雑草対策は、大きく分けて「生えた雑草を取り除く方法」と、「雑草が生えないように予防する方法」の2種類があります。すでに雑草が生えている庭なら、まずは除去してから予防対策に移りましょう。ここでは、除去から予防までの方法を、手軽なものから順に8つご紹介します。
① 草むしり
雑草対策の基本は、手作業での草むしりです。道具を揃えなくてもすぐに始められ、費用もほとんどかかりません。ただし、根が深い雑草や広い範囲の作業では、素手だけでは除去に手間がかかるため、状況に応じて道具も取り入れましょう。
根が深い雑草には、除草用フォークが便利です。土に差し込んで、てこの要領で持ち上げれば、手で引き抜くより軽い力で除去できます。また、しゃがんだままの長時間作業は腰や膝に負担がかかるため、立ったまま使える柄の長い道具もおすすめです。安全のために軍手も用意しておきましょう。
② 熱湯をかける
沸かした熱湯を雑草にかけるだけの、手軽な方法です。薬剤を使わないため、小さな子どもやペットがいる家庭でも取り入れやすいでしょう。ただし、効果が期待できるのは地面より上と浅い根までです。スギナやドクダミのように、地下茎が深い雑草には向いていません。
一度に運べるお湯の量には限りがあるため、熱湯をかける方法は、狭い範囲の雑草対策におすすめです。駐車場のすき間やコンクリートの目地など、ピンポイントの雑草対策に活用しましょう。熱湯を運ぶ際は、やけどに十分に注意しましょう。
③ 除草剤を散布する
広範囲の雑草を一度に処理するなら、除草剤を使うのが効率的です。除草剤には、いま生えている雑草を枯らす茎葉処理剤と、これから生える雑草を防ぐ土壌処理剤があります。両方の効果を兼ね備えたハイブリッドタイプも販売されています。使用する際は、製品ラベルに記載された使用方法や散布量を必ず守りましょう。
散布時は、枯らしたくない庭木や花壇にかからないよう注意が必要です。また、子どもやペットが薬剤に触れないように、散布後はしばらく庭への立ち入りを控えると安心です。
④ 防草シートを敷く
雑草をこまめに抜いたり、除草剤を散布したりする手間を省きたい方には、防草シートがおすすめです。シートで地面を覆って光を遮ることで、雑草は光合成ができなくなります。遮光性が高いほど効果が期待できるため、商品を選ぶときは遮光率を確認しておきましょう。シートには織布タイプと不織布タイプがあり、耐用年数も商品によって異なります。長く使いたい場所には、耐久性の高い不織布タイプが向いています。
敷く際は、まずきれいに除草して、地面に凹凸がないよう整地しましょう。複数枚を敷く場合は、すき間から雑草が生えるのを防ぐために10センチメートル以上重ねます。最後に、風で飛ばされないようピンで固定しましょう。なお、防草シートだけでは庭の見た目が殺風景になるため、シート上に砂利やウッドチップを被せると景観も整います。

