防犯対策を効果的に行うためには、まず空き巣や強盗がどのような家を狙いやすいのかを知っておくことが大切です。侵入されやすい家には、いくつか共通する特徴があります。
<戸締まりがされていない>
警察庁のデータによれば、戸建て住宅でもマンションなどの共同住宅でも、侵入窃盗の手口で多いのが「無締り」です。無締りとは、玄関や窓に鍵がかかっていない状態を指します。
侵入者は、できるだけ短時間で人に見つからず侵入できる家を探しているため、鍵をかけていない家は、空き巣や強盗にとって格好のターゲットになってしまいます。
また、侵入口は一戸建てでは窓、共同住宅では玄関が多い傾向です。まずは窓とドアの施錠を徹底することが、最も基本的で重要な防犯対策といえるでしょう。
参考:警察庁「住まいる防犯110番」
<人の目が届きにくい立地>
周囲から死角になりやすい角地や、生け垣が高く敷地内の様子が見えにくい家も注意が必要です。道路から玄関や窓が見えにくい家は、侵入者にとって作業しやすい環境になってしまいます。
一度敷地内に侵入されてしまうと、外から犯行の様子が見えないため、侵入者は安心してピッキングやガラス破りの作業ができます。外からの視線を完全に遮る外構はプライバシー面では安心ですが、防犯面では死角を作りやすい点に注意が必要です。
<留守が外からわかりやすい>
空き巣は住人と鉢合わせるリスクを避けるため、事前に下見をして確実に不在である家を標的にします。例えば、次のような状態は留守のサインになりかねません。
● 郵便受けにチラシや新聞がたまっている
● 夜間になっても室内の照明がまったくつかない
● 夜になっても洗濯物が干しっぱなしになっている
● 宅配便の置き配が長時間放置されている
また、旅行中の写真をSNSにリアルタイムで投稿する行為にも注意が必要です。自宅を留守にしていることを、自ら知らせてしまう可能性があります。旅行や外出の投稿は、帰宅後に行うなど慎重に対応しましょう。
<足場になるものがある>
家の周りに足場になるものを放置していると、2階の窓やバルコニーから侵入されるリスクが高まります。
例えば、エアコンの室外機、脚立、自転車、物置、カーポートの屋根などが外壁の近くにあると、侵入者の踏み台にされる可能性があります。足場になりそうなものは、できるだけ壁や窓から離して置きましょう。

