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2026/06/22
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夏のガーデニングにおすすめの花は?暑さに強く育てやすい花を紹介

夏は日差しが強く、気温が35℃を超える猛暑日も珍しくありません。そのため、ガーデニングを楽しみたいと思っても「花がすぐに弱ってしまいそう」と不安に感じる人も多いのではないでしょうか。

ところが、熱帯地域を原産とする暑さと乾燥に強い花を選べば、真夏でも花壇やプランターを鮮やかに彩れます。丈夫で手入れの手間もあまりかからず、ガーデニング初心者でも安心して育てられます。

本記事では、夏のガーデニングにおすすめの花6種類と、夏ならではの管理方法や注意点を解説します。初めて夏の花を育てる人は、ぜひ参考にしてください。

夏のガーデニングにおすすめの花は?暑さに強く育てやすい花を紹介

■夏のガーデニングにおすすめの暑さに強い花6選

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夏のガーデニングは、高温と乾燥に強い花を選びましょう。ここでは、ホームセンターや園芸店で苗が手に入りやすく、初めてでも育てやすい6種類の花を紹介します。

 

【ポーチュラカ】

ポーチュラカは、多肉質の葉に水分を蓄えるスベリヒユ科の花です。乾燥に強く、真夏の強い日差しにも耐えられるため、夏花壇の定番として親しまれています。草丈は10〜20cmほどで、地面を這うように広がります。

花壇の縁取りやグランドカバー、ハンギングにも使いやすい花です。花色は赤・ピンク・オレンジ・黄・白などと豊富で、開花は5〜10月頃まで続きます。

日光に反応して開花する性質があり、日当たりが悪いと花が開きません。置き場所には、1日を通してよく日の当たる場所を選びましょう。

 

【ニチニチソウ】

ニチニチソウは、初夏から秋まで次々と花を咲かせるキョウチクトウ科の花です。高温と乾燥に強く、真夏も花を咲かせ続けます。矮性・高性・這い性の3種類があり、育てる場所や用途に合わせて選べます。

矮性は背丈が低くコンパクトにまとまるため、鉢植えやベランダでの栽培におすすめです。高性(立ち性)は上に向かって育つため、花壇に適しています。這い性は地面に這うように伸びるため、グランドカバーなどに向いています。

なお、ニチニチソウの栽培では、過湿に注意が必要です。蒸れに弱いため、水のやりすぎを避け、風通しのよい場所で育てましょう。

 

【ジニア(百日草)】

ジニアはメキシコを中心とした南北アメリカが原産地です。和名の「百日草(ヒャクニチソウ)」の通り開花時期が長く、初夏から秋まで鮮やかな花を咲かせ続ける丈夫な植物です。

乾燥にも比較的強いため、水切れを起こしやすい夏の鉢植えや花壇でも元気に育ちます。一重咲きや八重咲き、ポンポン咲きなど花の形が豊富で、赤、ピンク、黄色、オレンジといったカラーバリエーションも多彩です。

ただし、葉が密集しすぎると「うどんこ病」が発生しやすくなります。適度に切り戻しで風通しをよくし、土の表面がしっかり乾いてから水やりをすることが長く楽しむポイントです。

※うどんこ病:うどんこカビによって被子植物に生じる植物病害の総称。葉や茎に小麦粉のような白い粉がふりかけられた姿になってしまう病気。

 

【マリーゴールド】

マリーゴールドは、黄色やオレンジなど鮮やかな色の花を春から秋まで咲かせるキク科の花です。丈夫で手間がかからず、種からでも育てやすいため、ガーデニング入門にも向いています。

根から出る成分が土中のセンチュウ(線虫)を抑える効果があるとされ、家庭菜園で野菜と一緒に植えるコンパニオンプランツとしても定番です。

背が低めで横に広がるフレンチ種、背丈が高く花も大きなアフリカン種、草丈は中程度で、一重咲きとハート形の花びらが特徴なメキシカン種などがあります。

 

【センニチコウ】

センニチコウ(千日紅)は、丸いポンポンのような姿がかわいらしいヒユ科の植物です。花に見える部分は葉が変化した「苞(ほう)」と呼ばれる部分です。長く色あせないことが名前の由来とされています。

開花は5〜11月頃まで続き、赤・ピンク・紫・白など花色も豊富です。水分が抜けても色が残りやすいため、ドライフラワーにも向いています。摘んだ花を吊るして乾かせば、夏の庭の彩りを室内でも楽しめるでしょう。

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【ペンタス】

ペンタスは、星形の小花がまとまって咲くアカネ科の花です。熱帯アフリカ、アラビア半島などが原産で暑さに強く、春先から秋まで長く咲き続けます。花色は赤・ピンク・白・紫などがあり、寄せ植えの主役にも脇役にも使えます。

乾燥には比較的強い一方、過湿になると株が弱りやすいため、水はけのよい土に植えるのがポイントです。開花期間が長いため肥料切れを起こしやすいので、置き肥や液体肥料で定期的に養分を補いましょう。ただし、株に負担のかかる真夏の高温期は肥料やりを控えめにします。


■夏の花の管理方法

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暑さに強い花でも、季節に合わせた正しいお手入れを行う必要があります。夏のガーデニングにおいて、基本的な管理方法を解説します。

 

<水やり>

夏の水やりは、朝か夕方の涼しい時間帯に行うのが基本です。気温の高い日中に与えると、鉢の中の水が熱くなり、根に負担がかかることがあります。また、水やりは土が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと行います。真夏の鉢植えは乾きが早いため、朝に加えて夕方にも土の状態を確認しましょう。

ホースで水やりする場合は、内部に残った水が温まっていることがあるため、冷たい水が出るまで流してから与えてください。水は葉や花を避けて株元に与えると、泥はねを防ぎ、病気の予防にもつながります。

<花がら摘み>

咲き終わった花(花がら)は、こまめに摘み取りましょう。花がらを放置すると種ができて株が消耗し、次の花が咲きにくくなります。また、花がらを放置していると見た目も悪く、病気の原因にもなります。毎日の水やりとセットで習慣にすると、無理なく続けられるでしょう。

<切り戻し>

春から秋まで長く咲く花は、生育途中で株姿が乱れてきたら思い切って切り戻しを行いましょう。

梅雨明け頃や、8月中旬〜下旬(晩夏)のタイミングで伸びすぎた茎を株全体の3分の1〜2分の1ほど切り詰めれば、風通しがよくなって蒸れを防げるうえ、脇芽が増えて秋の美しい花つきにつながります。

<肥料>

開花期間が長い花は、肥料切れになると花数が減ります。植え付け時に緩効性肥料を土に混ぜ、開花中は液体肥料を併用しましょう。

ただし、猛暑で株が弱っている時期の施肥は、かえって根の負担になることがあります。気温の高い7〜8月は肥料を控えめにし、涼しくなり始めてから再開すると秋の開花が充実します。製品の説明にある希釈倍率や頻度を守りましょう。

<置き場所>

鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きましょう。ただし、真夏のコンクリートやベランダの床は高温になり、照り返しで鉢の中が蒸れやすくなります。すのこやフラワースタンドを使い、地面から離して置くと温度上昇を抑えられます。

また、エアコンの室外機の前は、熱風が直接当たって株が傷むため避けましょう。猛暑日が続くときは、午後だけ日陰になる場所へ移すなど、移動できる鉢植えの利点を生かしましょう。


■夏のガーデニングの注意点

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最後に、夏のガーデニングで起こりやすいトラブルとその予防策について解説します。

 

◎強い日差しによる葉焼け

夏に強い花であっても、強烈な直射日光によって葉の組織が傷み、白や茶色に変色する「葉焼け」を起こすことがあります。葉焼けを起こした部分は元には戻りません。日差しが強すぎる日は、遮光ネットや寒冷紗を使って強い直射日光から守りましょう。

 

◎害虫予防

高温で乾燥する夏は、ハダニが発生しやすくなります。葉の裏に付いて栄養を吸い、被害が進むと葉色がかすれて白っぽくなります。ハダニは水に弱いため、予防には水やりの際に葉の裏まで水をかける「葉水」が有効です。

このほか、アブラムシやコナジラミにも注意が必要です。枯れ葉や花がらを取り除いて風通しをよくし、株を健康に保つことが効果的な予防策となります。害虫が発生した場合、被害が広がる前に薬剤などで早めに対処しましょう。


■まとめ

本記事でご紹介したポーチュラカ、ニチニチソウ、ジニア、マリーゴールド、センニチコウ、ペンタスは、いずれも暑さや乾燥に強く、初心者でも育てやすい夏の定番の花です。

ただし、暑さに強い花であっても、近年の猛暑は植物にとって厳しい環境です。朝夕の涼しい時間帯での水やりや、切り戻しによる風通しの確保、置き場所の工夫など、夏ならではの管理を取り入れることで、花は秋まで元気に咲いてくれます。

今年の夏は、熱中症対策をしつつ、お気に入りの花と一緒にガーデニングを安全に楽しんでください。