まとまった時間を確保しやすいこの時期は、新しいスキルを身に付ける絶好の機会です。

普段は仕事で忙しく、勉強時間が確保できない人でも、この期間なら邪魔が入らずに集中できます。数日間で参考書を1冊仕上げたり、オンライン講座を受講したりと、短期集中で目標を決めて取り組めば、達成感も大きいでしょう。

「新年から努力をした」という経験は大きな自信となり、その後のモチベーション維持にもつながります。

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☆1年分の写真を見返す

スマートフォンのアルバムにたまった「1年分の写真」を見返して整理するのも、年末年始におすすめの過ごし方です。写真を見返すことで、「このときは楽しかったな」「こんな場所にも行ったね」と忘れていた記憶が蘇り、幸せな気持ちになれます。

特に気に入った写真を選んでアルバムを作ったり、プリントして部屋に飾ったりしてみてはいかがでしょうか。

また、似たような写真やブレている写真、不要なスクリーンショットなどを削除すれば、スマホの容量もすっきりさせられます。過去の思い出を大切にしながら、新しい思い出を入れるための容量を空けて、新年を迎える準備をしましょう。

 

☆日帰り旅行を楽しむ

泊りがけの旅行はハードルが高いと感じる場合でも、日帰り旅行なら気軽に出かけられます。片道1〜2時間程度の距離にある観光地や温泉地へ足を運ぶだけでも、十分な気分転換になります。

日帰りなら荷物も少なくて済みますし、費用も抑えられるのがメリットです。また、渋滞や混雑が予想されるピークの時間帯を避けて、早朝に出発して早めに帰宅するなど、柔軟なスケジュールが組みやすいのも魅力です。


■まとめ

年末年始は、おせち料理や初詣などの伝統行事を味わうのも良いですし、日帰り旅行やホカンスを楽しむのもすてきです。今回ご紹介したアイデアの中から、自分にぴったりの過ごし方を見つけて、心に残る充実した年末年始をお過ごしください。