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2026/09/01
暮らし

家を長期間空ける際の注意点や気を付けるべきポイントとは

旅行や帰省、出張などで家を長期間空けることになった際、「空き巣の被害に遭わないか」「部屋がカビ臭くなっていないか」など不安になる方も多いでしょう。十分な準備をせずに出発すると、防犯や衛生面で思わぬトラブルが起こる可能性があります。

本記事では、家を長期間空ける際に必要な準備や注意点、出発前に確認しておきたいポイントを解説します。

家を長期間空ける際の注意点や気を付けるべきポイントとは

■家を長期間空ける際の注意点

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家を長期間空ける場合は、不在中に起こり得るトラブルを想定して準備しておくことが大切です。まずは、注意したいポイントを防犯面・衛生面・安全面の3つに分けて確認していきましょう。

 

<防犯面のリスク>

長期間家を留守にすると、空き巣被害に遭うリスクが高まります。空き巣は侵入する家を下見し、夜になっても電気がつかない、ポストに郵便物がたまっているなどの状況から、不在を判断することがあります。

長期間留守にしていると気付かれれば、侵入のターゲットにされる可能性もあるため注意が必要です。

 

<衛生面のリスク>

長期間閉め切った室内には湿気やニオイがこもり、カビが発生しやすくなります。また、長く水を使わないことで排水トラップの水が蒸発すると、下水管から悪臭が上がってきたり、虫が侵入しやすくなったりすることもあります。

 

<事故のリスク>

不在時の家では、予期せぬ事故にも注意が必要です。たとえば、コンセントとプラグの間にたまったホコリが湿気を吸い、発火につながるトラッキング現象があります。また、水漏れやガス漏れなどが発生してもすぐに気付けないため、被害が大きくなる可能性があります。


■【防犯面の対策】空き巣に留守と見抜かれないための方法

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空き巣に狙われにくくするには、長期間不在であることを外から見抜かれないようにすることがポイントです。出発前に以下を確認しておきましょう。

 

<郵便物や新聞を止める>

ポストから郵便物や新聞があふれていると、長期間留守にしていることを外から判断される原因になります。家を空ける前に、郵便や新聞がたまらないように対策しておきましょう。

郵便物については、郵便局に不在届を提出すると、不在期間中に届いた郵便物などを保管してもらえます。不在期間は最長30日で、届出期間の終了後にまとめて配達されます。新聞を購読している場合も、販売店やWebサイトなどから一時停止の手続きを済ませておきましょう。

 

<戸締まりを強化する>

玄関や勝手口、すべての窓の鍵を確認しておきましょう。窓からの侵入に備えるなら、補助錠や防犯フィルムなどを取り入れて、防犯性を高める方法もあります。普段あまり開け閉めしない窓は施錠を忘れやすいため、出発前に家中を確認することが大切です。

 

<タイマー付き照明を利用する>

夜になっても毎日室内が真っ暗な状態が続くと、不在だと気付かれる可能性があります。タイマー付き照明を利用して、夜間の一定時間だけ照明がつくように設定しておきましょう。


■【衛生面の対策】カビや悪臭、虫の発生を防ぐ方法

長期間留守にすると、室内の湿気やゴミなどが原因でカビや悪臭が発生することがあります。気持ちよく帰宅できるよう、出発前に室内をきれいにしておきましょう。

 

<冷蔵庫の中身を整理しておく>

長期間家を空ける場合、帰宅までに冷蔵庫に残した食品が賞味期限や消費期限を迎えてしまうことがあります。帰宅までに期限が切れる食品や傷みやすいものは、できるだけ食べきるか処分しておきましょう。

 

<ゴミを片付ける>

留守中にゴミを置いたままにすると、悪臭や害虫が発生する原因になります。とくに生ゴミは残さないようにしましょう。

出発日から逆算して可燃ゴミや資源ゴミの収集日を確認し、計画的に処分しておくことが大切です。どうしても生ゴミが残ってしまう場合は、密封できる袋に入れて冷凍しておく方法もあります。

 

<封水対策をしておく>

排水口には、下水からのニオイや虫が室内へ上がってこないよう「封水」と呼ばれる水がたまっています。長期間水を流さないと封水が蒸発し、悪臭や害虫の侵入につながることがあります。出発前に排水口を掃除して水を入れ、ふたをして蒸発を防ぎましょう。

 

<換気をする>

留守中は窓を閉め切るため、室内に湿気やニオイがこもりやすくなります。24時間換気システムが設置されている住宅では、稼働させたままにしておきましょう。室内のドアやクローゼットの扉を少し開けておけば、湿気がこもるのを防ぎやすくなります。


■【安全面の対策】火災やガス漏れ・水漏れを防ぐ方法

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誰もいない家で火災や水漏れが起きると、発見が遅れて被害が広がる可能性があります。安心して家を空けるためにも、出発前に家電やガス、水道を確認しておきましょう。

 

<不要な家電のプラグを抜く>

コンセントとプラグの間にホコリがたまり、湿気を含むとトラッキング現象によって発火することがあります。テレビや電子レンジ、パソコンなど、不在時に使用しない家電のプラグは抜いておくと安心です。冷蔵庫など不在中も稼働させるものについては、プラグ周辺のホコリを乾いた布できれいにしておきましょう。

 

<ガスの元栓を閉める>

最近のガス栓は、ガス漏れが起きないように安全機能が備わっています。しかし、万が一のトラブルが起こる可能性はゼロではありません。家を長期間空ける際は、必ず元栓を閉めておきましょう。

 

<水道の止水栓を閉める>

不在中に地震などが起こり、洗濯機の給水ホースが外れると、水漏れにつながる可能性があります。集合住宅で階下の部屋まで水浸しになれば、損害賠償に発展する恐れがあります。

蛇口をしっかり閉めるのはもちろん、長期不在になる場合は止水栓を閉めることも検討しましょう。


■電気・ガス・水道は解約した方がいい?

電気やガス、水道は、全く使わなくても毎月基本料金がかかります。数ヵ月間家を空ける場合、「いったん解約したほうが節約になるのでは?」と考える方も多いでしょう。しかし、使用停止の手続きをしてしまうと、家に帰った際に使用開始の手続きが必要です。

特にガスは、開栓作業に立ち会いが必要になる場合があります。冷蔵庫や24時間換気、タイマー照明などを使用する場合は、不在中も電気が必要です。

不在期間や使用する設備、基本料金、再開時の手間などを考慮して、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。


■家を空ける前に済ませるべき連絡

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長期間家を留守にする場合は、管理会社などへの連絡が必要になることもあります。出発直前に慌てないよう、早めに連絡しておきましょう。

 

<管理会社や大家さんへの連絡>

賃貸アパートやマンションの場合、長期間不在にするときは管理会社や大家さんへの連絡が必要になることがあります。賃貸契約書を確認し、必要であれば不在期間や緊急連絡先を伝えておきましょう。

 

<ご近所や家族に伝えておく>

日頃からお付き合いのある信頼できるご近所の方に留守にすることを伝えておけば、不審者を見かけた際などに気にかけてもらいやすくなります。家を空ける期間が長い場合は、家族など信頼できる人に合鍵を預け、定期的に家の様子を確認してもらったり、換気や通水をお願いしたりするのもおすすめです。

 

<定期配達の休止手続きをしておく>

つい忘れがちなのが、定期配達サービスです。ウォーターサーバーの水や、ECサイトの定期購入サービスなどを利用している場合、配送予定日を確認しておきましょう。不在中に玄関前へ荷物が置かれたままになると、長期間留守にしていることを周囲に知らせる原因になってしまいます。マイページなどから配送日の変更や休止手続きを済ませておきましょう。


■家を出発するときに最終確認するポイント

しっかり準備をしたつもりが、出発当日は慌ただしくなり、大事な確認を忘れてしまうこともあります。最後に、家を出る直前にチェックしておきたいポイントを確認しましょう。

 

◎鍵の閉め忘れはないか

出発前には、玄関だけでなく家中の戸締まりを確認します。窓や勝手口など、外から侵入できる場所がすべて施錠されているかチェックしましょう。

 

◎ガスの元栓や水道の止水栓は閉めたか

不在中の予期せぬガス漏れや水漏れを防ぐため、ガスの元栓や蛇口が閉まっているか確認しましょう。長期間留守にするなら、水道メーター近くの止水栓も閉めておくと安心です。

ただし、水道は出発直前まで使うことが多いため注意が必要です。「最後にトイレを使ってから」と後回しにすると忘れてしまうこともあるため、出発前にもう一度確認することを忘れないようにしておきましょう。

 

◎家電のコンセントを抜く

留守中に使用しない家電のプラグは抜いておくと安心です。ドライヤーや電子レンジなど、当日の朝まで使う家電は忘れやすいため注意しましょう。

 

◎洗濯物の取り込み忘れがないか

ベランダや庭に洗濯物が干しっぱなしになっていないか確認しましょう。洗濯物が何日も干したままになっていると、長期間不在にしていることを外から判断される原因になります。出発前にベランダや物干しスペースを確認しておくと安心です。


■まとめ

長期間家を空ける際は防犯だけでなく、カビや悪臭、火災、水漏れなどにも備えておくことが大切です。郵便物や定期配達の停止、冷蔵庫の整理、計画的なゴミ出しなどやるべきことは多いため、必要な作業をリスト化してできることから早めに済ませておきましょう。事前にしっかり準備しておけば、安心して出発できます。